…というわけで、タイトル通り作ってみました。前編と後編に分けて公開します。前編で30位~11位まで、明日更新する後編でベスト10を発表します。

 この企画も、自分なりにいくつかルールを決めています。

  1. 例のごとく、1アーティスト1ステージ
  2. メドレーは1ステージと考える
  3. 曲目は最初に発売されて3年以内の歌唱を対象

 ですので石川さゆり「天城越え」などの1999年以前に発売された曲は全て選定外、メドレーでも過去曲もしくは2回目に歌う曲が入っている場合は選定外とします。例えば2016年以降の嵐は新曲が入っていても過去曲が必ず混じるので、選定外になりますね。MISIAもこのルールに従うとほとんど選定外という形になります。あくまで2000年~2020年、その年にヒットした曲の紅白のステージのベストを決めるという観点で決めてます。楽曲の好みや完成度だけではなく、ステージ演出・歌唱・当時のヒット性・本番後の話題性など、色々なことを考慮しながら決めました。紅白マニアが決めたベストステージ、と標榜するのは簡単ですが、あくまで自分の基準内なので、このランキングをもって絶対的な指標とするつもりはありません。その点くれぐれもご了承ください。

 それでは前編は一気に。まずは30位から21位まで発表します。

 

30位 関ジャニ∞「前向きスクリーム!」(2015年・第66回)

29位 平井堅「瞳をとじて」(2004年・第55回)

28位 TOKIO「宙船」(2006年・第57回)

27位 アンジェラ・アキ「HOME」(2006年・第57回)

26位 King Gnu「白日」(2019年・第70回)

25位 Superfly「Beautiful」(2015年・第66回)

24位 BEGIN「島人ぬ宝」(2002年・第53回)

23位 ゴールデンボンバー「女々しくて」(2012年・第63回)

22位 乃木坂46「帰り道は遠回りしたくなる」(2018年・第69回)

21位 YOASOBI「夜に駆ける」(2020年・第71回)

 

 関ジャニ∞は紅白出場歌手だけでなく、ゆるキャラも大集合して賑やかなヒット曲を歌う内容でした。3回も紅白で歌うことになったのはやや予想外でしたが…。平井堅はその年オリコンCDセールス年間1位を獲得した映画主題歌。J-POPでトリ前という曲順は、当時でも結構な大抜擢。「宙船」は長瀬さんの歌声が特に格好良かったです。

 アンジェラ・アキのステージは、物議を醸しまくったDJ OZMAの直後。空気をガラリと変える弾き語りの熱唱は、年明けのさだまさしさんも大絶賛していました。King Gnuもやや低調だったその年の雰囲気をガラリと変えるステージ。Superflyは縛り無しのベストなら「愛をこめて花束を」の第68回を選びますが、初歌唱がリリース9年後なので…。「島人ぬ宝」はリアルタイムより後々になって素晴らしさの度合いが増していったステージ。ちなみに「涙そうそう」は1998年発表なので、ランク外にしました。

 「女々しくて」は4回歌っていて、縛り無しなら少なくとも3つはTOP100に入ると思います(個人的には翌年の偽者の体操→タライ落としが大傑作)。初回は観客席全員が樽美酒研二のお面を被るという内容でした。乃木坂46は楽曲の素晴らしさに西野七瀬卒業にサプライズでバナナマンが駆けつけるというドラマ性が加わって、大変感動的な内容。YOASOBIは記憶に新しいテレビ初出演ステージで、ロケーションが特に高ポイントでした。

 20位以降は1組ずつ、11位まで短めに感想を書いていきます。

20位 嵐「New Year’s Ever Medley 2013」(2013年・第64回)


 トリ前で「Endless Game」「Breathless」を歌ったステージを選びました。本当は翌年「GUTS!」を歌った初トリが一番好きなのですが、ここはもう1曲が14年前の曲だったので外しました。映像と振り付けのコラボレーションは、紅白だとPerfumeより嵐の方が先にやっています。

19位 Perfume「Pick Me Up」(2015年・第66回)


 Perfumeの演出が実験化したのは「Spring of Life」の2012年以降だと思いますが、どの角度から見ても一番衝撃を受けたのは「Pick Me Up」を歌った2015年ではないかと思っています。

18位 さだまさし「遙かなるクリスマス~紅白歌合戦バージョン~」(2004年・第55回)


 イラク戦争のあった2004年、反戦をひたすら訴えかけるさださんの歌声が衝撃的でした。

17位 いきものがかり「風が吹いている」(2012年・第63回)


 ロンドン五輪が行われた年のNHKテーマソングで紅組トリ。これは、自分と同じくらいの年代の歌手が初めてトリで選ばれたという意味でも思い出深いです。

16位 福山雅治「道標」(2010年・第61回)


 パシフィコ横浜からの紅白中継最初のステージ。アウトロで観客を巻き込んだ演出が非常に印象的でした。

15位 aiko「えりあし」(2003年・第54回)


 aikoさんの歌の上手さが完璧なまでに出ているステージ。審査員席の優香さんが感動で目を潤ませていたのも印象深いです。

14位 椎名林檎・宮本浩次「獣ゆく細道」(2018年・第69回)


 林檎嬢が出た紅白のステージはどれも凄いのですが、世界観の濃さは宮本さんと組んだ2018年が特に凄まじかったです。

13位 DREAMS COME TRUE「その先へ~紅白スペシャルバージョン~」(2009年・第60回)


 「MIDDLE OF NOWHERE」とのメドレー。ドリカムが紅組トリを務めたのはこの時が初めてでした。

12位 ゆず「栄光の架橋」(2004年・第55回)


 この当時のゆずは地上波のテレビで歌うことが滅多に無かった時期。それだけも価値高かったですが、ピアノ演奏・松任谷正隆、そしてアテネ五輪体操団体日本代表に中継を実況した刈屋富士雄アナウンサーまで呼んだのもポイントが高いです。紅白と五輪の距離が、一気に縮まったステージでもありました。

11位 三浦大知「三浦大知 紅白スペシャル」(2017年・第68回)


 「Cry & Fight」「EXCITE」の歌唱もそうですが、ピックアップしたいのはやはり2曲の間のサイレントダンス。あのパフォーマンスが出来る人は、今後も表れないような気がしますね。

 

 選びたいステージは他にも多数あって、迷いました。10位以降は明日発表します。楽しみにしてください。