第66回(2015年)NHK紅白歌合戦司会予想

 9月に入りました。もうそろそろオフィシャルのホームページでも概要が発表される頃になるかと思います。今年も第66回NHK紅白歌合戦に向けて、色々このブログ上でも予想や講評などなど考えていますので、よろしくお願いします。

 今年もまずは司会者予想から始める形になります。個人的に今年は紅組司会が非常に重要なポイントになると考えています。特に今年は朝ドラ・大河ドラマが例年より評判が良くないので、最低限「司会が出来る人」を選んで欲しいと考えています。というわけで、個人的には以下の2案に落ち着きました。

案1 紅組・有働由美子、白組・井ノ原快彦

 お馴染み『あさイチ!』のコンビです。前回の喋りを見る限り、井ノ原快彦は今すぐにでも白組司会として推したくなる澱みない進行を見せていました。特にトリ・嵐の曲紹介は近年のトリ紹介の中でもトップクラスに近い出来だったように思います。そうなると相手は有働アナがどうしてもしっくり来ます。進行という点では間違いない上に、支持する人もかなり多いのではないかと感じます。
 ただ難点もあります。まずこの人選だと余程のことがない限り白組が勝つと予想されます。特に視聴者投票がメインだとNHKアナウンサーvsジャニーズ。どちらの方が個人の支持が多くなる、と考えると結果は明白でしょう。更に言うと有働アナは過去紅組司会を3度務めていますが、意外と上手くないです(ひと昔前のことなので参考にはしにくいですが)。そして総合司会の穴も気になる部分です。逆転の発想?でタモリ中居正広の起用があればかえって面白いことにもなりそうですが、後者だと白組有利が助長されそうです。いずれにしても対戦成績が五分ならこの組み合わせで良いのですが、近年のことを考えるとやっぱり紅組に勝たせてあげたい気持ちが私でさえあります。更に言うといずれ見たい組み合わせではあるのですが、必ずしも今年でないといけないわけでもありません。

案2 紅組・Perfume、白組・嵐

 というわけで私としてはこちらを推したいです。何と言っても紅組司会のPerfume。今年司会を務めるにあたって相応しい要素は例年と比べてかなり多いです。結成15周年・メジャーデビュー10周年・ドキュメンタリー映画上映決定・MJでの司会実績が非常に長い(7年目)・海外進出で国外にも比較的知られている・グループ司会はもう支障ない・白組は多いのにここ最近紅組で歌手から司会が出ないのは不公平・広島出身→戦後70周年・カープが話題…という具合。紅組を勝たせるならPerfumeに司会をさせるべき、というとさすがにファン目線も相当入るので言い過ぎと思われるかもしれませんが、今年は彼女たちに紅組を託しても面白いんじゃないかと思っています。

 相手としてはやはりハードルが高い方がいいので個人的には過去の成績4勝1敗、6年連続になりますが嵐を希望。過去の番組共演を見る限り相性も良いと思います。ただ6年連続司会をすること自体また別のハードルもありまして、さすがに見ている方もファン以外少し飽きが来ているだろうという推測も出来ます。また直前11月からドームツアー、特に12月23・24・26・27日で東京ドーム4daysなので司会を任せるには負担が大きいです。あと以前から5年連続で区切りをつけるという話もあるらしく、そう考えると今年はなおさら例年通り確実と言い切れない状況です。ただ10月に発売されるアルバム『Japonism』には、通常盤のボーナストラックとしてここ数年紅白で歌われ続けている「ふるさと」が収録されます。そうなるとやはり今年も白組司会を任せた方が形としてはいいのではないか、という気持ちにもなります。あるいはあえて司会から降ろして大トリで「ふるさと」を歌う、というのもありかもしれません。

 それ以外に考えられるとしたら紅組はAKB48でしょうか。たださすがにAKB48を司会にすると境界線が分からなくなるので、どうしても48Gから司会をしてもらうとしたら指原莉乃単独が一番しっくりくると思います。総選挙1位・ライブを見る限りMCにおける仕切りも文句無しに上手いので、本当に可能性が高いのはこちらかもしれません。リスキー覚悟で言うなら来年の春から放送されるSPドラマ『精霊の守り人』主演の綾瀬はるかという選択肢もあります。ある意味実績はあります。個人的にはやめた方がいいと思いますが。『まれ』の土屋太鳳、その次の『あさが来た』波瑠はやや厳しいのではないでしょうか。『花燃ゆ』の井上真央は今年司会をするなら昨年も司会を担当するでしょうし、加えて現状の視聴率。可能性は非常に低いと考えます。

 白組はジャニーズだと関ジャニ∞V6TOKIOを選ぶという選択肢もありますが、関ジャニ∞だと嵐と比べてやはり少し落ちるという感は出てしまうのでやめた方がいいかと思います。SMAPという手もありますが、これは紅白がいよいよピンチな状態になった時の最終手段としてとっておくべきでしょうか。ジャニーズ以外で考えるとMJからユースケ・サンタマリア、『まれ』というより来年の大河ドラマ『真田丸』から大泉洋のどちらかが有力ではないかと思います。両者とも俳優としてだけなく喋りという点でも抜群の実績と評価があるので文句なしでしょう。ただもう少し華が…という部分はあるかもしれません。大穴で『LIFE』の内村光良でしょうか。ただ芸人が白組司会を務めた例は過去にほとんどないので、その点を考えると可能性はあまり高くないと言えるでしょうか。

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