歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第63回・2012年その2)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 2(第63回・2012年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順 楽曲 アーティスト 演奏時間
構成
フル再生時間
構成
10(白5)
白前半5
サヨナラじゃない FUNKY MONKEY
BABYS
2分8秒
1コーラス+サビ
5分39秒
2コーラス半
11(紅5)
紅前半5
わすれない 藤あや子 2分47秒
1コーラス+サビ2
4分38秒
2コーラス+サビ2
12(白6)
白前半6
いちばん近くに HY 2分32秒
冒頭+1コーラス半
5分52秒
冒頭+2コーラス半
13(紅6)
紅前半6
ひとり長良川 水森かおり 2分55秒
2コーラス
4分54秒
3コーラス
14(白7)
白前半7
Brave ナオト・
インティライミ
1分43秒
1コーラス
4分19秒
2コーラス半
15(紅7)
紅前半7
Go to the top 倖田來未 2分26秒
冒頭+1コーラス+サビ
3分49秒
冒頭+2コーラス+サビ
16(白8)
白前半8
浪花節だよ人生は 細川たかし 2分22秒
2コーラス
4分0秒
3コーラス
17(紅8)
紅前半8
酒のやど 香西かおり 2分11秒
1コーラス半
4分56秒
3コーラス
18(白9)
白前半9
カゲボウシ ポルノグラフィティ 2分33秒
1コーラス半
4分56秒
2コーラス半
19(紅9)
紅前半9
GO FOR IT!! 西野カナ 2分29秒
2コーラス
3分57秒
2コーラス半
20(白10)
白前半10
嵐を呼ぶ男 舘ひろし 2分22秒
3コーラス+台詞1
2分53秒
3コーラス+台詞2(原曲)
21(紅10)
紅前半10
恋ざんげ 伍代夏子 2分33秒
1コーラス半
4分2秒
2コーラス半
22(白11)
白前半11
冬のリヴィエラ 森 進一 3分22秒
2コーラス
4分33秒
2コーラス半
23(紅11)
紅前半11
はじまりのとき 絢香 2分29秒
1コーラス+サビ
4分12秒
2コーラス+サビ
24(企2) 花は咲く 西田敏行
中村雅俊
3分54秒
1コーラス+サビ2
5分6秒
2コーラス+サビ2

各ステージ・補足

 FUNKY MONKEY BABYSは「サヨナラじゃない」を間奏アウトロラスト繰り返し無しの1コーラス+ラストサビ。翌年6月の解散がアナウンスされていましたが、お構いなしの短尺でした。(本編レビュー

 藤あや子は『リトル・チャロ』テーマソングの「わすれない」を白いドレス姿で歌唱。やや間奏短めですが1コーラス+ラストサビ繰り返しあり。キャリアとタイアップに配慮した演奏時間になっています。(本編レビュー

 HYは朝ドラ『純と愛』主題歌の「いちばん近くに」。冒頭1フレーズのみ・Aメロ前半のみ・Bメロ後半のみと最初から怒涛のカット祭り。間奏もかなりカットされて、あっという間にCメロへ移行。ただ後半のラストサビ~Dメロはカット無し、演奏時間としては2分半に収まっています。(本編レビュー

 前年を最後に小林幸子が連続出場ストップ、水森かおりが巨大衣装披露という形になりました。正確にはセリを巨大スカートで包むような仕掛けと言って良いでしょうか。曲は「ひとり長良川」、イントロ短めですが1番・2番の2コーラス。幸子さんとは異なり、編曲は至ってノーマルです。(本編レビュー

 ナオト・インティライミは前年のヒット曲「Brave」を歌唱。女子サッカー日本代表・澤穂希選手が登場するVTR・トークが1分半、ステージは1コーラスで1分43秒。歴代紅白でもトップクラスの短さです。Aメロ・Bメロ1番→サビ前半1番→サビ前半2番→サビ後半2番途中から3番という構成でした。アウトロは僅かにピアノ音が残る程度でほぼ全カットです。(本編レビュー

 倖田來未は「Go to the top」を冒頭サビ+1コーラス半。30秒近くある間奏がノーカットのダンスタイム、ただそれでも演奏時間は2分20秒台に留まっています。(本編レビュー

 細川たかし「浪花節だよ人生は」はももいろクローバーZとのコラボ、合いの手のコールが追加されています。歌詞については例年通りでした。(本編レビュー

 香西かおりはこの年ヒットした「酒のやど」を歌唱。間奏もどころか2コーラス目さえも半分カット、1番と3番後半のみの歌唱でした。(本編レビュー

 ポルノグラフィティはバラード「カゲボウシ」を1コーラス半。イントロ無し、1番の2回繰り返すサビは1回目のみの歌唱。間奏も前半部がカットされていますが、ラストサビ以降はカット無しでした。(本編レビュー

 西野カナはアップテンポの「GO FOR IT!!」を、Cメロ含めた1コーラス半。ラストサビは2回繰り返しの1回目がカット。アウトロのエンディングは完全カット、歌詞の部分が終わってすぐの演奏終了でした。(本編レビュー

 舘ひろし石原裕次郎の名曲「嵐を呼ぶ男」のカバー。ジャズアレンジの生演奏、生前の裕次郎さんの映像とコラボするステージ。3コーラスのフル歌唱、台詞は1回のみで裕次郎さんの映像からの流用でした。(本編レビュー

 伍代夏子は「恋ざんげ」を紅白で19年ぶりに歌唱。AKB48のメンバー4人が後ろで踊るステージです。第44回当時は当たり前のように2コーラスでしたが、ここでは1コーラス半。元々Aメロのない3番の歌詞、これは19年前に歌っていないパートでした。(本編レビュー

 森進一の「冬のリヴィエラ」は29年ぶりの歌唱。やや1コーラスが長い曲ですが、このクラス・この曲だとさすがに2コーラス。3分超えのステージでした。(本編レビュー

 前半大トリの絢香は「はじまりのとき」、アルバム『The beginning』収録曲です。音源とは異なる、ピアノ演奏のみのアレンジでした。間奏数秒の1コーラス半、演奏時間は曲順の割にあまり長くありません。(本編レビュー

 震災復興の祈りを込めたコーナー、紅組司会・堀北真希が被災地を訪れたVTRと曲紹介で2分半近く使用。「花は咲く」はピアノ・辻井伸行のソロ演奏40秒を経て歌に入ります。西田敏行中村雅俊など東北ゆかりの芸能人6名が、被災地に祈りを込めて歌うステージでした。(本編レビュー

 

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