昨日ももいろクローバーZの新しいアルバム『田中将大』収録曲について少し書いたので、今回はそれの紅白絡みのエピソードを一つ。

・2013年は東北楽天ゴールデンイーグルス日本一の年

 第64回の紅白は2013年、東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設9年目で悲願の日本一を達成した年になります。雨中の中胴上げ投手になった田中将大投手の勇姿は21世紀のプロ野球史に残る名場面ですが、この年のマーくんはとてつもない大活躍でした。28試合に登板して、なんと24勝0敗、防御率1.27。シーズン24勝は平成でただ一人、勝率10割でシーズンを終えたのは10勝以上だと2人しか記録がありません。防御率1.27という記録も、2年前に自身が記録していますが、それより前だと1970年以来の数字。この年の楽天は貯金23を記録しましたが、単純に彼がいなければ借金1で優勝など全くあり得ない状況です。とにかく彼が先発すれば絶対にチームが勝つという、まさに神がかりとも言える大活躍でした。

・田中将大選手と紅白歌合戦

 そんなマーくんが紅白に初登場したのは、ももクロが初出場する前の2010年・第61回。「あとひとつ」がジャケットに起用された縁で、FUNKY MONKEY BABYSの応援で登場しました。翌年の第62回はゲスト審査員。2013年が凄すぎて霞みますが、この年も震災の余波さめやらぬ中でシーズン19勝、沢村賞受賞の活躍でした。今回名言集として紹介した第64回もゲスト審査員、さらに大リーグデビューした翌年も、登場曲「My Dear Fellow」を歌うももクロの応援でウラトーク席から登場するという具合です。通算4回出演、これはももクロの出場回数より多く、彼女たちの前で1回多く出ていると自慢していたというエピソードもあります。

・2013年のももいろクローバーZの紅白

 ステージで歌ったのはこの年発表した「GOUNN」と、2012年にマーくんが登場曲として使用した定番曲「走れ!」。金色の衣装を身にまとったステージから早替えして、審査員席に移動して歌って最後はマーくんを囲んで”ゼーット!”と決めポーズする内容でした。今回取り上げたのは、その際に百田夏菜子さんが残した言葉になります。一緒に笑顔になりながら、明らかに照れた表情を見せるマーくんが面白かったです。ちなみに曲紹介では、ももクロカラーに染め上げられた練習用グローブも披露していました。

 歌以外でも、香西かおりが歌っているバックで踊ったり、aikoの曲紹介でどさくさに紛れて登場するなどしっかり爪痕を残した内容でした。この当時は正直、次の年までで連続出場が途切れるとは全く思っていなかったです。ちなみに翌年は有安杏果さんがインフルエンザで出られなかったので、5人での紅白出場もこれがラストになりました。

・その後

 田中選手の紅白出演は翌2014年が最後ですが、2017年から恒例になったももいろ歌合戦にはやはり4年連続出演しているようです。そのうち本家とのコラボレーションもどこかのタイミングで実現するかもしれないとは考えていますが、どうなるでしょうか…。