第74回(2023年)NHK紅白歌合戦曲順・出演者表・リハ記事一覧(前半)

 個人的に毎年曲順が発表されるタイミングで、紅白歌合戦ガイドブックを作っています。ただ1記事にまとめると大変な長文になるのが常です。というわけで今回も前半・後半で分けて記事を作成しています。

 今年もこの記事を最終更新として、大晦日までにリハーサルで得た情報を追記していく形になります。また万が一、急な出演発表があっても独自に記事を作らずそのまま追記という形にします。そのため事前のネタバレを見たくないという人は、読み進めない方がいいかもしれません。その点留意して頂くようお願いします。

  当記事では前半19時20分~20時55分までのステージを紹介します。後半はこちらをご覧ください。

  1. 司会担当
    1. 有吉弘行(初担当)
    2. 橋本環奈(2年連続2回目)
    3. 浜辺美波(初担当)
    4. 高瀬耕造(初担当)
  2. ウラトーク担当
    1. パンサー(初担当)
    2. 鈴木奈穂子(初担当)
  3. ラジオ司会担当
    1. 渡辺健太(2年連続2回目)
    2. 森田茉里恵(初担当)
  4. ナレーター
  5. ゲスト審査員
  6. オープニング
  7. 紅1(全体1):新しい学校のリーダーズ(初出場)
  8. 白1(全体2):JO1(2年連続2回目)
  9. 白2(全体3):鈴木雅之(4年連続6回目)
  10. 白3(全体4):Stray Kids(初出場)
  11. 紅2(全体5):Perfume(16年連続16回目)
  12. 白4(全体6):すとぷり(初出場)
  13. 紅3(全体7):天童よしみ(27年連続28回目)
  14. 白5(全体8):キタニタツヤ(初出場)
  15. 紅4(全体9):緑黄色社会(2年連続2回目)
  16. 紅5(全体10):櫻坂46(2年ぶり3回目)
  17. 白6(全体11):純烈(6年連続6回目)
  18. 紅6(全体12):ano(初出場)
  19. 白7(全体13):BE:FIRST(2年連続2回目)
  20. 紅7(全体14):JUJU(3年ぶり2回目)
  21. 紅8(全体15):NiziU(4年連続4回目)
  22. 紅9(全体16):LE SSERAFIM(2年連続2回目)
  23. 白8(全体17):山内惠介(9年連続9回目)
  24. 紅10(全体18):乃木坂46(9年連続9回目)
  25. 白9(全体19):郷ひろみ(13年連続36回目)
  26. 紅11(全体20):milet x MAN WITH A MISSION(4年連続4回目)
  27. 白10(全体21):MAN WITH A MISSION x milet(初出場)
  28. 白11(全体22):SEVENTEEN(初出場)
  29. 紅12(全体23):水森かおり(21年連続21回目)
  30. 特別1(全体24):ハマいく(初出演)
  31. 白12(全体25):大泉 洋(初出場)

司会担当

 今回も紅組・白組・総合という枠を設けない形、4人で番組全体の司会を担当するという形になります。

有吉弘行(初担当)

・1974年5月31日生 広島県安芸郡熊野町出身
・1994年・猿岩石のボケ担当として芸能界デビュー
・2004年ピン芸人に転向
・2019年史上初めてNHK・民放キー局全てで冠番組を持つタレントになる
・紅白出演歴:第73回(2022年)歌唱ゲスト
・NHK出演歴:『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』MC(2019/4/6~ 毎週土曜日・総合)

 猿岩石時代だけでなく、毒舌で再ブレイクした2000年代後半でもまるで想像できなかった紅白歌合戦の司会。もっとも2010年代後半以降はあらゆるテレビ局でレギュラー冠番組を持つ日本を代表するMC。したがって自然に紅白歌合戦の司会も担当という流れでしょうか。

 尊敬するタレントに第68回~第71回まで総合司会を務めた内村光良を挙げていますが、ちょうどよく特別枠の出演が決まったので曲紹介もおそらく担当することでしょう。司会経験者では大泉洋も歌手として出演、さらに26年ぶり紅白カムバックの藤井フミヤと「白い雲のように」を一緒に歌うという出来事まで発生。本人も全く想像しなかったことが次々に決まっている状況ですが、果たして本番はどうなるでしょうか。

 

橋本環奈(2年連続2回目)

・1999年2月3日生 福岡県福岡市出身
・2007年芸能界デビュー
・2009年アイドルグループDVL(後のRev. from DVL)に加入
・2016年『セーラー服と機関銃 ‐卒業‐』で映画初主演
・紅白出演歴:第73回(2022年)司会
・NHK出演歴:連続テレビ小説『おむすび』主演(2024年10月~)

 なんといっても前回の司会ぶりが素晴らしく、俳優の紅白司会としては歴代最高という声もありました。今回は翌年度の朝ドラ主演まで決定している状況なので、盤石も盤石。有吉さんとどういったやり取りを見せてくれるのか注目です。個人的には、早くも20年~30年後にまた総合的立場としてあらためて見たいと思えるほどですが…。

 

浜辺美波(初担当)

・2000年8月29日生 石川県出身 東宝芸能所属
・2011年女優デビュー
・紅白出演歴:初
・NHK出演歴:連続テレビ小説『らんまん』ヒロイン(2023年4月~9月)

 長い紅白歌合戦の歴史で、女優2名が同時に紅白の司会を担当するのは史上初。フレッシュな紅白歌合戦を象徴する人選です。『らんまん』からは神木隆之介のゲスト出演も決定、名コンビのツーショットが再び見られることも期待そうです。

 

高瀬耕造(初担当)

・1975年12月26日生 兵庫県加古川市出身 NHK大阪放送局所属
・1999年NHK入局 2023年度に東京アナウンス室から大阪放送局に異動
・紅白出演歴:初(第67回(2016年)ニュース担当)

 NHKでは報道番組を多く担当、ニュースと言えばこの人という存在です。16年間所属した東京アナウンス室から今年度に大阪放送局へ異動、先日放送開始した連続テレビ小説『ブギウギ』ナレーションも担当。男性アナウンサーの司会起用は第67回(2016年)の武田真一以来7年ぶり、そして何と言っても大阪放送局所属・東京アナウンス室に所属していないアナウンサーが司会に起用されるのはおそらく史上初。名前的には違和感ありませんが、これもまた今回の紅白において大きなポイントになりそうです。

 

ウラトーク担当

 ウラトーク担当は意外な人選になりました。

パンサー(初担当)

 3人組のウラトーク担当は史上初。過去に応援で出演もなく、NHKとの縁も個々の出演はあるものの、際立って深いわけではありません。だからこそ新鮮とも言えます。

鈴木奈穂子(初担当)

 『あさイチ』メインMCの鈴木アナはウラトーク初担当。紅白に携わるのは第57回(2006年)・坂本冬美「祝い酒」の応援リポーター以来17年ぶり。なお第68回(2017年)は前半終了後のニュースを担当しています。

 

ラジオ司会担当

渡辺健太(2年連続2回目)

 2012年入局。秋田・長崎と異動して2020年4月に東京アナウンス室配属。2022年から『新・BS日本の歌』司会を担当しています。

森田茉里恵(初担当)

 2017年入局。新潟、仙台勤務を経て2022年に早く東京アナウンス室に異動。現在は『NHKニュースおはよう日本』5時台キャスターなどを担当しています。

 

ナレーター


 VTRナレーターを人気声優が担当するのもそろそろ恒例になりつつあるでしょうか。今回は『呪術廻戦』の榎木淳弥と『推しの子』の高橋李依。したがって曲紹介は、キタニタツヤYOASOBIに注目です。

 

ゲスト審査員

 今年のゲスト審査員は8名。詳しくは第74回(2023年)NHK紅白歌合戦審査関連発表の記事を参照してください。

オープニング

 オープニング音楽を担当するのはfox capture planの3人。現在版ジャズロックをコンセプトとして活動、今年デビュー10周年を迎えました。近年は映画・ドラマ・アニメの音楽を担当することも多くなっていますが、紅白歌合戦にも携わる形です。

 

紅1(全体1):新しい学校のリーダーズ(初出場)

・2015年結成、2016年デビュー
・21歳~25歳・4人組
・楽曲:「オトナブルー」(2020/5/1 配信)
  詞:新しい学校のリーダー達 曲:yonkey
・今年の漢字1文字:首

 TikTokでブレイクした「オトナブルー」がトップバッター、出場歌手全員の首振りダンスが予想されます。

 紅組から始まるのは第72回のLiSA以来2年ぶり、初出場に限定すると第70回のFoorin以来4年ぶり、それ以前に一切出演歴のない歌手・グループの全体1番手にまで絞ると第57回のmihimaru GT以来17年ぶり。

 

白1(全体2):JO1(2年連続2回目)

・2019年結成、2020年デビュー 第73回(2022年)初出場
・21歳~28歳・11人組
・楽曲:「NEWSmile」(2023/7/3 配信)
  詞:SYOYA, JUNKI, SKY, SHO, SHOSEI
  曲:TSINGTAO, Samuel Kim, Rico Sato, Hiddie, Ryo Ito
・今年の漢字1文字:歩

 2回目の出場は白組トップバッター、これまで他の年末歌番組で披露していない「NEWSmile」を歌います。

 旧ジャニーズ勢以外の白組ダンスグループのトップバッターは第69回(2018年)の三代目J Soul Brothers以来5年ぶり。ここから新曲歌唱に限定すると第61回(2010年)のEXILE「I Wish For You」以来13年ぶり。

 また後半紅組1番手の坂本冬美「夜桜お七」では川尻蓮川西拓実佐藤景瑚豆原一成の4名がダンスで出演。それ以外でも登場する場面はあるかもしれません。

 

白2(全体3):鈴木雅之(4年連続6回目)

・1980年デビュー、1986年ソロデビュー 第42回(1991年)初出場
・1956年9月22日生 東京都大田区出身
・楽曲:「め組のひと」(1983/4/1 ラッツ&スター)…2年ぶり2回目
  詞:麻生麗二 曲:井上大輔

 白組2番手という早い曲順で歌うのは史上初。ここ数年の郷ひろみに近い役割を担います。出場歌手全員が一緒に盛り上げる演出が、この辺りまで続く形でしょうか。

 

白3(全体4):Stray Kids(初出場)

・2017年結成、2018年デビュー
・22歳~26歳・8人組
・楽曲:「CASE 143 -Japanese ver.-」(2022/12/15 配信)
  詞:Bang Chan (3RACHA), Changbin (3RACHA), HAN (3RACHA), KM-MARKIT
  曲:Bang Chan (3RACHA), Changbin (3RACHA), HAN (3RACHA), Raphael (Producing Lab.), Daviid (3SCAPE), Yosia (3SCAPE)

 序盤から早くも白組3組連続の曲順、紅組白組交互が原則だった往年には考えられなかったことが起きています。「CASE 143」は2022年10月にEP『MAXIDENT』収録が初出、日本語版が12月に配信開始。なお前半だけでなく、後半でもディズニーコーナー「フレンド・ライク・ミー」「小さな世界」に参加が決定しています。

 

紅2(全体5):Perfume(16年連続16回目)

・1999年結成、2002年デビュー 第59回(2008年)初出場
・34歳~35歳・3人組 広島県出身
・楽曲:「FAKE IT」(2010/11/10 シングル)
  詞・曲:中田ヤスタカ
・今年の漢字1文字:骨

 紅組グループ史上最多タイの出場回数を記録した彼女たちですが、初出場以来14回は全て後半。前回は紅組トリ2つ前でしたが、今回は紅組2番手での登場です。これまでのPerfumeにはなかった曲順です。「FAKE IT」もまた紅白未歌唱曲ですが、ライブでは必ずと言っていいほど披露されるバッキバキの盛り上げナンバーです。

 当日はぴあアリーナMMで22時半開演のファンクラブ限定カウントダウンライブを開催。仮に紅白がNHKホールからの出演になった場合、アミューズでは第62回(2011年)のポルノグラフィティ(横浜アリーナ・ファンクラブ限定)以来12年ぶりとなります。

 

白4(全体6):すとぷり(初出場)


・2016年結成、2019年デビュー(動画MV配信は2017年から)
・25歳~30歳・6人組(現在4名で活動)
・楽曲:「スキスキ星人」(2020/6/22 配信)
  詞・曲:ナユタン星人

 初出場です。テレビでは顔出しNGですが、バーチャルもしくはお面を被っての出演が予想されます。またライブでは顔出しパフォーマンスを行っています。「スキスキ星人」はグループの中でもっとも再生数が多い代表曲。

 

紅3(全体7):天童よしみ(27年連続28回目)

・1970年デビュー 第44回(1993年)初出場
・1954年9月26日生 大阪府八尾市出身
・楽曲:「道頓堀人情」(1985/12/16
シングル)…6年ぶり4回目
  詞:若山かほる 曲:山田年秋
・今年の漢字1文字:躍

 前回第68回(2017年)は関西出身の出場歌手が応援する温かい内容でしたが、元々は第51回(2000年)に自身初の紅組トリで歌唱した曲。見どころとして特に紹介はされていないですが、まだ何かしらの演出発表はあるかもしれません。


 

白5(全体8):キタニタツヤ(初出場)


・2011年デビュー、2017年ソロデビュー
・1996年2月28日生 東京都杉並区
・楽曲:「青のすみか」(2023/7/7 配信)
  詞・曲:キタニタツヤ
・今年の漢字1文字:転

 『呪術廻戦』OPテーマ「青のすみか」が大ヒットしましたが、当日はアニメの名シーンとのコラボレーションステージになります。同作品からは既にヒット曲も多く出ていますが、紅白に登場するのはキタニさんともども初めてです。

 

紅4(全体9):緑黄色社会(2年連続2回目)

・2012年結成、2017年デビュー 第73回(2022年)初出場
・25~28歳・4人組 愛知県出身
・楽曲:「キャラクター」(2022/1/
21 配信)
  詞:長屋晴子、小林壱誓 曲:穴見真吾、peppe

 2回目出場となる今回は東京都内の高校生チアリーディング部&吹奏楽部77名と共演。若さに溢れたステージになりそうです。第68回(2017年)のSHISHAMO郷ひろみ、第72回(2021年)の天童よしみなど、近年は合唱以外で高校生と共演するステージも多くなりました。

 なおけん玉が得意というベースの穴見さんは、前回初出場のパフォーマンスに集中するため辞退したけん玉企画に今回晴れて参加決定。三山ひろし直々に検定をしてもらって一級を取得したという強者でもあります。

 

紅5(全体10):櫻坂46(2年ぶり3回目)

・2020年欅坂46から改名 第71回(2020年)初出場
・17~26歳・28人組
・楽曲:「start over!」(2023/6/
21 配信)
  詞:秋元 康 曲:ナスカ

 過去2回は全体で6番目の曲順でしたが、2年ぶり復帰の今回は少し遅い出番になっています。後半でもディズニーコーナー「フレンド・ライク・ミー」「小さな世界」に参加が決定しています。

 

白6(全体11):純烈(6年連続6回目)

・2010年デビュー 第69回(2018年)初出場
・37歳~48歳・4人組
・タイトル:「だってめぐり逢えたんだ ~NHKプラスver.~」
 楽曲:「だってめぐり逢えたんだ」(2023/2/8 シングル)
  詞:松井五郎 曲:幸 耕平
・今年の漢字1文字:繋

 NHKプラスのQRコードがそこかしこに出現するという謎パフォーマンスですが、新体制初の紅白出演でもあります。岩永洋昭は今回が初出場。前回は企画もあって初の後半ですが、今回はこれまでとほぼ同じような曲順に落ち着きました。

 

紅6(全体12):ano(初出場)


・2013年デビュー、2020年ソロデビュー
・年齢・出身地非公表
・楽曲:「ちゅ、多様性。」(2022/11/23 配信)
  詞:あの、真部脩一 曲:真部脩一
・今年の漢字1文字:吐

 バラエティ番組での活躍も目立つあのちゃんですが、今回のステージは『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』とのコラボレーション。今年は当番組にも2回出演しているそうです。有吉さんMCのこの番組が紅白に絡む展開は予想できましたが、初出場のステージに持ってくるのは意外な展開でした。

 番組キャラクターのカネオくんと、声を担当している千鳥ノブも一緒に出演。コンビでウラトークMCを担当しても不思議ではない千鳥ですが、紅白は意外にも初となります。

 

白7(全体13):BE:FIRST(2年連続2回目)

・2021年結成・デビュー 第73回(2022年)初出場
・17歳~25歳・7人組
・楽曲:「Boom Boom Back」(2023/2/13 配信)
  詞・曲:Grant Boutin, Will Jay, Luke Shipstad, 3onaway, SKY-HI
・今年の漢字1文字:主

 前回が白組8番手で今回7番手、出演の時間帯はほぼ同じと考えて良いでしょうか。追加がなければ前半は全25ステージ、ここが折り返し地点になります。こちらもJO1と同様後半紅組1番手の坂本冬美「夜桜お七」に参加、SHUNTOMANATORYUHEIRYOKIの4名がダンスで魅せます。

 

紅7(全体14):JUJU(3年ぶり2回目)

・2004年デビュー 第71回(2020年)初出場
・1976年2月14日生 広島県庄原市出身
・楽曲:「時の流れに身をまかせ」(2023/11/
1 アルバム『スナックJUJU ~夜のRequest~『帰ってきたママ』)…13年ぶり4回目
  詞:荒木とよひさ 曲:三木たかし
・今年の漢字1文字:スもしくはマ

 カバーアルバムから「時の流れに身をまかせ」を選曲、紅白では原曲のテレサ・テン德永英明のカバーに続いて13年ぶり3組目4回目の歌唱です。後半の可能性も考えられましたが、中盤での登場になりました。

 

紅8(全体15):NiziU(4年連続4回目)

・2020年デビュー、第71回(2020年)初出場
・18歳~22歳・9人組
・楽曲:「Make you happy」(2020/6/30 配信)…3年ぶり2回目
  詞:J.Y.Park “The Asiansoul” / Yuka Matsumoto
  曲:J.Y.Park “The Asiansoul” / Lee Hae Sol
・今年の漢字1文字:幸

 初出場曲が3年後に再歌唱という例は、第33回(1982年)の小林幸子「おもいで酒」や第56回(2005年)の島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」などがあります。多くはありませんが、意外と滅多にない記録というわけでもありません。3年前は後半トップバッターで完全フルコーラスでしたが、今回は「CLAP CLAP」を歌った前回と近い曲順です。

 

紅9(全体16):LE SSERAFIM(2年連続2回目)

・2022年結成・デビュー 第73回(2022年)初出場
・17~25歳・5人組 ソウル特別市・鹿児島県・大阪府出身
・楽曲:「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers) -Japanese ver.-」(2023/8/
8 配信)
  詞・曲:13(SCORE(13), Megatone(13), Supreme Boi, ONEYE, Josefin Glenmark, Anders Gukko, Anne Judith Wik(Dsign Music), Nermin Harambasic(Dsign Music), Benjmn, Feli Ferraro, Kris Jana, Kyler Niko, Young Chance, BELLE, Glenda “Gizzle” Proby, Makaila J Garcia, Believve)
・今年の漢字1文字:愛

 「UNFORGIVEN」は2023年5月配信、8月に日本語版リリース。日本語版はAdoが参加していますが、タイトルが示す通り紅白での参加は難しそうです。前回はスタジオからのパフォーマンスでしたが、今回はホールでのステージを期待します。後半もディズニーコーナー、「アンダー・ザ・シー」で出演予定。

 

白8(全体17):山内惠介(9年連続9回目)

・2001年デビュー 第66回(2015年)初出場
・1983年5月31日生 福岡県糸島市出身
・楽曲:「恋する街角」(2008/10/1 シングル)…2年連続3回目
  詞:下地亜記子 曲:水森英夫

 コンサートでは鉄板の人気曲ですが、さすがに4年間で3回歌唱は誰も予想できなかったのではないでしょうか。前回のきつねダンスバージョンは鮮烈でしたが、今回は今のところ音沙汰なし。何かあるかもしれません。なお全体17番手での歌唱は、9回目の出場でもっとも遅い曲順です。

 

紅10(全体18):乃木坂46(9年連続9回目)


・2012年結成、デビュー 第66回(2015年)初出場
・16歳~28歳・36人組
・楽曲:「おひとりさま天国」(2023/8/1 配信)
  詞:秋元 康 曲:Akira Sunset、丸谷マナブ、ha-j、遠藤ナオキ
・今年の漢字1文字:新

 メンバーも入れ替わってついに3期生が最古参、初出場を知る1期生・2期生は皆無になりました。出番は第66回(2015年)を除くともっとも早い曲順です。

 

白9(全体19):郷ひろみ(13年連続36回目)

・1972年デビュー 第24回(1973年)初出場
・1955年10月18日生 福岡県出身
・タイトル:「2億4千万の瞳 ~ブレイキンSP~」
・楽曲:「2億4千万の瞳」(1984/2/25 シングル)…2年ぶり8回目
  詞:売野雅勇 曲:井上大輔
  振付:KENZO (DA PUMP) ダンス:Shigekix他
・今年の漢字1文字:声

 前半大トリを予想しましたが、実際はトリ2つ前。土屋太鳳のダンスをバックに「言えないよ」を歌った第67回(2016年)以来の曲順です。今回は2024年パリオリンピックの新競技で採用されるブレイキンに郷さん自らが挑戦。もちろん、御年68歳としては紅白史上初の試みです。

 

紅11(全体20):milet x MAN WITH A MISSION(4年連続4回目)

・2019年デビュー 第71回(2020年)初出場
・生年月日非公表 東京都出身
・楽曲:「コイコガレ」(2023/4/17 配信
)
  詞・曲:梶浦由記

 miletMAN WITH A MISSIONは2組連続のコラボ、ただエンディングテーマ「コイコガレ」を先に演奏するのは『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の本放送とは異なる展開です。もちろんバックにはアニメの名シーン、『鬼滅の刃』の紅白登場は5年目ですっかり常連となりました。

 

白10(全体21):MAN WITH A MISSION x milet(初出場)

・2010年デビュー 年齢出身地非公開
・楽曲:「絆ノ奇跡」(2023/4/10 配信)
  詞・曲:Jean-Ken Johnny

 前半で紅組白組コラボレーションといえば、第64回(2013年)の水樹奈々T.M.Revolutionを彷彿とさせます。この時はどちらもオープニングテーマである「Preserved Roses」「革命デュアリズム」のパフォーマンスでしたが、肝心の『革命機ヴァルヴレイヴ』は作品名さえも触れられずでした。

 

白11(全体22):SEVENTEEN(初出場)


・2012年結成、2015年デビュー
・24~28歳・13人組(2名活動休止中) 韓国・中国・アメリカ出身
・楽曲:「舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)」(2020/4/1 シングル)
  詞:WOOZI, BUMZU, DINO 日本語詞:HARU.ROBINSON
  曲:WOOZI, BUMZU, PARK KITAE (PRISMFILTER)

 韓国・日本と大ヒットを連発しての初出場ですが、紅白歌合戦の初出場で選んだ曲は日本メジャーデビューシングル曲「舞い落ちる花びら(Fallin’ Flower)」です。なおラップ担当のVERNONは後半三山ひろしのけん玉企画に出演。韓国のアーティストでアメリカ出身、けん玉は国境を超えるといったところでしょうか。

紅12(全体23):水森かおり(21年連続21回目)

・1995年デビュー 第54回(2003年)初出場
・1973年8月31日生 東京都北区出身
・タイトル:「日向岬 ~紅白ドミノチャレンジSP~」
 楽曲:「日向岬」(2023/1/24 シングル)
  詞:かず 翼 曲:弦 哲也

 水森さんの紅組前半トリは、清水寺で「いい日旅立ち」を歌った第72回以来2年ぶり2回目。紅白史上初のドミノ倒しですが、まさかオープニングからこの時間まで途中ドミノをセッティングする風景なども挟むのでしょうか。企画内容が内容なので、スタジオでの歌唱が濃厚。2分半ずっとドミノ倒しの場合は相当な規模になることが予想されますが、果たして成功するのでしょうか。けん玉以上に、やってみないと分からないステージです。

 

特別1(全体24):ハマいく(初出演)


・2022年結成、デビュー
・26歳~40歳・2人組 ドイツ・大阪府出身
・楽曲:「ビートDEトーヒ」(2022/11/20 配信)
  詞・曲:meiyo

 『Venue101』コンビによるユニット・ハマいく「ビートDEトーヒ」は数多くのアーティストに映像でカバーされています。今回の出場歌手で確認できたのはMISAMOBE:FIRSTすとぷりの全員と、Stray KidsJO1乃木坂46櫻坂46LE SSERAFIMNiziUの一部メンバー。ダンス系はほぼ番組出演したついでにショート動画で踊っていますが、個人的には踊らない歌手もどれだけ一緒に参加するのかという点に注目しています。

 

白12(全体25):大泉 洋(初出場)

・1995年芸能界デビュー、2023年ソロ歌手デビュー
・1973年4月3日生 北海道江別市出身
・楽曲:「あの空に立つ塔のように」(2023/10/31 配信)
  詞:大泉 洋、月光テツヤ 曲:玉置浩二

 3年連続司会からまさかの歌手として出演、さらに本人も全く予想しなかったであろう前半大トリ。『Venue101』から『SONGS』へのバトンタッチと考えると、綺麗な流れです。歌については特別企画、果ては曲紹介でさえ勝手に歌う場面もあったりしたので心配はありません。前半をしっかり締めくくってもらいましょう。

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