歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第60回・2009年その4)

演奏時間&構成表 4(第60回・2009年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
37(紅17)
紅後半6
Butterfly木村カエラ2分36秒
冒頭+1コーラス+ラスト
4分16秒
冒頭+2コーラス+ラスト
38(白17)
白後半6
チャンピオンアリス3分53秒
2コーラス半
4分10秒
2コーラス半
39(紅18)
紅後半7
流れ星中島美嘉2分32秒
冒頭+1コーラス
6分4秒
冒頭+2コーラス+サビ
40(白18)
白後半7
逢いたいゆず3分5秒
2コーラス
5分0秒
2コーラス半
41(紅19)
紅後半8
手紙 ~拝啓 十五の君へ~アンジェラ・アキ3分39秒
1コーラス半+ラスト
5分15秒
2コーラス半+ラスト
42(白19)
白後半8
マイ・ウェイ布施 明3分20秒
1コーラス+サビ
4分8秒
2コーラス+サビ
43(紅20)
紅後半9
万葉恋歌 あぁ、君待つと小林幸子2分57秒
1コーラス
5分30秒
1コーラス半
44(白20)
白後半9
はつ恋福山雅治3分13秒
1コーラス半
5分10秒
2コーラス半
45(紅21)
紅後半10
2009紅白KODA SPECIAL倖田來未2分39秒
2曲
Lick me♥0分55秒
冒頭+1コーラス
3分30秒
冒頭+2コーラス+サビ
It’s all Love!1分44秒
冒頭+1コーラス
4分52秒
冒頭+2コーラス半
46(白21)
白後半10
嵐×紅白 スペシャルメドレー5分0秒
4曲
A・RA・SHI0分45秒
冒頭
4分27秒
冒頭+1コーラス半+サビ2
Love so sweet1分30秒
1コーラス
4分50秒
2コーラス半
Happiness0分58秒
ラストサビ
4分18秒
2コーラス+サビ
Believe1分47秒
1コーラス+サビ
4分44秒
2コーラス半
47(特2)時間よ止まれ~コバルトの空矢沢永吉4分37秒
2曲
時間よ止まれ2分19秒
2コーラス
5分22秒
3コーラス半
コバルトの空2分18秒
冒頭+2コーラス
3分44秒
冒頭+3コーラス

各ステージ・補足

 木村カエラは結婚式ソングの定番「Butterfly」、この曲はCDシングル化されていない配信でのヒット曲でした。冒頭+1コーラス+ラスト、サビ2回繰り返し。赤い糸と白い羽を歌ってから、ラストに至る歌詞構成でした。(本編レビュー

 アリスの「チャンピオン」は過去紅白で2度歌われていますが、アリスとして1曲のみのステージは初。メンバー全員還暦を迎えたということもあって、9年前よりキーを相当下げています。フルコーラス歌唱ですが間奏はほぼ省略、アウトロのライラライも少なめ。第49回の谷村さんソロと比較して、19秒短くなっています。(本編レビュー

 中島美嘉の「流れ星」は冒頭サビと1番のみで、時間も短め。これまでの年と比べてヒットは落ち着き気味でしたが、それが曲順・演奏時間双方にも表れる結果になりました。(本編レビュー

 ゆずの「逢いたい」は1番Aメロ2回目がカット。1番サビから直接Cメロに移行、そこから間奏~ラストパートまではカット無しでした。(本編レビュー

 アンジェラ・アキは「手紙~拝啓 十五の君へ~」を2年連続で歌唱。前回は朗読+ピアノ弾き語りでしたが、この年は大勢の老若男女が合唱に参加するアレンジ。なお2番からの歌唱は前回と同様でした。(本編レビュー

 布施明はこの年で紅白を勇退、フィナーレを飾る「マイ・ウェイ」でした。歌唱構成は第55回と同様、アウトロが長くなった分演奏時間は6秒増加。(本編レビュー

 小林幸子は万葉集をモチーフにした「万葉恋歌、あぁ 君待つと」。Aメロ(というより短歌2首)歌唱後、時代劇のサントラのような音楽とともにメガ幸子登場。メロディーが変わる3首目と、ラスト7首目(歌は1首目と同じ)の計4首を披露しました。きらびやかな照明メインの演出でないからこそ、凄さが際立った内容です。(本編レビュー

 16年ぶり紅白出場の福山雅治は、長崎のグラバー園からリリースされたばかりの新曲「はつ恋」を披露。前半から個別に中継出演が2度ありましたが、歌は意外にもフルコーラスではなく1コーラス半のTVサイズでした。(本編レビュー

 倖田來未は2曲メドレー、「Lick me♥」は間奏とサビ前半カットの冒頭~1番。「It’s all Love!」はmisonoとのコラボ、冒頭から1番ラストまでカット無し歌唱。2曲合わせて3分超えず、演奏時間としてはこの回もやや短めです。(本編レビュー

 デビュー10周年でが待望の初出場、番組内での扱いも大変大きいものでした。Opening SE 7秒(集計対象外)から「A・RA・SHI」冒頭ラップパート+サビ→「Love so sweet」イントロ歌唱部+1番→「Happiness」サビ→「Believe」冒頭+1番(間奏省略)+ラストサビ後半の構成で計4曲。「Love so sweet」が大ヒットした2007年辺りから既に国民的人気グループ、それに相応しい贅沢な内容でした。(本編レビュー

 矢沢永吉の特別出演は一部マスコミによる先行報道のみ、台本にも記されていなかったサプライズでした。「時間よ止まれ」は1番と2番披露ですが、1番序盤と2番Aメロの歌詞を間違えるハプニング。「コバルトの空」は1番と2番Aメロ+3番サビ1回目・3回目を歌唱。もちろん豪華メンバーを引き連れての生演奏、この出演は紅白60回で初めての試みでした。(本編レビュー

 

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