第73回(2022年)NHK紅白歌合戦曲順発表

 当ホームページでは毎年、年内ラスト更新で紅白ガイドブック(昨年版・前編後編)を作っています。ただ実際見てもらえば分かる通り、作成にはかなりの時間を要します。そこで今年は、曲順発表のタイミングでまずデータ面を中心にした記事を作成(今回の記事)、明日以降順次昨年までの形式でガイドブック記事を書いていく予定にしています。

 というわけで、本日紅白歌合戦の曲順が発表されました。

  1. 前半
    1. 白1(全体1):SixTONES「Good Luck!」(3年連続3回目)
    2. 紅1(全体2):天童よしみ「ソーラン祭り節」(26年連続27回目)
    3. 紅2(全体3):緑黄色社会「Mela!」(初出場)
    4. 白2(全体4):郷ひろみ「GO! GO! 50周年!! SPメドレー」(12年連続35回目)
    5. 白3(全体5):なにわ男子「初心LOVE」(初出場)
    6. 紅3(全体6):水森かおり「九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~」(20年連続20回目)
    7. 紅4(全体7):LE SSERAFIM「FEARLESS -Japanese ver.-」(初出場)
    8. 白4(全体8):Saucy Dog「シンデレラボーイ」(初出場)
    9. 白5(全体9):山内惠介「恋する街角~きつねダンスRemix~」(8年連続8回目)
    10. 紅5(全体10):日向坂46「キツネ」(4年連続4回目)
    11. 白6(全体11):JO1「無限大」(初出場)
    12. 紅6(全体12):milet「Fly High」(3年連続3回目)
    13. 紅7(全体13):NiziU「CLAP CLAP」(3年連続3回目)
    14. 白7(全体14):鈴木雅之「違う、そうじゃない」(3年連続5回目)
    15. 白8(全体15):BE:FIRST「Shining One」(初出場)
    16. 紅8(全体16):SEKAI NO OWARI「Habit」(4年ぶり5回目)
    17. 白9(全体17):三浦大知「燦燦」(3年ぶり4回目)
    18. 紅9(全体18):IVE「ELEVEN -Japanese ver.-」(初出場)
    19. 白10(全体19):Snow Man「ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP」(2年連続2回目)
    20. 紅10(全体20):Perfume「紅白Medley 2022」(15年連続15回目)
    21. 特別1(全体21):THE LAST ROCKSTARS「THE LAST ROCKSTARS」
    22. 紅11(全体22):Aimer「残響散歌」(初出場)
    23. 紅12(全体23):坂本冬美「お祭りマンボ~スカパラSP~」(20年連続34回目)
  2. 後半
    1. 紅13(全体24):ウタ「新時代」(初出場)
    2. 白11(全体25):King Gnu「Stardom」(3年ぶり2回目)
    3. 白12(全体26):三山ひろし「夢追い人~第6回 けん玉世界記録への道~」(8年連続8回目)
    4. 紅14(全体27):TWICE「Celebrate」(3年ぶり4回目)
    5. 特別2(全体28):ディズニースペシャルメドレー
    6. 白13(全体29):Vaundy「怪獣の花唄」(初出場)
    7. 紅15(全体30):milet×Aimer×幾田りら×Vaundy「おもかげ」(初出場)
    8. 白14(全体31):純烈「プロポーズ~白い雲のように」(5年連続5回目)
    9. 特別3(全体32):back number「アイラブユー」
    10. 紅16(全体33):乃木坂46「裸足でSummer」(8年連続8回目)
    11. 紅17(全体34):工藤静香「35周年SPメドレー」(24年ぶり9回目)
    12. 白15(全体35):King & Prince「ichiban」(5年連続5回目)
    13. 白16(全体36):Official髭男dism「Subtitle」(2年ぶり3回目)
    14. 紅18(全体37):あいみょん「ハート~君はロックを聴かない」(3年連続4回目)
    15. 特別4(全体38):加山雄三「海 その愛」
    16. 紅19(全体39):Superfly「Beautiful」(2年ぶり6回目)
    17. 白17(全体40):藤井 風「死ぬのがいいわ」(2年連続2回目)
    18. 紅20(全体41):篠原涼子「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」(28年ぶり2回目)
    19. 白18(全体42):ゆず「夏色」(8年連続13回目)
    20. 白19(全体43):関ジャニ∞「T.W.L」(11年連続11回目)
    21. 白20(全体44):星野 源「喜劇」(8年連続8回目)
    22. 特別5(全体45):氷川きよし「限界突破×サバイバー」
    23. 特別6(全体46):松任谷由実 with 荒井由実「Call me back」
    24. 白21(全体47):KinKi Kids「25th Anniversary Medley」(6年ぶり2回目)
    25. 特別7(全体48):安全地帯「I Love Youからはじめよう」
    26. 紅21(全体49):石川さゆり「天城越え」(39年連続45回目)
    27. 特別8(全体50):桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」
    28. 紅22(全体51):MISIA「希望のうた」(5年連続7回目)
    29. 白22(全体52):福山雅治「桜坂」(14年連続15回目)

前半

白1(全体1):SixTONES「Good Luck!」(3年連続3回目)

 3回目にして初のトップバッター。白組先攻・ジャニーズ事務所所属のアーティストのトップはともに第71回(2020年)のKing & Prince「I promise」以来2年ぶり。

 

紅1(全体2):天童よしみ「ソーラン祭り節」(26年連続27回目)

 27回目の出場で初のトップバッター。初トップの出場回数としては第69回(2018年)の坂本冬美「夜桜お七」(当時30回目)に次ぐ多さ。また68歳の出場は紅組最年長であると同時に、歴代トップバッター最年長。

紅2(全体3):緑黄色社会「Mela!」(初出場)

 11組いる今年の初出場歌手で最初のステージ。3番手でバンドを持ってくる曲順、2番手で攻守交代は前回のDISH//と同様。

 

白2(全体4):郷ひろみ「GO! GO! 50周年!! SPメドレー」(12年連続35回目)

 白組2番手は第69回(2018年)以来4年ぶり。第69回(2018年)以降は5回中4回が全体の4番手以内、完全に序盤の登場が定着。

 

白3(全体5):なにわ男子「初心LOVE」(初出場)

 ジャニーズ事務所所属アーティストが初出場で白組3番手を務めるのは、第39回(1988年)の男闘呼組以来34年ぶり。3番手の時点で攻守交代2回目は史上初。

 

紅3(全体6):水森かおり「九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~」(20年連続20回目)

 紅組3番手の出演は、「五能線」を歌った第56回(2005年)以来17年ぶり。

紅4(全体7):LE SSERAFIM「FEARLESS -Japanese ver.-」(初出場)

 紅組4番手での初出場は、白組4番手(全体では8番手)の曲順だった第59回(2008年)の東方神起と共通。4番手の時点で攻守交代3回目は史上初。

 

白4(全体8):Saucy Dog「シンデレラボーイ」(初出場)

 前半8組中4組が初出場、これはHey! Say! JUMPLittle Glee MonsterSHISHAMO竹原ピストルが名を連ねた第68回(2017年)以来5年ぶり。

 

白5(全体9):山内惠介「恋する街角~きつねダンスRemix~」(8年連続8回目)

 初出場以来8年連続で前半の出演、曲順も企画を除くと12番手(白組6番手)が一番遅い出番。平成以降で初出場以来前半の出演が続くのはモーニング娘。の10年、TOKIOの9年に次ぐ記録。5番手の時点で攻守交代4回目は史上初。

 

紅5(全体10):日向坂46「キツネ」(4年連続4回目)

 紅組5番手は、「君しか勝たん」を歌唱した前回と同様。

白6(全体11):JO1「無限大」(初出場)

 6番手に初出場歌手が出演するのは、第69回(2018年)の純烈あいみょん以来。

 

紅6(全体12):milet「Fly High」(3年連続3回目)

 前回の同曲歌唱時は紅組8番手。

 

紅7(全体13):NiziU「CLAP CLAP」(3年連続3回目)

 前回に続いて前半での出演。

 

白7(全体14):鈴木雅之「違う、そうじゃない」(3年連続5回目)

 前半での出演は、「夢で逢えたら」を歌唱した第71回(2020年)以来2年ぶり2回目。

白8(全体15):BE:FIRST「Shining One」(初出場)

 白組前半トリ2つ前での初出場歌手は、前回の上白石萌音と同様。白組だと「白日」を歌った第70回(2019年)のKing Gnu以来3年ぶり。

 

紅8(全体16):SEKAI NO OWARI「Habit」(4年ぶり5回目)

 白組から紅組に鞍替えして前半の出演は、「恋音と雨空」を歌った第64回・第66回のAAAと同様。

 

白9(全体17):三浦大知「燦燦」(3年ぶり4回目)

 全体の17番手は、初出場した第68回(2017年)の18番手とほぼ同様。連続テレビ小説主題歌が前半で歌われるのは、第63回(2012年)・『純と愛』のHY「いちばん近くに」以来10年ぶり。

 

紅9(全体18):IVE「ELEVEN -Japanese ver.-」(初出場)

 三浦大知とK-POPアイドルの対決は、第68回(2017年)のTWICE以来。

 

白10(全体19):Snow Man「ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP」(2年連続2回目)

 白組前半トリ。初出場以来2年連続で前半トリは史上初。

 

紅10(全体20):Perfume「紅白Medley 2022」(15年連続15回目)

 15回目の出場で初となる前半での歌唱。平成以降の初出場歌手における後半歌唱は氷川きよしが15年連続で最長だったものの、惜しくも及ばず。

特別1(全体21):THE LAST ROCKSTARS「THE LAST ROCKSTARS」

 ユニットの前身とも言える第69回(2018年)出場のYOSHIKI feat. HYDEは白組前半トリ前、結果的にはそれに似た曲順。

 

紅11(全体22):Aimer「残響散歌」(初出場)

 初出場で紅組前半トリ前は、第69回(2018年)のYOSHIKI feat. サラ・ブライトマン以来4年ぶり。初出演者に限定すると、第57回(2006年)のBONNIE PINK以来16年ぶり。

 

紅12(全体23):坂本冬美「お祭りマンボ~スカパラSP~」(20年連続34回目)

 紅組前半トリは第64回(2013年)以来9年ぶり4回目、前半大トリは「夜桜お七~大晦日スペシャル~」を歌った第58回(2007年)以来15年ぶり。美空ひばりの曲で前半を締めるのは、第66回(2015年)の天童よしみ以来7年ぶり。前半は紅組12・白組10、組数が揃わない年は過去にあるものの、片方の組がラスト3ステージを占めるのは史上初。

後半

紅13(全体24):ウタ「新時代」(初出場)

 初出場の紅組歌手が後半トップは「Make you happy」を歌ったNiziU以来2年ぶり。中田ヤスタカ提供曲で後半トップは「ポリリズム」を歌ったPerfume以来14年ぶり。

 

白11(全体25):King Gnu「Stardom」(3年ぶり2回目)

 NHKのスポーツ中継で後半トップは、第70回(2019年)のLittle Glee Monster「ECHO」(ラグビーワールドカップ)以来3年ぶり。バンドスタイルの後半トップは、「じょいふる」を歌った第69回(2018年)のいきものがかり以来4年ぶり。

 

白12(全体26):三山ひろし「夢追い人~第6回 けん玉世界記録への道~」(8年連続8回目)

 白組後半2番手の曲順は前回と同様。第69回以降は後半での挑戦が恒例。

 

紅14(全体27):TWICE「Celebrate」(3年ぶり4回目)

 復帰組の後半2番手は、第59回(2008年)のSPEED以来14年ぶり。

 

特別2(全体28):ディズニースペシャルメドレー

 ディズニーの企画ステージが後半に組まれるのは、第66回(2015年)以来7年ぶり2回目。

白13(全体29):Vaundy「怪獣の花唄」(初出場)

 出場歌手発表初日に紹介された初出場歌手では最後の出演。

 

紅15(全体30):milet×Aimer×幾田りら×Vaundy「おもかげ」(初出場)

 Vaundyは前ステージから続けて出演、これは白組紅組両方から連続してステージに出演した第69回(2018年)のYOSHIKIと同様

 

白14(全体31):純烈「プロポーズ~白い雲のように」(5年連続5回目)

 5回目の出場で初の後半出演。

 

特別3(全体32):back number「アイラブユー」

 対戦カード的には純烈乃木坂46を挟む形。

紅16(全体33):乃木坂46「裸足でSummer」(8年連続8回目)

 21時以降のステージのため、15歳の小川彩は過去の岩本蓮加・筒井あやめ他同様オープニングのみ出演。

 

紅17(全体34):工藤静香「35周年SPメドレー」(24年ぶり9回目)

 後半での出演は、「Blue Rose」を歌った第45回(1994年)以来28年ぶり。

 

白15(全体35):King & Prince「ichiban」(5年連続5回目)

 過去一番遅かった曲順は白組後半3番手、今回は白組後半5番手でもっとも遅い曲順。

 

白16(全体36):Official髭男dism「Subtitle」(2年ぶり3回目)

 企画ステージを含めると後半13番手、「I LOVE…」を歌った2年前は同様に後半11番手なので、比較的それに近い時間帯での歌唱になると思われます。

 

紅18(全体37):あいみょん「ハート~君はロックを聴かない」(3年連続4回目)

 前回は星野源の録画明けでステージ生演奏、今回もOfficial髭男dismの出演スタイルによっては同様の形式になると考えられます。

 

特別4(全体38):加山雄三「海 その愛」

 プログラムとしては後半29ステージ中15ステージ目、これは白組司会を務めた第38回(1987年)で同曲を歌った時に比較的近い曲順(当時は白組20組中9組目)。

紅19(全体39):Superfly「Beautiful」(2年ぶり6回目)

 第66回(2015年)に全員合唱「花は咲く」明けで歌った時と同様、今回も企画ステージ明けで歌う形。紅組後半7番手の曲順もほぼ同様(当時は紅組後半6番手)。

 

白17(全体40):藤井 風「死ぬのがいいわ」(2年連続2回目)

 前回は企画ステージ(ドラクエ鬼滅エヴァは1つと見做す)を含めて14番目の出演。今回は17番目、多少遅くなる可能性がありそう。

 

紅20(全体41):篠原涼子「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」(28年ぶり2回目)

 28年前の初出場は紅組前半2番手。当時とは大きく異なる曲順。なおこのステージが、紅組トリ2つ前。

 

白18(全体42):ゆず「夏色」(8年連続13回目)

 対戦相手は篠原涼子。ここから企画を挟んで、史上初となる白組のステージ4連続。

 

白19(全体43):関ジャニ∞「T.W.L」(11年連続11回目)

 自身の曲の直後に提供曲が組まれるのは、おそらく史上初(当日はゆずとのコラボステージも決定)。白組トリ3つ前、これは彼らの紅白出場史上一番遅い曲順。

 

白20(全体44):星野 源「喜劇」(8年連続8回目)

 白組トリ2つ前の曲順は、「うちで踊ろう(大晦日)」を歌った第71回(2020年)と同様。

特別5(全体45):氷川きよし「限界突破×サバイバー」

 紅組白組各2組ずつ残した状態で、特別ステージが4つ組まれるのは史上初。「限界突破×サバイバー」は過去2回とも白組トリ前、今回はそれより早い曲順。

 

特別6(全体46):松任谷由実 with 荒井由実「Call me back」

 トリ前のステージ直前で歌う曲順は、「ノーサイド」を歌った第70回(2019年)特別出演時と同様。

 

白21(全体47):KinKi Kids「25th Anniversary Medley」(6年ぶり2回目)

 白組トリ前。復帰組のトリ前歌唱は、第69回(2018年)のMISIA以来4年ぶり。

 

特別7(全体48):安全地帯「I Love Youからはじめよう」

 第71回(2020年)の玉置浩二特別出演時は両組トリ前、今回はそれよりも若干早い曲順。

 

紅21(全体49):石川さゆり「天城越え」(39年連続45回目)

 前回に続いて紅組トリ前の曲順、通算では6回目で歴代5位。

 

特別8(全体50):桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」

 第68回(2017年)の桑田佳祐特別出演時は両組トリ前、今回も同様の曲順。

紅22(全体51):MISIA「希望のうた」(5年連続7回目)

 4年連続トリは、美空ひばりの10年連続に次いで歴代2位(SMAPとタイ)。先攻トリは第70回(2019年)以来3年ぶり。

 

白22(全体52):福山雅治「桜坂」(14年連続15回目)

 初の大トリ。3年連続白組トリは、森進一五木ひろしに並ぶ歴代2位タイ(1位はSMAP)。

 

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