歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間＆構成表（第63回・2012年その1）

　第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

演奏時間＆構成表 1（第63回・2012年）

　演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

各ステージ・補足

　浜崎あゆみはこの年3曲歌唱。オープニングSE15秒を経て「Dearest」のサビに入ります。2回繰り返すラストサビパート後に紅白初歌唱の「evolution」1コーラス、「SURREAL」は間奏を経てラストパート2回繰り返し。5年連続トップバッターを飾りました。（本編レビュー）

　NYCは盆踊りみたいな雰囲気で「ハイナ！」のイントロ～1番サビ～アウトロ、「ユメタマゴ」イントロ～1番サビ。「勇気100％」もイントロ～サビ2回繰り返しで、Aメロを全く含まないメドレーになりました。（本編レビュー）

　SKE48の「パレオはエメラルド」はイントロがアップテンポパートから突入。1番をフルで歌った後、間奏は半分ほどカット。ラストサビも前半1回目がカットですが、高速ターンやバク宙も入る無駄のないパフォーマンスは見事な内容でした。（本編レビュー）

　ゴールデンボンバーは彼らの名刺代わりとも言える「女々しくて」、客席全員にお面を配る仕込み全開のパフォーマンスでした。ラストパートは2回繰り返す前半1回目がカット。間奏も台詞が入っているっぽい部分がまるまるカットされています。（本編レビュー）

　AAAの「777 ～We can sing a song～」はイントロが早々にカット、冒頭サビも歌詞のあるパートのみ歌唱ですぐ1番に移行。1番終了後は転調して英語詞で占められるラストサビ、こちらも2回繰り返しのみで終了。3回目の出場ですが、相変わらずの短さです。（本編レビュー）

　中島美嘉は35秒あるイントロ大半カット、僅か7秒のみで歌唱開始。1番歌唱と思いきや、サビで早くもラストに突入。アウトロも完全カット、2分7秒の演奏時間は8年連続出場した時だと考えられない短さです。（本編レビュー）

　三代目J Soul Brothersはバラードの「花火」で初出場。イントロ無しの冒頭は原曲通りですが、直後の間奏はやはりカットあり。1番のみ、アウトロもほぼ無しであっという間に終了。なお直前のロンドン五輪メダリスト・入江陵介選手が登場するVTRでの曲紹介で1分ほど経過、この年辺りから曲紹介に演奏時間が吸収される本末転倒な時間の使い方が増え始めます。（本編レビュー）

　水樹奈々の「BRIGHT STERAM」はCメロ含む1コーラス半歌唱。間奏カット気味・アウトロほぼ完全カットですが、出場4回中もっとも長い演奏時間にはなりました。こちらも鈴木聡美選手が登場する曲紹介で1分半近く経過、歌番組としては歌以外に費やしている時間がやけに多いです。（本編レビュー）

　ディズニーコーナーはまずVTRが40秒。ミッキーマウスと嵐が登場するオープニングが27秒。ミッキーマウスのドラム演奏から始まる「ミッキーマウス・マーチ」は変則的なリズムで1分6秒、ドナルドダックやダンサーが登場するパフォーマンスを経て、AKB48メインの「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」は14年前に西田ひかるが歌った時よりも長い2コーラス、途中コミカルな動きを経て関ジャニ∞がオチを決めます。Perfumeが「ビビディ・バビディ・ブー」1コーラスパフォーマンス後、嵐が再登場して「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」とマッシュアップ風のダンスパフォーマンス。最後はディズニーキャラクターとコーナー参加アーティスト総出演で「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」2コーラスの大団円。なお6分15秒はドラム演奏開始から最後の音までを計上しています。（本編レビュー）