白4(全体9):新浜レオン(初出場)
・2019年デビュー
・1996年5月11日生 千葉県白井市出身
・楽曲:「全てあげよう」(2024/2/2 配信先行シングル)
詞曲:所ジョージ
・歌唱前テロップ:ラストの”膝スライディング”に注目
・歌唱中テロップ:木梨憲武・所ジョージが手がけたヒット曲
・演奏時間:2分9秒
映像で歌謡界の新星と紹介されるレオンさん。楽曲を手掛けた2人も紹介しつつ、内容は最後の膝スライディング推し。7番組でのパフォーマンスがダイジェストで流れる映像も、過去に見た記憶がありません。
演歌歌手の初出場は21世紀以降家族や故郷との繋がりを前面に出すくだりが定番ですが、彼の場合は所ジョージと木梨憲武が登場。初出場を果たした熱い想いを語るレオンさんですが、「ちょっと泣いている」と早々にツッコミを入れる木梨さん。最後にこれだけは言わせて下さいと例の決め台詞をご唱和してもらおうとしますが、「それはやらないんでください!」「流行ってないから!」と止めに入る木梨さんに「俺らはそれ推してないから」「皆さんやってますけど、師走で浮足立ってるだけ」とたしなめる所さん。明らかにお笑い系で、そこには歌う本人を除いて感動の文字など全く思い浮かばない状況です。ただ膝スライディングは木梨さん発案なので、さすがにしっかりアピールしていました。台本外のアドリブと思われる喋りもあり、おそらくここで時間押してそうですが見る方としてはこれで満足。結局例の決め台詞は所さんと木梨さんによる曲紹介に流用、「新浜レオン、がんばレオーン!「全てあげよう」!」の口上で高らかに演奏開始となります。
LEONのロゴが描かれた特注セットに明らかな事前録りの掛け声、本人だけでなくスタッフも大変張り切っていることがよく分かるステージでした。キャラクターは明らかにお笑い系ですがパフォーマンスは確かで、聴いていて気持ち良さを感じさせる歌いっぷりは声量・音程ともにバッチリ。尊敬する西城秀樹ばりの足を蹴り上げるオーバーアクションも大変絵になっています。とは言え念願の紅白初出場はやはりレオン感激、「本当にありがとうございます!木梨さん、所さん、ありがとうございます!」と大声で話す彼の目には涙が浮かんでいる様子でした。
ラストサビでは木梨さん所さんも参加して一緒に歌唱、木梨さんは紅白で24年ぶりに歌う形となりました。最後の見せ場を演出するため後ろに下がり、木梨さんが押す形で紅白史上初となる膝スライディングを敢行。結果はステージの端ギリギリでストップ、見事なコントロールを見せる形となりました。紅白出場決定以来独特のキャラクターが異彩を放ちまくっていた彼は非常に印象的、願わくば2025年も新曲が話題になって連続出場を果たして欲しいと思っています。
ウラトーク
膝スライディングについては「リハ用と本番用で衣装変えるらしい、布がすり減っちゃうので」と赤木アナの裏話あり。歌前トークはロッチの2人も大ウケでした。ちなみに最長記録は赤木アナによると9メートルらしいです。なおこの間に『おかあさんといっしょ』のメンバーが横切っていましたが、ウラトークエリアには寄らなかった模様。
中岡さんによるレオンさんの裏情報。「ホンマの良い情報ですよ」と前置きして読まれた内容は、「郷ひろみさんのコンサートに毎年1回は行って勉強している」。確かに華やかさはその影響を受けていると、ステージを見て話しています。
次の櫻坂46では曲フリを担当を予告。一旦そのムードに入りますが、所さんとノリさんが乱入してからはそちらを堪能するモード。結構ギリギリまで楽しんだウラトーク席、一気に緊張が走ります。
「全てあげよう」本当にありがとうございました⁰木梨憲武さん、所ジョージさんと一緒にお届けできたこと、最幸の時間でした
ご覧いただいた皆さん!
心からありがとうございました⁰引き続き #紅白歌合戦 で盛り上がレオーン⁰⁰#NHK紅白#全てあげよう#がんばレオン#膝スラ#新浜レオン pic.twitter.com/9HaadzIcAh— 新浜レオン (@niihamaLEON) December 31, 2024
紅5(全体10):櫻坂46(2年連続4回目)
・2020年欅坂46から改名 第71回(2020年)初出場
・18~27歳・27人組
・楽曲:「自業自得」(2024/6/5 配信先行シングル)
詞:秋元 康 曲:中村泰輔
・歌唱前テロップ:センター山下瞳月のソロパートに注目
・歌唱中テロップ:センター山下瞳月のソロパートに注目
・演奏時間:1分58秒
ウラトークMCのロッチと関係が深いということで中継を繋げます。4年間ラジオのレギュラーで共演しているとのこと。その後はコカドさんが今回歌う曲の内容について説明。よどみなく喋る内容については当然、「ちゃんとカンペが読めましたね」の一言で処理。曲紹介もそのまま担当、こちらは中岡さんがメインでした。
欅坂46時代からパフォーマンスする曲は激しいフォーメーション、それ故にカメラワークは毎年かなり苦労していると思われますが、今回はその中でかなり上手くメンバーのソロショットを拾っていた印象でした。力の入った難度の高いパフォーマンスは相変わらず見応えありますが、やはりどうしても2分足らずの演奏時間になってしまうのは如何ともしがたいところ。また今回は選抜メンバーのみのパフォーマンスで、ようやく初出場となった3期生メンバーも11名中6名のみ。紅白出場は大変喜ばしいことですが案外制約も多くなっている印象で、この辺りは次回出場するにあたって課題点となりそうです。
ウラトーク
無事曲フリ担当、噛まずに乗り切ったコカドさんは「今日一番の仕事したんちゃう?」と自画自賛。反省点としては「クールな感じの曲名の感じで言わなあかんかった」、共演者へ気遣う中岡さんの優しさが光ります。『うたコン』の赤木アナも「しっとりした曲の時はしっとり振りますし…」と話した直後、「言っとけば良かった」と少し反省。要所要所で触れる部分はありつつ全体的にはステージよりも、曲フリの話がメインになっていました。
NHK総合「第75回NHK紅白歌合戦」にて
『自業自得』 を披露いたしました⬜https://t.co/Y4urP0XPTn
https://t.co/kKu8Dsr9xT
https://t.co/kIRQaXiYxpBuddiesのみなさん
2024年もたくさんの応援をありがとうございました#NHK紅白 #紅白歌合戦#櫻坂46_24to25#櫻坂46_自業自得#櫻坂46 pic.twitter.com/KBjYfzfiQ9— 櫻坂46 (@sakurazaka46) December 31, 2024
白5(全体11):JO1(3年連続3回目)
・2019年結成、2020年デビュー 第73回(2022年)初出場
・22歳~29歳・11人組
・楽曲:「Love seeker」(2024/5/11 配信先行シングル)
詞:Ellie Love, Masami Kakinuma, Kevin D (D answer), Charlotte Wilson, CELOTRON (Decade +)
曲:Kevin D (D answer), Ddank (D answer), zamun (D answer), Charlotte Wilson, CELOTRON (Decade +)
・歌唱前テロップ:フォーメーションをいかした❤の受け渡しに注目
・歌唱中テロップ:最後に❤を持っているのは誰?
・演奏時間:2分6秒
今回は小さなLOVEハートを受け渡した結果、最後にメンバーの誰がそれを持っていたかというクイズを主題。LoveをSeek、つまり愛を探すという意味であることをわざわざ有吉さんが丁寧に説明しています。スタンバイ後、鈴木アナも投票方法をご案内。
豆原一成による「JO1と一緒に愛を叫びましょう!」の号令でアクトスタート、最初に❤を持っているのは髪の赤い河野純喜。さりげなく次々に渡る❤は細かい振り付けに動きが加わる形、うっかりキャッチミスしないかだけが心配でしたがこれについては全くの杞憂。むしろよくこんな動きを取り入れられるものだとただただ感心します。紅白の企画は正直外しているものもかなり多いのですが、これに関してはむしろJO1のパフォーマーとしての凄さをよりアピールする結果になったのではないかと感じます。
❤探しの方はラストサビ前に5人が受け取る仕草を見せて以降、一気に難度が上がりました。ほんの一瞬目を凝らせば誰が持っていたかは分かる状況ですが、その後もこっそり行き渡っている可能性があります。というわけで直後にリモコンで投票、内訳は白岩11%川西60%川尻20%河野8%。最後がどう展開されているかがポイントになりそうですが、正解は前半終了後紅白のHP・SNSで発表とのこと。確かにファンならばそれで問題ないとは思いますが、時間が無いとは言え個人的にテレビ放送で起こったことはテレビ放送の中で解決するのが筋ではないのかなと少し感じます。前半終了辺りのやり取り中に字幕テロップ1つくらい出すのは、そんなに難しくないことだと思うのですが…。
ウラトーク
「表緊張し過ぎて、裏リラックスし過ぎるかもしれへんな」「ここで見てたら、家で見てる感じもちょっとあんねんな、だから急に表出された時にどうすればいいか分からへんねん感情が」、表と裏を行き来する2人の感想です。
視聴者と同じようにLOVEハートを探すウラトーク席の3人。リハの時に飛ばしていたという、赤木アナのちゃんとした裏話もありました。「これはね、白岩さんね、最後、持ってて欲しい」とは中岡さんの願望。直撃取材した縁があるようです。そんなJO1の裏話は「(金城さんが今年一番嬉しかった話)宝くじで3000円当たった」。言っている間にLOVEハートを見失う3人、コカドさんは川尻さんかと推測しますが、ここで超豪華な3人がゲストで登場します。
NHK 《 第75回NHK #紅白歌合戦 》
JO1は ‘Love seeker’ を
披露させていただきました!
ありがとうございました✨引き続き紅白歌合戦をお楽しみください!
This is JO1⬜️https://t.co/jIRpiye0m3
‘Love seeker’ MVhttps://t.co/02rfcpUPhf
‘Love seeker’ Streaming… pic.twitter.com/AHCRZWYWf6— JO1 (@official_jo1) December 31, 2024
#JO1 から”あなた”へクイズ
”LOVEハート❤️”を
最後に持っているメンバーを探せ!【総投票数 557,437件】
参加いただきありがとうございました✨
❤️を最後に持っていたのは
誰だったのか⁉️️答え合わせは動画で
もう一度見たい人はNHKプラスへ!
#NHK紅白 pic.twitter.com/Rhd5g3jtz1https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024123118247?t=2735&cid=khhk-khkx-sshare-jo1-plusbf-241231-12— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 31, 2024
白6(全体12):山内惠介(10年連続10回目)
・2001年デビュー 第66回(2015年)初出場
・1983年5月31日生 福岡県糸島市出身
・楽曲:「紅の蝶」(2024/2/28 CDシングル)
詞:松井五郎 曲:村松崇継
振付:花柳糸之
踊り:アルコ&ピース とにかく明るい安村 もう中学生 花柳糸之社中
・歌唱前テロップ:芸人たちの特訓の成果やいかに…?
・歌唱中テロップ:芸人たちが本気の”踊り”で魅せる
・演奏時間:2分20秒
曲と番組に合わせて山内さんはオーダーメイドと思われる衣装、赤ではなく紅の色調に白色、帯は黒を基調とした物になっています。歌前トーク、前回の浅草での共演はすごく手応えあったようですが、今回は踊りで真剣にやってもらうそう。もっとも「皆さんご安心ください」の最後の一言がもっとも伝えたいことのように聞こえます。
参加する芸人はアルコ&ピース・とにかく明るい安村・もう中学生。例のごとく有吉さんを慕う芸人、大丈夫ですか?のツッコミが当然入ります。その後は練習風景の映像まで流れました。これが果たして必要なのかどうかは置いておきますが、長年携わっている花柳糸之先生の御姿が紅白に登場するというのは非常に大きなトピックです。振り返られる映像は第33回三波春夫「チャンチキおけさ」、第55回坂本冬美「播磨の渡り鳥」、第58回水森かおり「ひとり薩摩路」。ちなみに花柳糸之の名前が紅白のテロップに初めて登場したのは第28回(1977年)でした。アルピー平子さんへのインタビューあり、そのコメントは明らかに芸人の内容ではありません。
と言うわけで、歌う前に登場した4人の衣装・メイクは全く元の姿が分からない状況。どこぞの歌舞伎役者か刀剣男士かという状況になっております。当然有吉さんが盛大にツッコミを入れますが、平子さんを筆頭とする4名は山内さんに泥を塗るわけにはいかないということで至って真面目な様子。
ステージは確かに芸人軍団を中心とする踊りメインのカメラワークで、Xを見る限り山内さんファンからは多少の不満もある内容に見えました。とは言え変なアレンジを施された前回・前々回、意味不明な巨大セットに目が釘付けになった第70回(2019年)なんかと比べれば余程歌がメインになっているステージ、芸人もひそかに自分の持ちギャグを取り入れている安村さんが若干気になる程度で基本邪魔はしておりません。普通に紅白の演歌らしいステージが成立していて、これは曲の完成度の高さにも関係しますが山内さんのボーカルもいつも以上に聴き応えあって大変見事でした。ダンスを前面に出していることで間奏を不自然にカットしていないこと、何より編曲を弄っていないことが非常にポイント高いです。これなら誰が加わってもOKだと思いましたが、笑いを目的にする芸人としてそれで良いのかどうかはまた難しいところかもしれません。とは言え紅白歌合戦は芸人が笑いを取れず仕事出来ていないケースも過去に多々あるので、まあこれはこれで逆にツッコミ所も作れるのでありなのでしょう。ちなみにベースとなっている振付も今回はなかなかユニーク、間奏にラインダンスを取り入れるのは紅白の花柳史上初めてではないかと思われます。
というわけで、前回と違い今回の有吉さん評は「悔しいけど最高でした!」。これに芸人軍団のみならず山内さんも大喜び、内村さんも彼らのたゆまぬ努力の跡を評価して「白組優勢です!」、こちらも審査員としての姿勢をしっかり貫いている様子。
ウラトーク
ここでなんと所ジョージと木梨憲武がゲストに登場。新浜レオンだけが来ると聞いていたので、ロッチの2人にとってサプライズのようです。
トークの時点でウルウルしていたレオンさんですが、本人曰く所さんも少し泣いてたようです。更に言うとレコ大作曲賞を獲った時も泣いていたらしく、「芸歴何年ですか」とコカドさんにツッコまれています。
1月からずっとこの曲で紅白に出ると宣言していたレオンさん。「出れなかったらどうすんだよ」と思っていた所さん、「違う番組の撮影では、落ちた時のくだりも撮ってた」と話すノリさん。ちなみに曲は再来年の分まで既に作っているようです。なお過去にはロッチ…ではなくロッチのマネージャーの歌も作ったらしいですが、事務所の関係でボツになったとのこと。
赤木アナには『うたコン』でお世話になったとのこと、「がんばレオンとか広めて頂いたのは赤木さんなんですよ」、これを即座に否定する赤木アナと「本当に辞めてください」と抗議するノリさん。これについては『明石家紅白』でさんまさんにも否定されていたとか。ところがそのノリさんもここに出る前、マネージャーに「おつかレオン」と言っていたとレオンさんのタレコミ。「体にしみついちゃった?」と話していました。
ノリさんは野猿以来、所さんは審査員の時以来の紅白。個人的に見ていてもそう思いましたが、審査員は「スゴイ暇だった」と回想しています。歌は所さん曰くすごく気持ち良かったそう。ノリさん曰く「楽屋の周りの流れは、知り合いアルフィーしかいないから」「イルカさんに会った!写真撮った!」。所さんはアルフィーとデビューする頃が一緒、ずっと遊んでいたらしいです。そこから彼らの裏話、「また内巻きにしてた。ガンガン」「出番6時間前にすんごい巻いてた」。2人もやや早めに入り、「廊下で芸能人に会おう」というミーハーぶり。楽屋が遠かったものの、意外と呼び止められる機会は多かったみたいです。
「第75回NHK紅白歌合戦」ご覧頂きありがとうございました❗️
良いお年をお迎えください
#NHK紅白
#紅白歌合戦
#紅の蝶 pic.twitter.com/hir3pWBZtq— 山内惠介スタッフ (@yamauchi_staff) December 31, 2024
紅6(全体13):HY(12年ぶり3回目)
・2000年結成、2001年デビュー 第61回(2010年)初出場
・1983年生/41歳・4人組
・楽曲:「366日」(2008/4/16 アルバム『HeartY』収録)
詞曲:Izumi Nakasone
・歌唱前テロップ:うるう年の大みそかに届ける「366日」
・歌唱中テロップ:結成25周年 不朽のラブソング
・演奏時間:2分44秒
「僕は生まれ変わったらボーカルの仲宗根さんになりたいっていうくらいね、大好きなんでね」とのコメントに「ウソですね」と即答する本人、なかなかの好テンポ。もっとも直後にしっかり曲についてコメント、3.11以降恋愛だけでなく会えなくなった人・大切な人も想って歌っていますということも話しています。
ふと振り返ると2024年はうるう年、曲が発表された2008年もまたうるう年。紅白歌合戦の前半はここまで賑やかなダンス主体のステージ中心ですが、このステージはその雰囲気をガラリと変えています。ゴージャスながらも上品さを感じさせるセットと照明も、それに大きな貢献をしています。出演時間が出演時間なので”歌って!”と促した後の歌詞パートは原曲と比べて短め、もっと長く聴きたいところではありましたが会場からは大拍手。仲宗根さんの美しい歌声とメンバーの好演奏が響き渡る、王道の名ステージでした。
ウラトーク
レオンさんはこの後けん玉に参加、ラジオなどでもずっと練習していた模様。ただ中岡さん曰く、彼の腕前はちょっと怪しい模様。なおコカドさんも参加はしないもののけん玉は得意、というわけで一旦ここで練習タイムを設けます。
レオンさん一発目は敢えなく失敗、縁起はあまり良くありません。手拍子に載せると何とか成功、もっともそれはそれで「いま出来たということは本番危ない」と話すノリさん。
「こんなノンビリした仕事初めてだよ」と、経験豊富な所さんもこの場には戸惑い気味。今回ウラトークで何をやっているかを説明後、裏情報ということで本人から「僕は真実一路というテーマで、まっすぐに生きてきたんで…(苦笑)」…。「真実一郎っていう芸名なの?」「じゃあしんちゃんと呼べばいいんだ」と、ノリさんのヘルプが入りました。そこから伯方の塩やら夢グループやら企業名の名前を放り込むノリさん、裏とは言え一応赤木アナが止めに入ります。
歌手である父親も元は紅白に出ることが夢、「絶対座り小便しちゃってるよ」と所さんまで暴走モードに入ります。ロッチも赤木アナも総ツッコミ状態で、大変なことになっていました。なおノリさんも最後調子に乗って少し膝スラを敢行、結果擦りむいてしまったようでした。
2024.12.31
『第75回NHK紅白歌合戦』⬜️ありがとうございました!
紅白では初披露だった「366日」
いかがでしたか?2024年もありがとうございました!#HY #366日 #NHK紅白 @nhk_kouhaku pic.twitter.com/PNrl7kMI3s
— HY Official (@hy_road) December 31, 2024
紅7(全体14):乃木坂46(10年連続10回目)
・2012年結成、デビュー 第66回(2015年)初出場
・17歳~29歳・32人組
・楽曲:「きっかけ」(2016/5/25 アルバム『それぞれの椅子』収録)…3年ぶり2回目
詞:秋元 康 曲:杉山勝彦
・歌唱前テロップ:2016年発表「きっかけ」 メンバーが歌い継いできた大切な一曲
・歌唱中テロップ:一歩踏み出す勇気を”あなた”へ
・演奏時間:2分29秒
「「決心は自分から 思ったそのまま…生きよう」という歌詞に何度も救われました」から始まる視聴者からのメッセージが、そのままイントロでの曲紹介に流用されています。どちらかと言うと演歌に近いフォーマットですが、この清らかなイントロにこの文面は大変よく合っています。フロントメンバーは客席エリアから登場、センターはTHE FIRST TAKEでもソロでこの曲を歌った遠藤さくら。その横で支えるのが5期の井上和と池田瑛紗、グループ内でも確実にこの曲が受け継がれています。
3年前と比べると演奏時間は30秒短縮、新曲の再生回数も最新の「歩道橋」は比較的好ペースですがここ最近は多くありません。第70回のAKB48と重なる部分もありますが、Xでの反応は当時の彼女たちと比べればまだまだ上々。5期生メンバーの新たな魅力に気づかされた方々も多いようで、そういう意味ではまだまだグループの人気は安泰。紅白の出場も個人としては是非、次回以降も続くことを願いたいです。
ウラトーク
膝スライディングはノリさん伝授という話ですが、彼はNHKが距離を伸ばす大会にしちゃってると抗議。9メートルの記録は『うたコン』・NHK大阪ホールでのもの、「本当はレオン飛ばす時に先端にボウリングのピン10本置いて」「もしスプリットだったら所さんが…」とノリさんの構想を発表。さらに「来年の紅白、所さんが司会やるから」と勝手に発表しています。
小さい頃から父に紅白出場は凄いことと言われたレオンさん、だからこそ「父のようになりたいと思った時に、紅白に出たいという言葉すら言えなかったんですよ、最初」と良い話をします。それを聞いて最初茶々を入れつつも、「よくぞ紅白まで辿り着いたよ本当に」と所さん筆頭に大拍手。「去年紅白結局出れなかったんですよ。その時に自分の一番支えになるものは何かなと思って、それが家族だったんで、紅白出る前は絶対家族に会わないと決めて、今年一年走ってきたんで。やっとこれで」と、ここに来るまでの並々ならぬ決意を話していました。
2024年もありがとうございました✨
2025年はみなさんにとって素敵な”きっかけ”がありますように…#乃木坂46 pic.twitter.com/H0T3vGr2IG
— 乃木坂46 (@nogizaka46) December 31, 2024
白7(全体15):純烈(7年連続7回目)
・2010年デビュー 第69回(2018年)初出場
・38歳~49歳・4人組
・楽曲:「夢みた果実」(2024/4/3 CDシングル)
詞曲:幸 耕平
・歌唱中テロップ:純烈好きな母へ 家族からのサプライズ
・演奏時間:2分9秒
今回の彼らは「”あなた”へ歌を届けに行きます!」という名目の募集企画、600を超える応募の中で選ばれた先から中継で登場。場所は都心から車で3時間かかる群馬県神流町、小声での喋り。今回は依頼人の堀口さんが紅白をきっかけに純烈のファンになった母親に歌を届けたいということで応募。本来ならコンサートに行きたいところですが地元のボランティアで忙しく、なかなか自分の時間が持てないとのこと。母親はまだこの瞬間純烈が来ることを知らされていないらしく、紅白では史上初の完全サプライズライブということです。玄関を開けた先にはこたつを囲んで団欒を楽しんでいる家族たち約10名、もちろん当のお母さんは大喜び感激の表情になっております。「あなたのために歌います!」と宣言する酒井さん、なんだかさんまさんの『あんたの夢をかなえたろか』みたいな雰囲気です。一部では『ザ・ベストテン』における、アルフィー伝説の放送事故になぞらえてる方もいらっしゃいました。
お母さん以外の家族は全面協力という形で、タオルやうちわなどのグッズは事前準備バッチリ。ファンとの距離が近いコンサートは純烈得意の領域なので、段取り無しでも全く違和感無く溶け込んでおります。1番サビ以降はお母さんを囲むようなステージになり、セリフも酒井さんが担当。最後は旦那さんの許可を取って、お母さんにハグするリーダーでした。一夜限りのコンサート会場となった堀口宅は大盛り上がり、もちろんお母さんは「とっても嬉しいでーす!」と大喜び。
振り返ると純烈も紅白で色々変な企画につき合わされていますが、今回は家族だけでなく彼らにとってもアーティストの特性に大変よく合った好企画でした。募集する方は他にもいるはずで、状況次第では毎年恒例あるいはNHKで月1くらいレギュラー番組を組むのもありかもしれません。もっとも新メンバーになったばかりの岩永洋昭は3月で卒業予定、その後は3人組になることが既に決定。とは言えグループとして大きな変化はおそらく無いはずで、その意味では2025年以降もまだまだ紅白出場は続くのではないでしょうか。
ウラトーク
ヒデキさん筆頭に新御三家に憧れ、ライブでは郷さんのような曲も歌っていると話すレオンさん。郷さんと握手してプレゼントしたどら焼きも美味しそうに食べて頂いた良い話を、しっかりノリさんが「その話いらないから」とつぶしています。そのどら焼きはレオンと焼き印をしているそうです。各出演者からの差し入れは非常に多く小さい袋が多数、「来年の人は大きい袋1つ持ってくるといいね」と所さんが提案しています。
例年所さんは年末年始お休み、家族といることが多いようです。紅白を見るのは「当然でしょ」「釘付けでしょ」「目を離したことない」と、若干ウソみたいなトーンで話しています。歌手である限り出演したいレオンさんは、毎年所さんに出て頂きたいとここで依頼。「時間があると矢吹スタジオ行ってレコーディングしてます」「世田谷ベースの二歩手前です」「たまーに世良公則さんと出会います」という具合で、もう10曲くらいストックはあるのだとか。
「来年はまず「炎のKiss」という新曲からスタートします」、ノリさんがここで新曲のタイトルを発表しちゃってます。曲で使うスタンドマイクも作成中、ただ予告無しのサプライズなのでスタッフは苦笑いしてるそう。現在1年間ドキュメンタリー密着中、「レオンを追いかけると俺と所さんついてくるから」。早くも来年の紅白に向けて準備万端のようでした。
あけましておめでとうございます。
皆様の応援のおかげで、つい先程まで #紅白歌合戦 のステージの上に立つことができた2024年は最高に幸せでした。
1年後、また同じような時間を過ごせるように。
2025年も精一杯純烈業に励んでいこうと思います。どうかよろしくお願いいたします!#純烈 pic.twitter.com/DTPtleM70I
— 後上翔太 (@junretsu_gogami) December 31, 2024
紅8(全体16):LE SSERAFIM(3年連続3回目)
・2022年結成・デビュー 第73回(2022年)初出場
・18~26歳・5人組 ソウル特別市・鹿児島県・大阪府出身
・楽曲:「CRAZY -Japanese ver.-」(2024/12/10 シングル)
詞曲:SCORE(13), Megatone(13), iluvjulia, “hitman”bang, Leven Kali, JBACH, Jake Torrey, Supreme Boi, Anthony Watts, Amanda“Kiddo A.I.”Ibanez, HUH YUNJIN, MIYAWAKI SAKURA
日本語詞:Kanata Okajima
・歌唱前テロップ:グローバルな人気を誇る5人組 「CRAZY」の特徴的なサウンドとダンスに注目
・歌唱中テロップ:夢中にさせるサウンドとダンス
・演奏時間:2分21秒
サビで全員が足を上げる振り付けに注目のアナウンス、おそらく時間があればトークも用意されていたものと思われます。スピード感のある振り付けと中毒性のあるサウンド、そしてタイトル通りそこそこクレイジーな歌詞 (otakuが入るくだりはSAKURAによるものだとか)。見応えありました。
2分45秒フルコーラスですがサビを少し短縮して2分21秒、若干の違和感ありますが構成は何とか見られる範囲でしょうか。気がつけば紅白も3年連続、洗練された高クオリティーのパフォーマンスは安定感も感じます。次回の紅白のパフォーマンスもおおいに期待。
ウラトーク
レオンさん一行はここで退席。入れ替え、と言うよりずっと待機していた櫻坂46のメンバーが登場。山下瞳月・井上梨名・的野美青・中嶋優月が参加します。
ステージについてはかなり緊張していた山下さん、「それこそもうどうぞー!で元気入って、これは楽しもうってなりました。すごく良かったです」とコメント。ロッチが反省していた曲紹介は、メンバーにとって緊張がほぐれて良かったのだとか。的野さんはロッチとまだラジオでも共演無く初対面、「このメンバーで集まれるのは一生に一度だから楽しんでね」とマネージャーに言われて気合いが入ったそうです。中嶋さんはテーマとも合わせて届けようという気持ちでステージに望んだと話しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━#LE_SSERAFIM / CRAZY -Japanese ver.-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2024.12.31
第75回NHK紅白歌合戦https://t.co/VVs1aAwFMF pic.twitter.com/bfuhPMUHIi— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 31, 2024
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