第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。
演奏時間&構成表 3(第62回・2011年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 | フル再生時間 構成 |
24(紅13) 紅後半1 | KARA 2011スペシャルメドレー | KARA | 3分8秒 2曲 | |
ジェットコースターラブ | 1分29秒 1コーラス | 3分41秒 2コーラス半 | ||
ミスター | 1分39秒 1コーラス+サビ | 3分12秒 2コーラス半 | ||
25(白13) 白後半1 | 時代 | 德永英明 | 2分37秒 冒頭+1コーラス+サビ | 4分35秒 冒頭+2コーラス+サビ |
26(紅14) 紅後半2 | レーザービーム | Perfume | 2分15秒 冒頭+1コーラス+サビ | 3分31秒 冒頭+2コーラス+サビ |
27(白14) 白後半2 | 見上げた流星 | TOKIO | 2分16秒 1コーラス | 5分2秒 2コーラス+サビ |
28(紅15) 紅後半3 | GENIE | 少女時代 | 3分27秒 2コーラス+サビ | 3分42秒 2コーラス+サビ |
29(白15) 白後半3 | Go Smile Japan!! | 郷ひろみ | 3分29秒 2曲 | |
笑顔にカンパイ! | 1分25秒 1コーラス | 3分47秒 1コーラス半 | ||
2億4千万の瞳 ~エキゾチック・ジャパン~ | 1分58秒 1コーラス | 4分4秒 2コーラス | ||
30(紅16) 紅後半4 | 恋のスーパーボール | aiko | 2分47秒 1コーラス半 | 4分33秒 2コーラス半 |
31(白16) 白後半4 | Hey 和 | ゆず | 3分2秒 1コーラス半 | 5分25秒 2コーラス半 |
32(紅17) 紅後半5 | 愛を止めないで | 倖田來未 | 2分20秒 冒頭+1コーラス | 5分28秒 2コーラス+サビ |
33(白17) 白後半5 | Why? (Keep Your Head Down) | 東方神起 | 3分7秒 冒頭+1コーラス半 | 4分0秒 冒頭+2コーラス半 |
34(企2) | ふるさと | 嵐 | 4分1秒 2コーラス | 4分41秒 2コーラス+サビ |
35(紅18) 紅後半6 | おひさま~大切なあなたへ | 平原綾香 | 2分24秒 1コーラス半 | 5分4秒 2コーラス半 |
36(白18) 白後半6 | 北国の春 | 千 昌夫 | 2分40秒 2コーラス | 4分4秒 3コーラス |
各ステージ・補足
後半戦トップバッターは、この年大きな話題を呼んだK-POPガールズグループKARA。「ジェットコースターラブ」1コーラスと、「ミスター」1コーラス+ラストサビの構成でした。(本編レビュー)
德永英明の「時代」はイントロ無しの歌い出し。冒頭・1番・サビ歌唱ですが、締めの繰り返しがカットされています。(本編レビュー)
Perfumeは「レーザービーム」を冒頭+1コーラス半。目立ったカット箇所はアウトロ後半くらいでしたが、元々が長くないこともあって演奏時間はかなりの短尺でした。(本編レビュー)
TOKIOはバラードの「見上げた流星」を歌唱。1番の歌唱に最後のフレーズが加わるのみであっという間です。2年前くらいから、彼らの場合はほとんどステージより歌前トークが本番という勢いになっていました。(本編レビュー)
少女時代はメドレーではなく「GENIE」。歌い出しまでの効果音パートが原曲19秒に対して11秒、ただカットされた箇所はそこだけでほぼ完全フルコーラスでした。(本編レビュー)
郷ひろみは2曲メドレー、「笑顔にカンパイ!!」はAメロ2回目カットの1コーラス。歌い終わりの余韻が13秒ほど、1曲の演奏時間はこれも含めることとします。繋ぎを経て「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~」は冒頭の億千万コールが少し短めの1コーラス。56歳とは全く思えないステージでしたが、10年以上経った2020年代でもほぼ変わっていない現実はそれ以上です。(本編レビュー)
aiko「恋のスーパーボール」は原曲よりやや短いイントロ、アウトロも短め。歌は目立ったカット箇所なく1コーラス半でした。(本編レビュー)
ゆずの「Hey和」もイントロは原曲よりやや短め。歌は1回目サビ後とラストサビ前のAメロをカット、間奏はオールカットでした。(本編レビュー)
倖田來未はイントロ無しで1番サビ前半+ラストフレーズから歌唱、そのまま冒頭~1番の歌詞に入ります。もう1度再び歌うサビは1番、アカペラ状態になってそのまま終了。2分20秒の短いステージでした。(本編レビュー)
雷のSEから始まる東方神起「Why? (Keep Your Head Down)」はオープニングが原曲にないダンスパフォーマンス。本来のイントロが鳴り出すまで43秒かかっています。1番歌唱後はラップパート2回目からエンディングまで至る構成ですが、2フレーズあるラストは1フレーズ目中盤から2フレーズ目最後に短縮。やや急転直下感のある終わり方でした。(本編レビュー)
前回にもあった嵐の「ふるさと」は東日本大震災を受けて2年連続、メンバーのスピーチで2分近く使う構成は第61回と同様でした。櫻井翔のピアノ演奏から入る編曲と2番の歌詞が新たに加わっていますが、この紅白で歌った2番は後年に嵐のアルバムに収録される歌詞とは大きく異なる内容です。(本編レビュー)
平原綾香は連続テレビ小説『おひさま』主題歌の「おひさま~大切なあなたへ」を歌唱、紅組司会の井上真央を筆頭に出演者6名が見守るステージでした。1番サビが前半1回目+後半2回目に短縮、ラストサビも2回目のみの歌唱。Cメロ含めた1コーラス半ですが、思った以上にカットが多く短い演奏時間です。(本編レビュー)
千昌夫は紅白で22年ぶりの「北国の春」。1番と3番の歌唱は、往年と全く同じです。ただイントロ冒頭や間奏など細かくカットされることが多かったヒット当時と異なり、この年は演奏で目立ったカットは無し。間奏こそ原曲より若干短くなっていますが、アウトロで若干引き伸ばしあり。したがって演奏時間は6回の歌唱で一番長めでした。(本編レビュー)
コメント