第75回(2024年)NHK紅白歌合戦特別企画発表

玉置浩二の出演が決定

 第36回(1985年)に安全地帯のボーカルとして紅白に初出場した玉置さん。ソロでは第47回(1996年)白組歌手、第71回(2020年)特別歌唱に続いて3年ぶり3回目の出演です。安全地帯としては第73回(2022年)にも出演しているので、通算では5回目。もう白組歌手より特別枠としての出演が定着しました。楽曲は「悲しみにさよなら」、初めて紅白に出演した時以来39年ぶり2回目の歌唱となります。なお今回はオーケストラの演奏とともに披露する予定、おそらくスタジオからの収録になるでしょうか。

 

米津玄師の出演が決定

 第69回(2018年)、徳島県の大塚国際美術館から披露した「Lemon」は今も心に強く残っている視聴者も多いのではないかと思われます。紅白ではその時以来6年ぶりのパフォーマンス、今回は白組歌手ではなく特別企画の出演者として登場します。なおVTRも含めると第70回(2019年)でに楽曲提供した「カイト」のインタビュー出演があるので、5年ぶりとなります。楽曲はまだ決定ではないようですが、おそらく『虎に翼』の「さよーならまたいつか!」は確定でしょう。もしかするともう1曲披露があるのかもしれません。今回も非常に楽しみです。

 

追悼 西田敏行さん

 時おり紅白歌合戦ではその年に逝去した著名人の追悼企画が組まれですが、歌手や作曲家ではなく俳優業メインの方が追悼されるのは異例のこと。とは言え下部のリンク先記事を見て頂ければ分かる通り、生前の西田さんは紅白歌合戦にも多大なる功績を残しています。代表曲「もしもピアノが弾けたなら」は第32回(1981年)・第41回(1990年)で歌唱、後者は白組司会も担当した年でした。

 出演するのはまず長年の盟友・武田鉄矢海援隊も含めて白組から5回出場、第40回では白組司会も担当しましたが、紅白で西田さんとの共演はやはり第60回(2009年)で堺正章も含めた丁々発止のやり取りが印象深いです(該当記事はこちら)。

 竹下景子は2008年から長年ラジオドラマ『新日曜名作座』で共演。紅白歌合戦の出演は第29回(1978年)の特別審査員以来46年ぶり2回目、ちょうど西田さんが白組応援団長として大活躍した回でした。

 五人会のメンバーとして長年親交を深めた田中健は紅白歌合戦初出演。西田さんとは1977年のNHK大河ドラマ『花神』で共演していますが、その前から長いつきあいになります。

 同じく松崎しげるは第28回(1977年)に「愛のメモリー」で初出場を果たしましたが、その時に応援ゲストで登場した西田さんもこの時が紅白初出演。松崎さんの大熱唱に後ろで跳び上がって喜ぶ西田さんの姿に、熱い友情を感じました。

 生前の西田さんの紅白については以下の3記事で詳細を書いています。もし良ければこの機会に是非ご覧ください。

紅白歌合戦・西田敏行の軌跡~データ&応援編~

紅白歌合戦・西田敏行の軌跡~司会&応援団長編~

紅白歌合戦・西田敏行の軌跡~ステージ編~

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