演奏時間&構成表 3(第52回・2001年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 |
フル再生時間 構成 |
28(白14) 白後半1 |
ひとり | ゴスペラーズ | 3分7秒 2コーラス半 |
3分37秒 2コーラス半 |
29(紅14) 紅後半1 |
Dearest | 浜崎あゆみ | 3分17秒 1コーラス+サビ2 |
5分28秒 2コーラス+サビ2 |
30(白15) 白後半2 |
ANOTHER WORLD | Gackt | 2分59秒 2コーラス半 |
3分11秒 2コーラス半 |
31(紅15) 紅後半2 |
夢の涯て~子午線の夢~ | 小林幸子 | 3分17秒 1コーラス半 |
4分36秒 2コーラス半 |
32(白16) 白後半3 |
明日があるさ 新世紀スペシャル |
ウルフルズ Re:Japan |
6分5秒 11コーラス |
|
ウルフルズ | 2分41秒 5コーラス |
3分45秒 6コーラス |
||
Re:Japan | 3分24秒 5コーラス |
6分13秒 12コーラス |
||
33(紅16) 紅後半3 |
Best Friend | Kiroro | 2分59秒 2コーラス |
4分40秒 2コーラス半 |
34(白17) 白後半4 |
大井追っかけ音次郎 | 氷川きよし | 2分48秒 2コーラス |
4分54秒 3コーラス |
35(紅17) 紅後半4 |
感謝状~母へのメッセージ~ | 島津亜矢 | 2分57秒 1コーラス+サビ |
5分35秒 2コーラス+サビ |
36(企2) | ワールドカップ ウェルカムショー |
4分8秒 | ||
37(白18) 白後半5 |
この世界のどこかに | 郷ひろみ | 3分16秒 冒頭+1コーラス半 |
4分48秒 2コーラス半 |
38(紅18) 紅後半5 |
Say the word | 安室奈美恵 | 3分3秒 2コーラス半+ラスト |
3分58秒 2コーラス半+ラスト |
各ステージ・補足
ゴスペラーズはコーラスグループとして久々の紅白出場、アカペラで「ひとり」を熱唱。第2部ニュース明けの静寂から直接歌に入る演出でした。2番Aメロ2回目がカットされていますが、それ以外はフルで歌唱。(ステージレビュー→紅白歌合戦・ゴスペラーズの軌跡)
浜崎あゆみの「Dearest」は本来のアレンジではなくAcoustic Piano Versionで披露、紅白歌合戦以外でも年末この編曲で演奏された番組はいくつかありました。1コーラスとラストサビをじっくり歌唱、客席からの声援も多めです。
Gacktは歌唱前、メッセージとともに映像演出もあるという凝った演出でした。歌はサポートメンバーも加わるロック色強めのステージ、特効演出2回ありで迫力あります。元々が短いこともあって、なんと初出場でありながら完全フルコーラスでした。
小林幸子は前回で豪華衣装ラストでしたが、この回も演出は相変わらず独自路線。幸子さんメイクのダンサー20名が本人を盛り上げるステージ、つまり機械メインから人力メインに変わったということです。衣装そのものは相変わらず派手で、歌以外の演奏が差し替えられているのも同様でした。ただ歌は1コーラスが長いため、1コーラス半構成になっています。
コマーシャルからドラマ化までされて話題になった坂本九の名曲「明日があるさ」、紅白ではウルフルズとRe:Japanの2組合同という豪華共演になりました。前者は間奏完全カットで一旦5番まで、後者はソロパート変更の上で1番・2番・5番・7番・11番の5コーラス(=坂本九の原曲と同様)。最後は両方の音源に収録されているラストの歌詞で2組一緒にコラボ、”明日”を”来年”に差し替えてのエンディングでした。(ステージレビュー→紅白歌合戦・バンド歌手の歴史)
Kiroroは連続テレビ小説『ちゅらさん』の主題歌としてヒットした「Best Friend」を披露、歌唱前にはガレッジセールとゴーヤマンの応援出演もありました。ただボーカルの玉城千春は喉の状態が良くなく、年が明けてすぐ一旦の活動休止期間に入ります。歌は間奏ありの2コーラスでした。
氷川きよしは前回に続いてビートたけしと志村けんが歌前にミニコント。ただ志村さんはこの年に関して言うと、あくまで白組歌手の一員でゲストではありません。2人の共演は前回より少し短め、歌は「大井追っかけ音次郎」の1番と3番を歌唱(間奏短め)。へそ出しルックにスケスケの上着という女性ダンサーの格好がひたすら謎でした。
島津亜矢は歌唱力を評価されての初出場、歌はこの年の曲ではなく1997年発売の「感謝状~母へのメッセージ~」でした。母からの手紙朗読のサプライズを経たステージは1コーラス+サビの歌唱。ただ次の出場は第66回、14年後でしばらく間が空きます。
翌年開催の日韓FIFAワールドカップを記念して?企画されたウェルカムショーは、紅白歌手が各国の衣装を着て色々パフォーマンスする内容でした。歌唱シーンは特に無かったので、コーナーの時間のみ記載とします。
郷ひろみはゴスペラーズ提供のバラード「この世界のどこかに」、4年間の活動休止前ラストステージでした。アカペラのサビから入るアレンジは原曲に無いものですが、アカペラで終わるのは原曲と同じです。
安室奈美恵は小室哲哉プロデュースから離れた「Say the word」、過去6回とは異なるダンサブルなステージです。2コーラス・Cメロにラストもサビ1回分のみカットでほぼフルコーラスに近い歌唱ですが、1番サビ後半で2番を歌いそうになるハプニングがありました。
コメント