紅白歌合戦・谷村新司の軌跡~ステージ編(1987~1994)~

 谷村さんはアリス時代を含めて19回、同じく堀内さんは20回出場しています。それぞれ前編・後編分ける形でステージレビューをしていきます。なおアリスについては紅白歌合戦・バンド出場歌手の歴史(平成の再結成組編)の記事でステージ内容は記述済なので、ほぼリンク紹介のみになることをあらかじめご了承ください。

第38回(1987年)「昴-すばる-」

ステージ

作詞・作曲:谷村新司
前歌手:北島三郎、由紀さおり
後歌手:和田アキ子、五木ひろし
曲紹介:加山雄三(白組司会)

 「初出場ながら、待ちに待ったこの方をご紹介したいと思います。どんなジャンルにもこだわらず、自分の世界を確立したい、そんなスケールの大きい方です。谷村新司さん、「昴」!」

 日本だけでなくアジアでも広く知られている「昴-すばる-」は1980年4月1日発売、ニッカウヰスキーのCMソングとして起用されました。アリス時代だけでなくソロでも毎年のようにオファーしていましたが、この年ついに受諾したという経緯があります。そのため初出場ながら、白組トリ前という非常に重要なポジションを任される形でした。対戦相手の紅組はラスト2組が童謡の由紀さおりと演歌とは異なる和田アキ子。演歌一辺倒になりつつあった第30回以降の終盤ですが、この回から谷村さんとアッコさんはしばらくトリ近辺常連の曲順が多くなります。

 この年の紅白歌合戦は照明の使い方に特徴のある年でした。前年までは明るい華やかさを強調していましたが、この年は暗転や大型セットを効果的に使ったシックさ・高級感を前面に押し出しています。谷村さんの初出場のステージはほぼ暗転状態から始まり、歌が進むにつれて舞台が少しずつ明るくなる演出でした。2番サビからは100名以上の男声合唱が加わり、元々の楽曲が持つスケールの大きさ・強いオーラを最大限に表現しています。

 これ以降も紅白で何度も歌っている「昴-すばる-」ですが、後年と比べるとイントロや間奏などのカットは多めです。ただ経験豊富なベテランとは言えやはり初出場。合唱が入ってからの歌声は声量が一段と上がり、緊張とひたむきさが視聴者にも強く伝わる印象的な歌唱になりました。

 2コーラス終了後と、歌唱後はアウトロに入った時点で盛大な拍手。それはNHKのみならず視聴者が長年待ち焦がれていた紅白のステージであったことは疑いようもありません。歌手別の視聴率がマスコミで報道されたのはこの年からですが、1位を記録したのは事前の注目度も高かった谷村さんのステージでした。

応援など

 「谷村新司さん、自信に満ちて青春と人生を歌い続けます」。総合司会・吉川精一アナの紹介をバックに白組司会・加山雄三とガッチリ握手。2人はこの5年後、日本テレビ『24時間テレビ』のテーマソング「サライ」を一緒に作り上げることになります。

 アリスでのアジアツアー開催や「昴」のヒットもあり、この時点で谷村さんはアジア音楽に造詣の深い存在でした。チョー・ヨンピルがこの年紅白初の韓国人歌手になりましたが、彼の曲紹介にも同伴。「コンサートも一緒にさせて頂いて」「いまね、韓国が世界に誇るスーパースターです」。韓国ではこの年の「昴」をもってようやく日本人の作った曲の演奏を解禁、公的に日本の文化が完全に解禁されたのは21世紀以降でした。

第39回(1988年)「群青」

ステージ

作詞・作曲:谷村新司
前歌手:五木ひろし、五輪真弓
後歌手:小林幸子、北島三郎
曲紹介:加山雄三(白組司会)

 「谷村新司さんは、今年ロンドン交響楽団をバックにレコーディングをしました。その時日本語の素晴らしさを再認識したそうです。これからも日本語を大切に歌っていきたいと、そう思っています。谷村新司さん、「群青」です」

 「群青」は太平洋戦争を題材にした1981年の映画『連合艦隊』の主題歌でした。「昴-すばる-」ほどではありませんが、この曲も発売当時大ヒットした名バラードです。スケールの大きさは、谷村さんのみならず日本に多くあるバラードの名曲でも間違いなくトップクラスです。

 ステージは前年と同じく暗転をメインした照明演出で、セットの一部と谷村さんの周りを僅かに照らす程度です。合唱のアレンジは無し、そのため歌声の響きは前年以上のものがありました。超絶的な名唱に余計な演出は一切いらない、それを立証したようなステージです。

 フルコーラスで6分29秒の長い曲ですが、紅白でも歌の部分はカット無しで4分58秒。昭和では同年のTM NETWORK(5分16秒)に次ぐ長さで、双方とも第30回(1979年)のさだまさし「関白宣言」の4分44秒を超える記録でした。

応援など

 アリスで一緒だった堀内孝雄もこの年ソロで初出場。あいうえお順や曲順とは異なるオープニングの歌手入場、谷村さんはやはり堀内さんと一緒の登場でした。もちろん歌う前の曲紹介にも登場、「アリスの後はじめて同じステージだよね、悔いのように頑張って」と声をかけて握手します。

第40回(1989年)「陽はまた昇る」

ステージ

作詞・作曲:谷村新司
前歌手:森 進一、小林幸子
後歌手:和田アキ子、北島三郎
曲紹介:武田鉄矢(白組司会)

 「我が友・谷村新司は、師走の風の中でお父さんと別れたばかりです。彼はですね、今この紅白を、病の床でご覧なっている方のために、この歌を歌いたいと、そう言っておりました。谷村新司、「陽はまた昇る」」

 1979年に発売された、ソロ1stシングルです。なおオリジナルアルバムはこれ以前に5枚発表、アリスの活動と並行していたとは言え当時では珍しいアルバム先行型でした。1982年に発売されたアルバム『父と子』にも収録されています。

 「昴-すばる-」「群青」と同様、この年の紅白も暗転状態で本人に照らされる明かりをメインにしたシンプルな演出です。構成も間奏が僅かにカットされたくらいで、原曲よりも約20秒短いほぼフルコーラスでした。熱唱のステージは同様ですが、天を見上げて涙を堪えるような表情を見せる歌い終わりの表情は、父親への想いを強く感じさせるこの年ならではの名シーンでした。

応援など

 アリス海援隊は活動時期も近く、古くからの盟友でもあります。この年武田鉄矢は白組司会と同時に第2部トップバッターも担当しますが、曲紹介を買って出たのは谷村さんと堀内孝雄でした。「紅白40回目にして、初めて白組はトップバッターにキャプテンを送ります」と、武田さんの肩を汲みながら紹介。

第41回(1990年)「いい日旅立ち」

ステージ

作詞・作曲:谷村新司
前歌手:北島三郎、石川さゆり
後歌手:都はるみ、森 進一
曲紹介:西田敏行(白組司会)

 「私は以前中国を旅した時に、ある日本人のアーティストの作った歌が大変多くの人たちに歌われていました。谷村新司さん作詞作曲の「昴」という歌でした。そして21世紀に伝えたい歌として、この谷村新司さん作詞作曲による「いい日旅立ち」も熱い熱い支持を受けました。お聴きください。谷村新司さんによる、「いい日旅立ち」です」

 1978年に山口百恵に提供した、日本を代表する名曲です。平成初期は「21世紀に残したい歌」という名目のアンケートが行われていて、当然ながらこの曲も上位に入りました。ただその割に谷村さんの歌唱はこの年のみ、以降も第72回(2021年)の水森かおりによるステージまで31年間紅白での披露はありませんでした。

 セットの階段をゆっくり降りながら登場、弦楽器隊が花道で出迎えるように一列に配置されています。イントロは百恵さんの原曲や『抱擁 -SATIN ROSE-』に収録されているような印象的なメロディー演奏無し、いわばベース音のみで始まるようなオープニングでした。

 1番終了後の間奏で弦楽器以外の音色も増え、合唱も加わって徐々に盛り上がります。そのまま2番・ラストと進んでこの年もフルコーラス、最後は合唱が前面に出るような形の締めになっています。

応援など

 曲順・区分けなど完全ボーダレスの登場になったこの年のオープニング、谷村さんはモンゴル出身の15歳・オユンナと一緒に登場しています。彼女の右にいるのが谷村さんでもう1人は10年ぶり紅白復帰のさだまさし、こちらも谷村さんと同様フォーク&ニューミュージック界の実力派として長く紅白歌合戦の常連になります。

 そのさださんの曲紹介に谷村さんも参加。海外に行くことで分かる日本について「こんな素晴らしいところがあったのか、あるいはちょっとこれはまずいなぁという所も見えてきたりしますけどもねぇ」と話す西田さんに、「例えばどんな風に?」と司会を無視して話を進めようとするやり取りでした。ちなみにこの年さださんが歌った曲は、ケニアに派遣された日本人医師を題材にした名曲「風に立つライオン」です。

 歌う時の谷村さんは渋い表情で歌う名歌手ですが、ラジオ番組などで見せる本来の姿は全く異なる軽妙なキャラクターです。これまで出場した紅白でそういった部分を見せる機会は全く無かったですが、この年は白組全歌手が参加する植木等「スーダラ伝説」がありました。よく目立っていたのはチェッカーズ布施明辺りですが、谷村さんも後ろの方で扇子を持ちながら騒いでいます。

第42回(1991年)「昴-すばる-」

ステージ

作詞・作曲:谷村新司
前歌手:北島三郎、和田アキ子
後歌手:(エンディング)
曲紹介:堺 正章(白組司会)

 「第42回NHK紅白歌合戦も、56曲目。いよいよ今年最後の曲でございます。地球環境の危機が叫ばれてる今、今年も明るいことばかりではございませんでした。来年は国際宇宙年、そして世界で初めて環境サミットが行われることになっております。21世紀に向けて、そして未来へ向けて。私たちの為にそして子どもたちの為に、きっと何かが出来るはずでございます。21世紀に我々の心を伝える曲として、この歌を選びました。「昴」。谷村新司さんです!」

 湾岸戦争やソ連崩壊など世界情勢が大きく変動した1991年、紅白歌合戦も地球をイメージした球体がメインのセットとして組まれていました。この年「昴-すばる-」を大トリとして選曲したのも、日本のみならず世界でヒットしていることが大きな理由になっています。

 ステージの奥から放たれる光、その中から谷村さんがゆっくりとした足取りで登場します。スーツやタキシードがまだステージ衣装の主体である中、谷村さんの上着は白いシャツに蔦のような物が描かれている柄。少しアジアを意識しているようにも見えました。

 2コーラス歌唱後の間奏では、ホール上手に設置されたパイプオルガンでの演奏が入ります。この年は司会エリアの後ろにモニターが設置されていますが、そこには星空の中で集まる昴が描かれています。やがてラストのBメロに入り、球体のセットは青い地球が描かれて反時計回りに回転。モニターだけでなくステージの背景も、宇宙をイメージした映像に切り替わっています。

 間奏のみ僅かにカットですがそれ以外はフルコーラス、1991年の紅白歌合戦を見事に締めくくるステージでした。惜しむらくは、最終審査での結果が僅差で紅組優勝だったことくらいでしょうか。

応援など

 紅白初の全員合唱「SMILE AGAIN」は3番手のソロを担当。曲紹介は「花~すべての人の心に花を~」を歌う喜納昌吉での登場でした。アジアの音楽に詳しいという立場で、タイから火がついてアジア全域に広がった曲と説明。この時は特にコミカルな場面もない、普通のやり取りです。

第43回(1992年)「三都物語」

ステージ

作詞:多夢星人 作曲:谷村新司
前歌手:森 進一、都はるみ
後歌手:
坂本冬美、五木ひろし
曲紹介:堺 正章(白組司会)、さだまさし

 JR西日本の『三都物語』キャンペーンソングで、関西地区では幾度となくコマーシャルでオンエアされた曲です。東日本エリアにとってどういう位置づけなのかは不明ですが、関西では知らない人はいないというくらいの名曲です。トリ近辺の出番ではないので、曲紹介は白組司会の堺さんだけでなく盟友のさだまさしも登場。

堺「さて、さださん。谷村新司さんとは20年来のお友達ということでございますけども、どういう所が気が合うんでございますか?」
さだ「そうですね、やっぱり一時期は暗いとか重いとか言われましたが、どうやらここまでお互いくることができました」
堺「そうですか、やはり2人とも人よりも才能が抜けていたんですね」
さだ「抜けてたって2人とも嫌いな言葉なんです」
堺「どうも失礼を致しました。えー、それでは歌のご紹介をお願い申し上げますか」
さだ「それではお届け致しましょう。「いい日旅立ち」を超えた名曲でございます。「三都物語」谷村新司です」
堺「どうぞー」

 非常にスムーズに、コミカルなやり取りが展開されていました。さださんと谷村さんはともに1970年代文化放送『セイ!ヤング』のパーソナリティー、堺さんもテレビでの経験が非常に豊富なので違和感は全くありません。1990年代の時点で2人ともおでこがかなり広い髪型になっていて、たびたびこの手の自虐トークを展開していました。

 トリ4つ前で曲順は少し早くなりましたが、それでも終盤は終盤です。ふと考えると谷村さんがこの年発表の曲を紅白で歌うのは6回目にして初になりますが、歌部分をフルコーラスで歌唱する構成は同様でした。天井からの美しい照明が、谷村さんを照らしています。

 なお「三都物語」は多夢星人こと阿久悠の作詞、谷村さんの紅白歌唱曲で自身が作詞していない曲を歌うのはこれが唯一となっています。

応援など

 この年はヒット当時に辞退した結果ようやく初出場の南こうせつの曲紹介で登場。「かつてフォークソングを歌った若者たちは、紅白に出ようとしませんでした。グループサウンズの若者たちは、紅白に出してもらえませんでした」「お気の毒でしたねぇ」「いろんな時代がございました、はい」。ザ・スパイダースで出られなかった白組司会・堺正章を、アリス時代に出ようとしなかった谷村さんを慰めるやり取りでした。

 全員合唱の「TEARS ~大地を濡らして~」にも参加、この年も和田アキ子の歌い出しに続くソロパートを担当しています。応援合戦もこの年から復活、バーテンダーのような格好でさだまさし南こうせつを両隣にしてタンバリンのパフォーマンスを披露していました。さらに翌年の大河ドラマ『琉球の風』宣伝にも、主題歌担当として出演者の東山紀之小林旭と一緒に登場しています。

第44回(1993年)「階-きざはし-」

ステージ

作詞・作曲:谷村新司
前歌手:五木ひろし、和田アキ子
後歌手:都はるみ、森 進一

曲紹介:堺 正章(白組司会)

 「さてあちらが大型企画(和田アキ子に大柄の女性コーラス2人をゲストに迎えたステージ)でしたらこちらはAB型の谷村新司さんでございます。今年前半の大河ドラマ『琉球の風』のテーマは谷村さんの作詞作曲でございました。それでは歌って頂きましょう。谷村新司さん、「階-きざはし-」です」

 床面にドライアイス、バックには大きな三日月のセットが用意されています。これまでの6回は聴かせるバラードでしたが、この曲は若干ロックの色も入ったアップテンポの楽曲でした。力強いメロディーと歌唱が映える名曲中の名曲で、個人的には「昴-すばる-」以上に大好きな曲です。その分ややキー高めで正確なメロディーを取るのが難しく、紅白で歌う本人もサビの高音はややフラット気味でした。構成はこの年もアウトロがカットされる程度で2コーラス半のフル、演奏時間は約4分半で原則2コーラスの演歌よりも格段に長めです。

 なおインストゥルメンタル主体の大河ドラマテーマソングで、歌謡曲・J-POPの曲が起用されたのは現在でもこれが唯一です。

応援など

 前半は初出場のベテラン・J-WALKの曲紹介に、カラオケ好きという名目で細川たかし武田鉄矢と一緒に登場。ただ堺さんが仕切るべき所を、4年前の白組司会だった武田さんが仕事を横取り。2人の喧嘩を細川さんが止めた所で、最終的には谷村さんが勝手に曲紹介。「結成13年目・J-WALKをお聴きください。「何も言えなくて…夏」としっかり仕事を果たしています。前半はそれ以外に白組歌手によるマイクロ・ジャクソンの余興と全員合唱「山に抱かれて」に参加。中山美穂西田ひかるを両隣にして歌う谷村さん、表情はもちろん満面の笑顔です。

 後半では2年前同様、沖縄をテーマにした「島唄」で初出場となったTHE BOOMの曲紹介に登場。沖縄ミュージックの評論家という名目で白組司会の堺さんに講義しますが、開始数秒で寝てしまうというやり取りを展開します。

第45回(1994年)「昴-すばる-」

ステージ

作詞・作曲:谷村新司
前歌手:小林 旭、和田アキ子
後歌手:キム・ヨンジャ、北島三郎

曲紹介:古舘伊知郎(白組司会)

 「さあ今度は、谷村新司さんの歌声のシルクロードにご案内致します。昴というのは別名・プレアデス星団、ちょうどおうし座の肩先の辺りに、蛍の群れのように輝いてる星々のことですけれども、ちょうど今南南西の位置から、408光年の彼方からこちらに向けて優しい光を送ってきてくれております。さあ、サラリーマン中間管理職カラオケで歌いたい歌ナンバーワンでございます。この曲です!」。昴という言葉を端的に無駄なく紹介する古舘さんの曲紹介です。なお中間管理職のサラリーマンがカラオケで多く歌った結果、一時期はカラオケで聴きたくない歌でも上位の常連に入るという副産物も発生しました。

 とは言え谷村さんの「昴」はやはり間違いなく絶品です。8回目にして早くも3度目となる歌唱ですが、ステージはやはり安定のクオリティーでした。衣装は3年前の白からこの年は黒いコートが主体、この年は舞台上だけでなく客席にいる全員もペンライトで星空を表現していました。なお客席にライトが用意されるのは第43回(1992年)以降、したがって「昴~すばる~」でこの演出が導入されるのはこれが初めてとなっています。

 構成はこの年もフルコーラス、演奏時間も大トリを務めた3年前と同様です。ちなみに和田アキ子が歌う「あの鐘を鳴らすのはあなた」の次という曲順も、3年前と全く同じでした。

応援など

 もうすっかり誰かしらの曲紹介で登場することがお馴染みになった谷村さん、この年は藤井フミヤの曲紹介に登場。「美男子研究家」というタスキまでかけて、かなりふざけています。二枚目の法則を発見したという谷村さんは、その内容は「グループであること」「男ばっかしであること」「地域では九州」「グループ名がカタカナであること」と法則を説明。元クール・ファイブで長崎県出身の前川清が横に立っていますが、ステージに立つのはもちろんフミヤさん。客席の女性ファンは彼への声援に夢中で、その様子はほとんど見えていない様子でした。

 

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