・ゲスト審査員紹介

 桑子アナが進行。今回も席はステージ下手側、テロップや映像の工夫も前回同様に見られました。椅子が前回と比べて少し豪華になっています。

村田諒太
映像:WBA世界ミドル級王者獲得マッチ(提供フジテレビ) 楽しみにしている歌手:Superfly
村上茉愛
映像:世界選手権の床演技 カラオケでよく歌う曲:Happiness(嵐)
加藤一二三
カラオケでよく歌う曲:ラブ・ストーリーは突然に
吉岡里帆
カラオケでよく歌う曲:学園天国
高橋一生
映像:わろてんか 楽しみにしている歌手:エレファントカシマシ
宮本信子
映像:ひよっこ(作:岡田惠和) 楽しみにしている歌手:桑田佳祐
鈴木亮平
映像:西郷どん 楽しみにしている歌手:ultra soul(B’z)
林真理子
映像:西郷どん カラオケでよく歌う曲:赤いスイートピー

 次のステージに移る前に、ビジョンで映像が流れます。NHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治がヘリコプターに乗って登場。どういうキャラクターかをナレーションで軽く解説して、紅白スーパーバイザーでもあることを自ら紹介。なおヘリ操縦士はムロツヨシ
 パラシュート無しで、上空からNHK西口玄関に飛び込みます。大爆発が起こりますが、無事に着地成功。何事もなかったかのようにNHK職員(塚地武雅)が案内したところで、NHKの敵が登場。暴力・差別・圧力・忖度(そんたく)と書かれた黒スーツの軍団を、三津谷さんがアクションを駆使してやっつけます。「問題があればただちに指導します、NHKなんで」のコメントと決めポーズで締めます。内村さんの感想は、「あの人空飛べるんですね」「忖度だけカナがふってありましたけど、親切です」「俺なんか着替え大変だなっていう感じがする」

 紅白ウラトークチャンネル、ラジオ中継席、楽屋トークのコーナーもここで紹介。楽屋トークにはLittle Glee Monsterが出演中、スタッフの中にイカ大王も紛れてます。順当に直美さんがツッコミ入れてます。”8K!”という雄叫びとともにサンシャイン池崎もここで登場、桑子アナとともに8Kスーパーハイビジョンを紹介。「空前絶後のー!!」から始まる絶叫で全力を出し切った池崎さんは、完全に息が切れてます。「あいつこの一瞬にかけたな。8Kの情報が一切入ってきません」と内村さんから適切なツッコミが入りました。

 

(楽屋トーク)
 直美さんは楽屋トークの紹介で外に出ないといけないので、あろうことかリトグリ5人が置いてけぼりにされている状況。とりあえず自己紹介などをして話を繋げていました。喋りの方は思ったよりスムーズで、冠番組もやろうと思えば出来るかもしれないという印象でした。

 

(ウラトーク)
 審査員紹介。村田諒太のところで「村田だ」。ひふみんのところで「(カラオケを)聴いてみたい」。西郷どんについてはアクセントが気になる模様。ついでにくまモンについても同じように話しています。
 三津谷ディレクターの映像に見入る一同。塚地さんを見て「あっ、イカ大王だ」。ウラトーク席紹介を経てサンシャイン池崎のシーン、「喉がちょっと心配ですよね」と塚原アナが至極真っ当なツッコミ。「内容が入ってこないよ」という感想は内村さんと同様でした。

 

(解説)
・『LIFE!』からはイカ大王が第64回(2013年)~第66回(2015年)まで見切れ出演していましたが、内村さんが総合司会に加わったことで紅白にも大きく関わるようになります。三津谷氏の出演はこの回が初、また塚地さんがイカ大王以外の姿で紅白の画面に登場するのも初です。

・ウラトークチャンネルの進行役は塚原愛アナ、紅白には第58回(2007年)ラジオ中継と第59回(2008年)ブラジルからのリポーターで出演しています。かつて『爆笑オンエアバトル』MCとしてもお馴染みでしたが、バナナマンと直接ここで共演してはいないようです(バナナマンは2003年卒業、塚原アナは2005年~2007年担当)。

・ラジオ中継担当は二宮直輝アナと小郷知子アナ。二宮アナは2年連続担当ですが、翌年以降は大阪放送局に異動します。小郷アナは初担当ですが、二宮アナより6年先輩。東京アナウンス室に配属されて以降は報道メインでしたが、この年から『うたコン』司会に回りました。

・サンシャイン池崎は2015年にブレイク、その後もコンスタントに仕事が続いて紅白出演に至りました。ちなみに前年は笑ってはいけないシリーズの方に出演、俳優の斎藤工がネタを完コピしたことで話題になりました。

・NHKBSの8Kは2018年12月1日本放送スタートで、この年は特に宣伝に力が入っています。ただ一番肝心な放送開始時期はネタに反映されず、一緒にいた桑子アナが説明する形でした。

SHISHAMO(初出場/第68回/2012/21~23)
「明日も~紅白2017ver.~」(2017/宮崎朝子/宮崎朝子/初)
~今年話題のCM曲 高校生ホーン隊とSPコラボ~
演奏:高校生ホーン隊 演奏指導:YUHKI

 SHISHAMOの3人を見て「俺からしたら姪っ子が遊びにきたようなもんだ、かわいいねぇ」、88組から選ばれた高校生ホーン隊に関しては「みんな肌ツヤがいい」「あの頃に戻りたい、二度と戻ってこない」「何回も録画したやつ見るんだよ」。完全に親戚のおじさんと化する内村さんがものすごく温かいです。
 サビの一節ギター弾き語りから、バンド3人と高校生ホーン隊50人の生演奏。今年トップクラスの名曲を、これからの未来を担う世代が希望をもって歌うステージは見ていて胸が熱くなりました。更に言うと、今回でなければ正直アテブリで淡々とした内容になっていた可能性も十分考えられたので、そういう点では非常に良い意味で今回の紅白歌合戦を象徴する内容だったように思います。SHISHAMOのファンとしては勿論、紅白ファンとしても非常に価値のある名ステージでした。(2分20秒)

 

(楽屋トーク)
 直美さんはこの後すぐステージで歌うので、サンシャイン池崎が進行。リトグリと楽しくトークを繰り広げていました。

 

(ウラトーク)
 バナナマンの2人は偶然NHKの食堂でSHISHAMOの3人に遭遇したそう。2人は定食D、もう1人は白湯麺を食べていたみたいです。なお設楽さんは酸辣湯麺が好きだそうですが、ここ最近毎日食べているので大晦日は定食A(肉豆腐みたいな感じ)を食べたのだそうな。
 生音演奏、イヤホンを取るとやはり凄くて3人とも大興奮。「カッコ良いねスリーピースバンド」「ガールズバンドってやっぱいいよね」「絶対出来ないよね、俺らには」「ガールじゃねぇから」「バンドもできねぇし、何にもできない」。映像で登場する高校生の練習風景は、「選ばれなかった人たちかな、一緒に出してあげたいSHISHAMOの気持ちなのかな」と話しています。SHISHAMOの3人だけでなく後ろの高校生ホーン隊についても大絶賛。思わず大きな声も挙がるバナナマンの2人でした。

 

(解説)
・「僕に彼女ができたんだ」「君と夏フェス」などで既に数年前から注目を浴びていた彼女たちですが、この年の「明日も」はNTT docomoのCMきっかけで若者以外にも広く浸透しました。シングル曲ではない、アルバム『SHISHAMO 4』収録曲ですが、YoutubeのMV再生数は現在でも他と比べて圧倒的に多いです。

・ガールズバンドの紅白出場はヒットした絶対数が少ないこともあって非常に少なく、第63回(2012年)のプリンセス・プリンセスなど過去4組のみです(第33回(1982年)のシュガーはユニットと言った方が良いかもしれないですが)。プリプリも再結成後の出場なので、現役世代で実現したのは第54回(2003年)のZONE以来になりました。一般的にイメージできるスリーピースバンドについても同様で、第60回(2009年)のレミオロメン以来8年ぶり。3人組については他にもいますが、ギター2人とボーカル構成のいきものがかりをスリーピースと呼ぶには少し議論が分かれそうです。

・SHISHAMOはこの曲以降も多数名曲を発表していますが、なぜかヒットがあまり続かず紅白出場はこの回のみ。2019年にはNコン課題曲「君の隣にいたいから」もありましたが、出場は叶いませんでした。

・ちなみに出場歌手決定2日後のライブに偶然足を運ぶ形になり、会場でファンに紅白出場を直接報告していました。出場を知ったのは発表日の朝、LINEには数年ぶりという単位で大量の祝福メールが届き、記者会見での緊張は2日経っても残っていると話していました。

三山ひろし(3年連続3回目/第66回/2009/37)
「男の流儀~けん玉世界記録への道~」(2017/石原信一/中村典正/初)
~紅白史上初!歌唱中にけん玉で世界記録に挑戦~
けん玉:けん玉ヒーローズ with ず~まだんけ

 歌の最中にギネス記録「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」に挑戦するという紹介。124人連続で世界新記録、その3人目がDJ KOOで124人目が三山さんなのだそうです。わざわざ公式認定員も来られているようです。「一人ひとりのプレッシャーが凄いですよね」とナチュラルに余計なプレッシャーをかける有村さん、「歌の内容とけん玉とはあまり関係ないんですよね?」と実に適切なツッコミを入れる内村さん。ゲスト審査員を見渡すと、ひふみんはキョトンとした表情を浮かべていて、宮本さんは笑いながら隣の鈴木さんや高橋さんに話し掛けています。
 けん玉ヒーローズ with ず~まだんけの123人、ゼッケン1番をつけた人から順番に大皿を決めていきますが、イントロの時点で14番の方が失敗。会場から一斉に”あー”という声が漏れます。なんだかすごく気の毒なことになってしまいました。ちなみにそれ以外の方は全員成功しています。三山さんが歌う中、けん玉を進めていく様子は右下のワイプで同時中継。色々な意味で、ありえないステージになっています。
 三山さんは熱唱の末にラストのけん玉も決めてガッツポーズ。ただ仮にギネス記録が成功しても演奏終了からけん玉ラストまで少し間があったり、歌に全然集中できなかったり。企画そのものは面白かったですが、それ自体は成功と少し言い難いような面もありました。もっとも三山さん本人は次回もやる気満々のようです。なおギネス記録失敗に関しては、司会3人が最大限のフォロー。ここでも内村さんの優しさが光っていました。(2分29秒)

 

(楽屋トーク)
 リトグリに代わってE-girlsが登場。進行は引き続きサンシャイン池崎。初出場の時と同じくらい緊張したと話すE-girlsの2017年の漢字は「初」、などのトークを上手く引き出していました。打ち合わせなしの初対面としてはかなり良かったのではないでしょうか。

 

(ウラトーク)
 開口一番「けん玉さんだ」、DJ KOOの衣装は「完全に本人食っちゃってる」「目立ち過ぎだよ」「頭にけん玉ぶっ刺さってます」、目の前で準備しているステージを見て日村さんは大笑い、設楽さんに至っては「馬鹿みたいな状況になってます」と言いたい放題。ちなみにDJ KOOの衣装はこの紅白のために新調したのだとか。
 当然ながら途中の人が失敗したら…という話になります。3人目のDJ KOOで失敗を予想していましたが、無事成功して声を挙げます。これの緊張感あり得ない、「途中で失敗したらやべーじゃん」と話してすぐに14番の方が失敗。やり直しじゃないの?と話しますが、塚原アナによると時間がないのでそのままいくということ。ちなみに10番目くらいまでだったらやり直すという話だったようで。
 ウラトーク席から三山さんに失敗してますよと話します。そして2人とも、特に日村さんが失敗した14番の方を最大限に心配していました。ラストの三山さんガッツポーズ、それを見て「いや三山さーん、これ失敗なのよ」

 

(解説)
・いよいよ三山さんがけん玉の人と化しています。特注のけん玉はこのステージだけでなく、オープニングの時点で首にかけて登場していました。

・14番の方はTwitterでトレンド入りまでして、一躍時の人になってしまいました。週刊誌に取材までされています。なお翌年も7番として参加、結果は無事成功でした。

・ギネス記録への挑戦は翌年以降も続きます。失敗したので翌年にやり直すのは想定内でしたが、さすがに4年も同じような企画で続けるのは個人的に想定外でした。

・この年から司会者がやり取りする後ろでゲスト審査員席が映るようになります。特に高橋一生・吉岡里帆はほぼ全編に渡って表情やリアクションが映っている状況でした。

AI×渡辺直美(2年連続3回目/第56回/2000/36)
「キラキラ」(2017/AI/AI UTA/初)
~紅白から生まれた夢コラボ 吉田ユニの映像ショーも~

 AIと一緒に渡辺直美が登場。前回の紅白で意気投合、本人主演のドラマ主題歌を作ってもらって紅白でのステージ、AIさまさまということのようです。
 AIさんの歌唱力が高いのは当然ですが、渡辺直美の歌唱力も思いのほか高いです。顔に少し緊張は感じましたが、パフォーマンス自体はコメディアンらしい動きも多く、多少の余裕もあるように見えました。話題のアートディレクター・吉田ユニの凝った映像はありましたが、ステージは2人の他に誰もなく至ってシンプル。歌で聴かせるステージそのものと言った趣で、大変良かったのではないでしょうか。(2分21秒)

 

(楽屋トーク)
 引き続きサンシャイン池崎とE-girlsのトーク。E-girlsのメンバーがそれぞれサンシャイン池崎の長所をどんどん挙げています。インスタ映えする写真も一緒に撮影。武部柚那は池崎さんのリストバンドまでゲットしました。

 

(ウラトーク)
 渡辺直美に注目するウラトーク席。CGを使わず写真を使った映像に注目して欲しいのと、歌詞が分からなくなるんじゃないかということを言われたそうです。後者については「とりあえず泣いたふりしろ」と直々にアドバイスしたそうな。時折声援を贈り、その動きに笑ったり感心したりしながら満足そうにステージを見ていました。

 

(解説)
・「キラキラ」はこの年夏に放送されたTBS系ドラマ『カンナさーん!』主題歌として作られました。渡辺さんはドラマの主人公として出演しています。

・映像を手掛けた吉田ユニは、数々の広告やCDジャケットのデザインを担当しています。星野源の作品に携わる機会が特に多く、「恋」「ドラえもん」「アイデア」はMV制作にも関わっています。広告もラフォーレ原宿や渋谷ヒカリエなど、かなり大きい案件に携わっています。

・コメディアンが出場歌手とステージで共演して歌うケースは、第54回(2003年)で華原朋美とデュエットしたコロッケ以来となります。ウラトークでも、コミカルに動く直美さんを見て「コロッケさんみたい」と話す一幕がありました。

竹原ピストル(初出場/第68回/2001/41)
「よー、そこの若いの」(2015/竹原ピストル/竹原ピストル/初)
~CMソングで今年大注目!心をふるわせる熱い歌~

 ストレートな歌詞と熱い歌声。映像とともに彼の足跡を簡単に、ドキュメンタリー調で紹介。「よろしくお願いします、お世話になります」「紅白まで連れてきてくれてありがとうという気持ちを込めて歌いたいと思ってます」と初出場に際してコメント。ここで櫻井翔も登場。ハートを鷲づかみにされに来ましたということで、そのまま彼が曲紹介。
 「櫻井さん曲紹介ありがとうございました」「こりゃ頑張らないと…」。この一言でスイッチが入ったかのように、ギターを弾きながら大熱唱。入る音は本人の歌声とギター、会場から無数に響き渡る手拍子の3種類。シンプルイズベスト、それゆえ歌声に含まれた想いがダイレクトに伝わります。最高のステージでした。歌い終わった後のやりきった表情と涙をこらえる顔がものすごく美しかったです。
 ゲスト審査員の吉岡里帆は彼のファン。歌い終わった後のコメントは次の通り。「本当にずっと台本が欲しくて台詞が欲しくて、それでも挫折しそうな時に毎日毎日実家から東京に通う時にずっと竹原ピストルさんの曲を聴いていて、まさか紅白歌合戦でこんな風に出会えるなんて思ってもいなかったので、本当に嬉しいです。最高でした」(2分25秒)

 

(楽屋トーク)
 歌い終わったばかりの直美さんがAIを引き連れて戻って来ました。お互いがお互いを褒め合っています。

 

(ウラトーク)
 竹原さんは周りから”ピーちゃん”と言われているのだそう。緊張で立ち位置を間違えた所にツッコミを入れます。ステージは弾き語りの歌声と演奏に大感激。”凄い”という感想は挙げていますが、やはり心なしか声を出す場面も少なめ。迫力あるステージに聴き入っていました。

 

(解説)
・元々はフォークグループ・野狐禅のメンバーで2009年解散後にソロ活動。住友生命のCMソングとして起用された「よー、そこの若いの」が大きな話題になりました。俳優としても『フリージア』『さや侍』『永い言い訳』など、いくつかの映画に出演しています。

・「よー、そこの若いの」だけでなく、この年はドラマ『バイプレイヤーズ』主題歌の「Forever Young」も話題になりました。また、配信で「Amazing Grace」の日本語詞カバーもリリースしています。

・原曲はイントロもあり、ギター以外の演奏もありますが、紅白でのステージは完全弾き語り。これは2016年10月配信開始のEPに弾き語りver.として既に収録されています。

丘みどり(初出場/第68回/2005/33)
「佐渡の夕笛」(2017/仁井谷俊也/弦 哲也/初)
~祖母と目指した初紅白 万感の思いを胸に歌う~

 506スタジオから中継が入ります。紅白大好きウーマンと称するブルゾンちえみ with Bが登場して舞台裏リポート。生バンドを紹介、例の曲を生演奏しています。このメロディーに乗せて、演奏する人数は35人、ホントの話と説明。「生バンド」「めっちゃ過激」のボードをwith Bの2人が用意して締めます。内村さんは非常に内容の薄い中継に困惑しながら盛大にツッコミ。見ている方としては、ブルゾンさんがものすごく緊張しているのが大変伝わってハラハラしました。

 丘さんは紅白初出場。祖母の影響で今があると話しますが、そのおばあちゃんが客席に招待されています。マイクを向けられたおばあちゃんは、やはり感激している様子でした。
 歌唱力の高さは紅白に出場する女性演歌歌手として当然ですが、ポニーテールのような髪型、半端ない伸びと艶が備わった歌声はこれまで数々いた名歌手とはまた違う個性。これだけ声に迫力を感じさせる女性歌手は、ここ最近の演歌でもあまり記憶がありません。素晴らしいステージであったとともに、今後さらにヒットする可能性も強く感じさせた内容でした。20年後くらいの女性演歌界はおそらく彼女が中心的存在になるのではないでしょうか。そんな予感も感じさせる名演です。(2分6秒)

 

(楽屋トーク)
 直美さんとAIさんがトーク中。また2人で紅白に出たいと話したところで退席。入れ替えにSHISHAMOの3人が登場します。

 

(ウラトーク)
 「やっぱ裸にはなれなかったなぁ」と、with Bを見て感想を漏らしていました。ブルゾンさんの衣装も派手だと話しています。
 彼女の綺麗さ・色っぽさに見惚れる2人。一つひとつの動き、特に歌い終わりの手が震えている部分に大きく反応していました。

 

(解説)
・紹介はされませんでしたが、この年から指揮を担当したのはフラッシュ金子。うたコンの指揮者でもありますが、かつて米米CLUBの一員として紅白にも出場しています。サクソフォン担当でしたがキーボードも担当、第45回(1994年)の「手紙」ではカールスモーキー石井の横で1人演奏する形でした。

・丘みどりは元アイドルで、2002年にHOP CLUBの岡美里としてデビューしました。1年半で卒業後、2005年に現在の芸名で演歌歌手としてデビューします。VAPから徳間ジャパン所属時には芽が出ませんでしたが、キングレコードに移籍した2016年以降一気にヒット。テレビ出演もこのタイミングで増加します。

・会場に招待した家族へのインタビューは第19回(1968年)の中村晃子が初めてです。初出場の演歌歌手の恒例演出になったのは第59回(2008年)のジェロ以降で、それ以前にはあまり見られない光景でした。第54回(2003年)の水森かおりに至っては個別の曲紹介無しの続けざまの演出で、そう考えると紅白も当時と比べて一アーティストを大事に扱っています。

・佐渡をテーマにしたご当地ソングは紅白だと5曲目。第43回(1992年)の細川たかし「佐渡の恋唄」以来ですが、他地域と比べると歌謡曲の舞台になっていることが多い場所でもあります。

Sexy Zone(5年連続5回目/第64回/2011/17~23)
「ぎゅっと」(2017/宮田航輔(nicoten) 菊池風磨/ひろせひろせ/初)
~メンバーが考えた振付でホールのお客さんも一緒に!~

 菊池さんのコメントによると、今回は歌合戦用に振付も考えたということらしいです。中島さんのセクシーメッセージもすっかり紅白恒例になりました。今回は「皆さんのハートもぎゅっとして、”ワン”ダフルセクシー、そしてハッピー”イヌー”イヤーにしたいと思います。セクシー紅白、セクシーサンキュー。」。若くてカッコ良いため順当に拍手が起こりますが、一歩間違えればTOKIOの城島師匠みたいな空気になりそうな気がしてなりません。実際少し笑い声もやや多かったような。イマイチ理解できない状況の内村さんは先輩の二宮さんに質問。「今年ってセクシー紅白だったの?」「セクシー晩ごはんとかあるの?」とツッコミを入れます。
 ステージのテーマは温かさ。これは楽曲のイメージに直結しています。1コーラス歌った後は舞台から降りて客席の目の前に移動、ホールのお客さんにも立ってもらいます。会場を盛り上げるスキルは大きなステージを何度も経験しているので、やはり一日の長があるようです。
 ラストサビは全員で大きく右腕を上げて横に振る動きで、客席にも実践してもらいます。「ぎゅっと」の所でパーの手をグーにするのがポイントのようです。本番前に少しだけ練習もあったみたいですが、見る限りではよく揃っています。奥の方にはイカ大王の姿も見えます。最後は全員で手を繋いでバンザイ。手応えとしては間違いなく大成功、といった印象です。(2分25秒)

 

(楽屋トーク)
 直美さんとSHISHAMOの3人がトーク。普段緊張しないボーカル・宮崎朝子でさえもド緊張する紅白、逆に一番緊張するドラムの吉川美冴貴に至っては朝から無言だったようです。そんな3人の2018年の目標は”川崎フロンターレの連覇”。流石川崎市民・公認サポーターだけあります。

 

(ウラトーク)
 丘みどりのステージの感想を話すウラトーク席。昔は売れるためにヘソ出しルックで歌っていたとも話してます。「もしかしたら着物で、ヘソの所だけくり抜いた衣装で出てくるかなと思ったんだけど」と一ボケかましてオチをつけます。
 ステージにはシャボン玉。一人ずつカメラにポーズを撮る登場の仕方を絶賛。前回もそうでしたが、今回もセクゾのステージで演出の凄さを話しています。ちょうどこのステージに登場したLEDパネルの奥に、スーパーハイビジョンの映像がスタンバイされている二重構造のようです。
 会場全員が起立したシーンにビックリ。観客席を映すショットではここぞと言うばかりにウラトーク席を猛アピール。イカ大王の姿も発見します。

 

(解説)
・シャボン玉を使う演出は第63回のaiko以来5年ぶり。当時の本編レビューでも書きましたが、意外とこの手の演出は過去の紅白でもあまり見られません。

・観客席を背にしたショットも2010年代以降時折見られるようになりました。2010年代前半まではサイリウムを振る程度で立つ演出は数年に1回あるかないかくらいでしたが、この頃になると番組演出の協力と称して色々やってもらうケースが多くなります。

・この年のシングルリリースは「ROCK THA TOWN」「ぎゅっと」の2枚でした。2015年~2018年は4年連続でシングル2枚リリース。アルバムは2014年以降、2017年を除いて2月か3月に発売されるのが恒例になっています。