歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第63回・2012年その3)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 3(第63回・2012年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
25(白12)
白後半1
初紅白!! 全力前進
ジャジャジャジャーン!!!
関ジャニ∞3分26秒
2曲
浪花いろは節1分30秒
冒頭+1コーラス
3分30秒
冒頭+3コーラス
無責任ヒーロー1分56秒
冒頭+1コーラス
4分30秒
冒頭+2コーラス+サビ
26(紅12)
紅後半1
ももいろ紅白だZ!!ももいろクローバーZ2分57秒
2曲
サラバ、愛しき悲しみたちよ1分25秒
1コーラス
4分59秒
2コーラス
行くぜっ!怪盗少女1分27秒
Cメロ+サビ
3分47秒
2コーラス半
27(白13)
白後半2
KIBOUTOKIO2分10秒
1コーラス半
3分14秒
2コーラス半
28(紅13)
紅後半2
Spring of LifePerfume2分33秒
1コーラス+サビ
3分50秒
2コーラス+サビ
29(白14)
白後半3
紙飛行機コブクロ3分16秒
冒頭+1コーラス半
4分30秒
冒頭+2コーラス半
30(紅14)
紅後半3
AKB48 紅白2012SP
~第2章~
AKB484分30秒
3曲
UZA1分41秒
サビ+Cメロ
4分41秒
2コーラス半
ギンガムチェック1分24秒
1コーラス
5分23秒
2コーラス半
真夏のSounds good!1分16秒
サビ+ラスト
4分35秒
2コーラス半
31(白15)
白後半4
デンジャラー☆郷ひろみ2分26秒
1コーラス半
3分36秒
2コーラス半
32(紅15)
紅後半4
くちびるaiko3分11秒
冒頭+1コーラス半
5分35秒
冒頭+2コーラス+サビ
33(白16)
白後半5
夜明けのブルース五木ひろし2分57秒
2コーラス
3分50秒
2コーラス半
34(紅16)
紅後半5
紅白2012
きゃりーぱみゅぱみゅメドレー
きゃりーぱみゅぱみゅ2分46秒
2曲
ファッションモンスター1分15秒
冒頭+1コーラス
4分37秒
冒頭+2コーラス+サビ
つけまつける1分31秒
冒頭+1コーラス
4分22秒
冒頭+2コーラス+サビ
35(企3)ふるさと3分50秒
2コーラス
4分41秒
2コーラス+サビ
36(白17)
白後半6
上を向いて歩こう德永英明2分33秒
1コーラス半
3分52秒
1コーラス半
37(紅17)
紅後半6
夜明けのスキャット由紀さおり3分11秒
2コーラス
3分18秒
2コーラス(2011 ver.)
38(白18)
白後半7
やさしくなりたい斉藤和義3分30秒
2コーラス
5分16秒
2コーラス半
39(紅18)
紅後半7
ソーラン祭り節天童よしみ2分40秒
2コーラス
4分18秒
3コーラス

各ステージ・補足

 大倉忠義の和太鼓演奏から始まる関ジャニ∞の初出場。デビュー曲「浪花いろは節」冒頭~1番Aメロ~ラストサビ(渋谷すばるフェイクソロあり)と、「無責任ヒーロー」冒頭~1番フルの2曲メドレー。過剰なカットは特に無い、バランスの良い構成でした。(本編レビュー

 ももいろクローバーZも2曲メドレー、こちらは当時の最新曲「サラバ、愛しき悲しみたちよ」をイントロ細かく短縮+1番Aメロ前半+2番Aメロ後半とかなり刻んでます。Bメロ・サビは1番2番も歌詞同じなので分かりやすいです。5秒の繋ぎを経て「行くぜっ!怪盗少女」は間奏のダンスタイムからスタート。えびぞりジャンプも入るCメロからラストまで、メンバーの名前連呼の歌詞も含めてカット無しで突っ走る終わり方が見事でした。(本編レビュー

 TOKIOの「KIBOU」を歌唱。第59回以降演奏時間が短くなっていますが、この年も相変わらずでした。1番サビラストで歌詞が2番に切り替わる構成、そのせいでしょうかラストサビ冒頭で歌詞を間違えるメンバーが出ました。フルが3分足らずなので間奏・アウトロはカット無し、短いながらも中身は充実しています。(本編レビュー

 Perfume「Spring of Life」は電飾を施した衣装、MV通りではありますが演出はこの年辺りから確実に凝り始めました。間奏のダンスパートやラストサビもカット無し、レーベル移籍が紅白のステージにも好作用を産んでいます。(本編レビュー

 コブクロは2年ぶり復帰で「紙飛行機」。Cメロ含む1コーラス半歌唱です。カムバック前と比べて曲順が早くなりました。演奏時間も少し短くなりましたが、これは原曲が短くなったのがそもそもの理由と考えて良いでしょう。(本編レビュー

 AKB48は例年通り3曲メドレー、「UZA」はイントロ~1番サビ~Cメロの構成。「ギンガムチェック」は短縮イントロ~1コーラス(サビ前半カット)、「真夏のSounds Good!」はイントロ~ラストサビ以降の歌唱です。なお演奏終了後に人文字パフォーマンス、音が鳴り終わったのは4分22秒時点でした。(本編レビュー

 郷ひろみの「デンジャラー☆」は1コーラス半、タップダンスを含む間奏カット無し。原曲が短いため演奏時間も長くありませんが、濃い密度のステージでした。(本編レビュー

 aiko「くちびる」は歌い出し直後の間奏が少しカット。Aメロも後半がカットされています。アウトロも少し短くなっていました。ただ原曲や1コーラスの長さもあって、演奏時間は1コーラス半で3分台を記録しています。(本編レビュー

 五木ひろしAKB48のメンバーを大挙集めて「夜明けのブルース」を2コーラス。合いの手のようなコーラスに合わせてでしょうか、終始原曲よりキーを上げての歌唱でした。(本編レビュー

 きゃりーぱみゅぱみゅは「ファッションモンスター」「つけまつける」の2曲メドレー。「ファッションモンスター」は歌い出し後にある間奏カットの1コーラス、「つけまつける」もほぼ同様の構成でサビ後半・アウトロ一部カットでした。なお曲紹介で稲垣吾郎がごりーぱみゅぱみゅに扮して登場するシーンがありますが、その入場SEで「CANDY CANDY」も一瞬だけ使われています。(本編レビュー

 3年連続となるの「ふるさと」コーナーはメンバーが著名人を訪ねてインタビュー、1人ずつのスピーチは3分近くありました。翌年のNコン課題曲に決まっていたこともあって、この回歌った2コーラスは後年のアルバムに収録される歌詞に落ち着いています。(本編レビュー

 德永英明の「上を向いて歩こう」は、イントロ無しアカペラで歌い始めるアレンジ。途中から入る演奏もピアノのみ、構成は間奏無しのフルコーラス歌唱でした。なお『VOCALIST VINTAGE』との比較だとフルピアノ演奏は変わらず、ラストフレーズがこのステージでは1回分少なくなっています。(本編レビュー

 由紀さおりは紅白で43年ぶりの「夜明けのスキャット」、ニューヨークからピンク・マルティーニとの共演でした。第20回紅白の初出場時は2分18秒、歌い出しの歌詞がカットされるアレンジでしたが、このステージはもちろん完全生演奏フルコーラス。(本編レビュー

 斉藤和義はこの時期の紅白になると貴重な完全生演奏ステージ。「やさしくなりたい」を若干走り気味のテンポで、2コーラス演奏。サビのメロディーは2回繰り返しですが、ここではラストサビの3回繰り返しになりました。(本編レビュー

 天童よしみは「ソーラン祭り節」を2コーラス。1番と3番の歌唱です。間奏は一部カット、というより原曲と少しリズムを変えた箇所がありました。この年からスタジオ生演奏ではなく事前収録に切り替わっているはずですが、やけにアレンジの癖が強くなっています。(本編レビュー

 

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