2021.3.8 Billboard CHART(NiziU、神聖かまってちゃん)

・今週のビルボードチャートはこちら。

 1位はKis-My-Ft2「Luv Bias」。曲の感想は昨日のうたコン記事で書きました。チャート指標もフィジカル中心のジャニーズ系らしい数字で、特記事項はありません。ちなみにYoutubeでは約2分の短縮ver.ですが、チャートには一応反映されています。

 優里「ドライフラワー」が2月中旬から突如短縮ver.のみの公開になりました。文春のスキャンダルが影響しているものと思われますが、他の楽曲に関しては相変わらずフルver,公開とのこと。正確な理由が気になるところです。

 CD発売のタイミングでOfficial髭男dism「Universe」が4位にランクイン。配信開始した1月時点で聴いて感想を書いて記事にしましたが、本当に素晴らしい楽曲です。ロングセラーが期待できそうです。

 Hot20は秋元康×ソニー×声優のグループ・22/7の7thシングル「僕が持ってるものなら」が8位登場。指標はCD売上が8割近くを占めています。綺麗な歌声で聴かせる3拍子バラードですが、楽曲的に目新しいという印象はありません。グループの特性を知っているとより詳しく楽しめると思いますが、個人的にはほとんど今知った段階なので、細かく書くのはまた次作以降にします。

・NiziU「Poppin’ Shakin’」


 CDシングルは「Take a picture」と両A面で4月7日発売、YoutubeにはまだPVがアップされていませんが、おそらくCD発売までの期間も上位には入り続けると思われるので早めに。と言いつつも彼女たちは振付なども見たいので、楽曲についてだけ書くのは若干難しい面がありますけどね…。

 楽曲はKARAやTWICEを経て現在まで続くK-POP女性ダンサーの系譜。サウンドと、コーラスという名のかけ合いが大変テンポ良く決まる爽快感抜群の内容です。一番のポイントは一般的に考えると可愛い振り付けになるのかもしれませんが、サウンドだけ聴いても迫力抜群。特にラストサビのカウンターコーラスが見事に決まってます。少女時代「GENIE」の、テヨンが歌ってたラストパートが例えとして分かりやすいでしょうか。デビューまでに要求される事が非常に多かったはずなので、これくらい出来るのは当然のことなのかもしれませんが、多くいる日本のボーカルグループと比べるとやはり”凄い”という言葉が自然と出てきます。昨日のうたコンを見た時にも思いましたが、やはり迫力のある声を出せるダンス&ボーカルグループがもっと出て来て欲しいですし、もっと注目されるべきだと強く思うところです。

・神聖かまってちゃん「僕の戦争」


 今週23位にランクインした神聖かまってちゃんの新曲は、アニメ『進撃の巨人 The Final Season』OPテーマ。こちらもアニメのOP映像のみでPVはアップされていないようなので、楽曲そのものの印象を書きます。結論を言うと、純粋にとてつもなくカッコ良い音楽。これが一番最初に聴いた時の素直な感想です。歌詞は後半以外ほぼ英語で、すぐに頭の中に意味が入ってきたわけではないのですが、体に浴びる音のシャワーはとてつもなくパワーがあって、思わず圧倒されそうになりました。

 神聖かまってちゃんも衝撃的な作品で旋風を起こしたのが2010年なので、気がつけば活動期間はかなり長くなっています。その理由は2年前のビバラロックを見に行った時に納得。ステージそのものは暴れまくっている内容でしたが、の子さんを見てると知性と裏での礼儀正しさが相当あるようにも感じました。おそらくその姿勢が、近年のアニメタイアップなど仕事が途切れない理由になっているのではないかと思います。そういえば、大森靖子やtofubeatsとのコラボでも生き方のカッコ良さを強く感じさせたものでした…。

 

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