第73回(2022年)NHK紅白歌合戦曲順・出演者表・リハ記事一覧(後半)

  1. 紅13(全体24):ウタ(初出場)
  2. 白11(全体25):King Gnu(3年ぶり2回目)
  3. 白12(全体26):三山ひろし(8年連続8回目)
  4. 紅14(全体27):TWICE(3年ぶり4回目)
  5. 企画2(全体28):ディズニースペシャルメドレー
  6. 白13(全体29):Vaundy(初出場)
  7. 紅15(全体30):milet×Aimer×幾田りら×Vaundy(初出場)
  8. 白14(全体31):純烈(5年連続5回目)
  9. 企画3(全体32):back number(初出演)
  10. 紅16(全体33):乃木坂46(8年連続8回目)
  11. 紅17(全体34):工藤静香(24年ぶり9回目)
  12. 白15(全体35):King & Prince(5年連続5回目)
  13. 白16(全体36):Official髭男dism(2年ぶり3回目)
  14. 紅18(全体37):あいみょん(3年連続4回目)
  15. 企画4(全体38):加山雄三(12年ぶり18回目)
  16. 紅19(全体39):Superfly(2年ぶり6回目)
  17. 白17(全体40):藤井 風(2年連続2回目)
  18. 紅20(全体41):篠原涼子(28年ぶり2回目)
  19. 白18(全体42):ゆず(8年連続13回目)
  20. 白19(全体43):関ジャニ∞(11年連続11回目)
  21. 白20(全体44):星野 源(8年連続8回目)
  22. 企画5(全体45):氷川きよし(23年連続23回目)
  23. 企画6(全体46):松任谷由実 with 荒井由実(2年ぶり6回目)
  24. 白21(全体47):KinKi Kids(6年ぶり2回目)
  25. 企画7(全体48):安全地帯(37年ぶり2回目)
  26. 紅21(全体49):石川さゆり(39年連続45回目)
  27. 企画8(全体50):桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」
  28. 紅22(全体51):MISIA(5年連続7回目)
  29. 白22(全体52):福山雅治(14年連続15回目)

紅13(全体24):ウタ(初出場)

・2022年デビュー
・歌手:Ado 声優:名塚佳織
・楽曲:「新時代」(2022/6/
8 配信)
・詞・曲:中田ヤスタカ

 後半は史上初、アニメキャラクターのパフォーマンスから始まります。それも含めて「新時代」と言って良いでしょうか。フジテレビのアニメ発ですがNHKでも力は入っているようで、尾田栄一郎先生が紅白のために描き下ろしのストーリーまで作るという具合。何やらサプライズもあるとかないとか。期待しましょう。

白11(全体25):King Gnu(3年ぶり2回目)

・2015年デビュー、第70回(2019年)初出場
・29歳~30歳・4人組
・楽曲:「Stardom」(2022/11/17 配信)
・詞・曲:常田大希

 2022年FIFAワールドカップ、日本代表はベスト8こそ逃したもののドイツやスペインに勝利する大健闘を見せました。NHKのサッカー中継のテーマソングになった楽曲をパフォーマンスします。審査員席には森保一監督、ゲストで長友佑都選手も紅白に出演。11月の熱狂を思い出させる、熱いステージになりそうです。

白12(全体26):三山ひろし(8年連続8回目)

・2009年デビュー、第66回(2015年)初出場
・1980年9月17日生 高知県南国市出身
・タイトル:「夢追い人~第6回 けん玉世界記録への道~」
・楽曲:「夢追い人」(2022/6/8 CD)
・詞・曲:原 譲二

12/29ナタリー:三山ひろしのけん玉チャレンジにSOTAと豆原一成が参戦!石川さゆりは「天城越え」に平和への願い込めて

 お馴染みけん玉チャレンジ企画、今回はJO1BE:FIRSTのメンバーも参加します。そしてDJ KOOはけん玉だけで7年連続ゲスト出演、TRFでミリオン連発していた頃には全く想像できない事態となりました。

紅14(全体27):TWICE(3年ぶり4回目)

・2015年デビュー、第68回(2017年)初出場
・23歳~27歳・9人組
・楽曲:「Celebrate」(2022/7/15 配信)
・詞:J.Y. Park ”The Asiansoul”, NAYEON, JEONGYEON, MOMO, SANA, JIHYO, MINA, DAHYUN, CHAEYOUNG, TZUYU, Co-sho
・曲:Woo Min Lee “collapsedone”, Justin Reinstein, MRCH, JJean

12/29ナタリー:TWICEが3年ぶり紅白で“いいエネルギー“をお届け、プライベートジェットでサナの誕生日を祝福

 3年ぶりの紅白出演、歌唱曲は結成7周年・日本デビュー5周年を祝う内容になっています。K-POPグループで、特に女性アーティストがメンバー変動の無いままこれだけ長く人気が続くのは過去にあまりない事象のようです。当日はスペシャルな演出に注目、とのこと。

企画2(全体28):ディズニースペシャルメドレー

 MISIAが新しいディズニーシーのテーマソング「君の願いが世界を輝かす」を歌唱、司会陣も大泉洋橋本環奈「星に願いを」をデュエット、櫻井翔「ジャンボリミッキー!」をダンスパフォーマンス。IVESnow ManBE:FIRST日向坂46のメンバーも出演。豪華なショーコーナーになりそうです。

白13(全体29):Vaundy(初出場)

・2019年活動開始
・2000年6月6日生 東京都出身
・楽曲:「怪獣の花唄」(2020/5/11 配信)
・詞・曲:Vaundy

 NHKの『シブヤノオト』最終回に出演しましたが、普段は滅多に音楽番組に出演しないアーティストです。若者はもちろん、それ以上の世代にも年々知名度が広がっています。数多くのヒット曲が既にある中で、選曲されたのは1stアルバム『strobo』収録の「怪獣の花唄」。印象的なステージになることは間違いなさそうです。そして初出場ながら紅組歌手としても出演、第69回のYOSHIKI同様そのまま次のステージに続く形になります。

 

紅15(全体30):milet×Aimer×幾田りら×Vaundy(初出場)

・楽曲:「おもかげ」(2021/12/17 配信)
・詞・曲:Vaundy

 THE FIRST TAKEのコラボ企画・ソニーのワイヤレスイヤホンのCMソングとして大ヒットした曲ですが、テレビの歌番組で披露された機会はありません。miletAimerは前半に続いての出演、幾田りらは今回ソロで出場ありませんが昨年までYOASOBIボーカルで2年連続出場。スペシャルなステージが多い今回の紅白ですが、この豪華共演についても同様。目が離せないパフォーマンスになりそうです。

白14(全体31):純烈(5年連続5回目)

・2010年デビュー、第69回(2018年)初出場
・36歳~51歳・4人組
・タイトル:「プロポーズ~白い雲のように」
・楽曲1:「プロポーズ」(2018/2/14 CD)…4年ぶり2回目
・詞・曲:幸 耕平
・楽曲2:「白い雲のように」(1996/12/21 猿岩石)
・詞:藤井フミヤ 曲:藤井尚之

12/30ナタリー:純烈、ダチョウ倶楽部「紅白」に上島竜兵も“同席”!有吉弘行「ステージに塩まいておきました」

 小田井涼平の卒業が当初のトピックでしたが、気がつけばそんなことどうでもいいくらいの内容に膨れ上がりました。上島竜兵の逝去は今年トップクラスに残念なニュースでしたが、その彼が実現させたステージと言ってもいいかもしれません。ダチョウ倶楽部の2人は紅白で初歌唱(上島さんは第61回に『怪物くん』メンバーとして出演)、有吉弘行は25年越しに「白い雲のように」を紅白初披露。こちらも非常に目が離せないステージになりそうです。

企画3(全体32):back number(初出演)

・2004年結成、2009年デビュー
・37歳~38歳・3人組
・楽曲:「アイラブユー」(2022/10/24 配信)
・詞・曲:清水依与吏

 NHK連続テレビ小説『舞いあがれ』主題歌担当ですが、紅白歌合戦は長年縁のなかった彼ら。いつの間にか国民的バンドという立ち位置となり、ついに特別企画のゲストアーティストとして出演となりました。ドラマの名場面とともに、素晴らしい演奏を聴かせてくれそうです。

紅16(全体33):乃木坂46(8年連続8回目)

・2012年デビュー、第66回(2015年)初出場
・15歳~29歳・41人組
・楽曲:「裸足でSummer」(2016/7/27 CD)
・詞:秋元 康 曲:福森秀敏

12/28ナタリー:乃木坂46、齋藤飛鳥が飛び立つ紅白ラストステージへ意気込み「キラキラを届けたい」」

 齋藤飛鳥の卒業ステージは、彼女が初めてセンターを務めた2016年の「裸足でSummer」を歌唱。コンサートでは長年定番曲で、卒業・惜別よりも盛り上がりの要素が強い曲をあえて選曲したという部分もありそうです。メンバーの卒業を祝福するステージも紅白で4回目・4人目になりますが、もしかするといつもとは少しだけ異なる雰囲気になるかもしれません。

紅17(全体34):工藤静香(24年ぶり9回目)

・1987年ソロデビュー、第39回(1988年)初出場
・1970年4月14日生 東京都出身
・タイトル:「35周年SPメドレー」
・楽曲1:「嵐の素顔」(1989/5/3 CD)
・詞:三浦徳子 曲:後藤次利
・楽曲2:「黄砂に吹かれて」(1989/9/6 CD)
・詞:中島みゆき 曲:後藤次利

 24年ぶり9回目の紅白は、初めてメドレーを披露する形になります。見どころで紹介されている2曲はどちらも、1989年の大ヒット曲ながら紅白初歌唱となる楽曲です(その年の紅白では「恋一夜」を披露)。実娘のCocomiもフルート演奏で参加、紅白では珍しい親子共演のステージも実現。見どころの多いステージになりそうです。

白15(全体35):King & Prince(5年連続5回目)

・2018年デビュー、第69回(2018年)初出場
・23歳~27歳・5人組
・楽曲:「ichiban」(2022/6/29 アルバム『Made in』)
・詞・曲:KREVA

12/28ナタリー:King & Princeの今年の漢字は?岸優太「『百』と書いて“ミリオン”ですね」

 キンプリのラスト紅白は、シングル曲ではありませんが攻めに攻めた曲調でMV公開時に話題になった「ichiban」になりました。直後のシングル曲も含めると、5人でのキンプリが見納めになるのはやはり惜しいです。とは言えそれぞれの意見が違う以上仕方のないこと。本番はメンバーだけでなく、ファンにとってもずっと心に残るステージになりそうです。

白16(全体36):Official髭男dism(2年ぶり3回目)

・2015年デビュー、第70回(2019年)初出場
・28歳~33歳・4人組
・楽曲:「Subtitle」(2022/10/12 配信)
・詞・曲:藤原 聡

 「ミックスナッツ」「Subtitle」、今年も国民的ヒット曲を複数生み出した彼ら。特に10月発売の「Subtitle」は、前回紅白の司会を務めた川口春奈とSnow Man・目黒蓮が出演したドラマ『silent』主題歌として現在もストリーミング1位を獲得し続けています。2年ぶりの紅白ですが、もはや令和を語るに欠かせないアーティストと言って良いでしょう。将来的には紅白のトリあるいは大トリで披露される可能性もある、2022年を代表する名曲のパフォーマンスに注目です。

紅18(全体37):あいみょん(3年連続4回目)

・2015年デビュー、第69回(2018年)初出場
・1995年3月6日生 兵庫県西宮市出身
・タイトル:「ハート~君はロックを聴かない」
・楽曲1:「ハート」(2021/10/
20 配信)
・楽曲2:「君はロックを聴かない」(2017/8/1 CD)
・詞・曲:あいみょん

12/29ナタリー:「こっちに視線がいかへんのかなって」あいみょんが「紅白」で抱く心配事は

 リハーサル取材でもあった通り、今年は甲子園球場ワンマンにプロ選手の登場曲で多く使われるなど、野球との縁が深い一年でした。紅白では初めて2曲歌唱、昨年からロングヒット中の「ハート」と甲子園球場のラストで披露された名曲「君はロックを聴かない」。バンドメンバーも引き連れて、今年も生演奏のステージを魅せてくれそうです。

企画4(全体38):加山雄三(12年ぶり18回目)

・1961年歌手デビュー、第17回(1966年)初出場
・1937年4月11日生 神奈川県茅ヶ崎市出身
・楽曲:「海 その愛」(1976/5/20 アルバム『海 その愛』)
・詞:岩谷時子 曲:弾 厚作

12/28ナタリー:加山雄三、紅白でのラストパフォーマンスに向け「皆さんが盛り上げてくださったおかげ」
 紅白歌合戦史上、85歳で歌うという例は過去にありません。歌手だけでなく白組司会も3度務めた若大将ですが、オーディエンスを入れた会場で生歌唱するのは今回がラストということです。「海 その愛」は紅白で3度歌唱、うち2回は自らのピアノ演奏から始まるパフォーマンスでした。そういえばこの曲はシングル表題曲ではなくアルバム収録曲、実を言うと1976年当時では大変珍しい形態。自ら作曲して歌うという点もそうですが、それ以外でも音楽面で数々の新しい功績を残し続けた偉大な歌手であることはあらためて特筆すべきところです。

紅19(全体39):Superfly(2年ぶり6回目)

・2007年デビュー、第66回(2015年)初出場
・1984年2月25日生 愛媛県今治市出身
・楽曲:「Beautiful」(2015/5/12 配信
)…7年ぶり2回目
・詞:越智志帆 曲:越智志帆、蔦谷好位置

 デビュー15周年は、レーベル移籍後および出産後の初出演と重なりました。それもあって、今回紅白歌合戦で披露されるのは初出場の時に披露した「Beautiful」です。もうこの時点で第一線のアーティストだったので、当時から格の違いを見せつけていましたが(本編レビュー)、今回もおそらくそういう形になりそうです。

白17(全体40):藤井 風(2年連続2回目)

・2019年メジャーデビュー、第72回(2021年)初出場
・1997年6月14日生 岡山県浅口郡里庄町出身
・楽曲:「死ぬのがいいわ」(2020/5/20 アルバム『HELP EVER HURT NEVER』)
・詞・曲:藤井 風

 格の違いと言えば、前回の彼の初出場には本当に度肝を抜かされました(本編レビュー)。今回そういったサプライズがあるのかどうかは分かりませんが、「死ぬのがいいわ」は日本だけでなくアジア中心に世界的な広がりを見せる楽曲になっています。今回は日本発信の国際的アーティストとして期待、その点でも他とは一味違うパフォーマンスになりそうです。

 

紅20(全体41):篠原涼子(28年ぶり2回目)

・1991年ソロデビュー、第45回(1994年)初出場
・1973年8月13日生 群馬県桐生市出身
・楽曲:「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」(1994/7/21 CD、2022/9/17 配信)…28年ぶり2回目
・詞・曲:小室哲哉

12/29ナタリー:篠原涼子の28年ぶり紅白出場を次男が大喜び、人前での歌唱は「ハケンの品格」以来

 本人も驚いたという28年ぶりの紅白歌合戦出場、当時はセクシーな衣装に早替えするパフォーマンスが印象的でした。映画『ストリートファイターII MOVIE』主題歌で大ヒットしましたが、今年『ストリートファイター6』日本イメージソング起用に際して新たにリメイクされています。ヒット当時は篠原涼子 with t.komuro名義での発売、小室哲哉がピアノ演奏で出演するという記事も一部でありましたが、実際に出演するかどうかは本番で判明する形になりそうです。

白18(全体42):ゆず(8年連続13回目)

・1997年デビュー、第54回(2003年)初出場
・45歳~46歳・2人組 神奈川県横浜市出身
・楽曲:「夏色」(1998/6/3 CD)…19年ぶり2回目
・詞・曲:北川悠仁

 デビュー25周年、「夏色」はその翌年にメジャーデビューシングルとして発売されました。当時はネオフォークなどと呼ばれていましたが、現在は路上ライブ時代が想像できないほど音楽的な広がりを見せています。紅白歌合戦では第54回(2003年)、伊勢佐木町の松坂屋前から中継で披露した時以来19年ぶり、即ちNHKホールの紅白で初披露。さらに今回は、次のステージにも続いて出演する予定になっています。

 

白19(全体43):関ジャニ∞(11年連続11回目)

・2004年デビュー、第63回(2012年)初出場
・37歳~41歳・5人組
・楽曲:「T.W.L」(2011/4/20 CD)…9年ぶり2回目
・詞・曲:北川悠仁

12/29ナタリー:関ジャニ∞「紅白」ゆずコラボは「華やか」、村上信五は朝ドラ&大河ドラマ出演を切望

 「T.W.L」は2回目出場の第64回(2013年)でタオル回しのパフォーマンスで披露していますが、今年は各番組バンドスタイルでの出演になっています。紅白だけ通常のスタイルでいくかもしくはバンドでの出演かどうかは、リハの時点では判明していない様子です。ただそもそも、彼らがゆずとコラボステージすること自体テレビどころかイベントでも滅多に実現できるものではありません。この紅白限りの共演を、ひたすら楽しみたいところです。

白20(全体44):星野 源(8年連続8回目)

・2010年ソロデビュー、第66回(2015年)初出場
・1981年1月28日生 埼玉県川口市出身
・楽曲:「喜劇」(2022/4/8 配信)
・詞・曲:星野 源

 ひとしきり盛り上がった所を一旦締めるというべきでしょうか、今回の源さんも前回の「不思議」同様やや聴かせるテイストの楽曲です。今年大ヒットを記録したアニメ『SPY×FAMILY』のタイアップあり、もしかするとパフォーマンス前に言及があるかもしれません。第70回以降は事前収録が続いていますが、今回もそうなるのでしょうか。なおナレーション担当の江口拓也早見沙織は、どちらも『SPY×FAMILY』で重要な役を演じています。

企画5(全体45):氷川きよし(23年連続23回目)

・2000年デビュー、第51回(2000年)初出場
・1977年9月6日生 福岡県福岡市出身
・楽曲:「限界突破×サバイバー」(2017/8/26 配信)…2年ぶり3回目
・詞:森雪之丞 曲:岩崎貴文

 今年限りで活動休止ということで、おそらく23年連続出場は一旦ストップ。今回は企画ステージというより、もはや紅組も白組も超越する存在という位置づけです。過去2回紅白で歌った際は度肝を抜かされましたが、今回はもうそれどころではないというステージになりそうな予感がします。

企画6(全体46):松任谷由実 with 荒井由実(2年ぶり6回目)

・1972年デビュー、第56回(2005年)初出場
・1954年1月19日生 東京都八王子市出身
・楽曲:「Call me back」(2022/9/21 配信)
・詞:松任谷由実 曲:呉田軽穂

 「返事はいらない」でデビューして今年50周年、そのキャリアでも新しい試みに果敢に挑戦。紅白でも、今年松任谷由実 with 荒井由実として発表した楽曲を歌います。第69回や第71回で事前発表無しのサプライズもあったユーミンですが、今年はどうなるでしょうか。

 

白21(全体47):KinKi Kids(6年ぶり2回目)

・1997年CDデビュー、第67回(2016年)初出場
・1979年生・2人組
・タイトル:「25th Anniversary Medley」
・楽曲1:「硝子の少年」(1997/7/21 CD)…6年ぶり2回目
・詞:松本 隆 曲:山下達郎
・楽曲2:「Amazing Love」(2022/7/27 CD)
・詞:KinKi Kids 曲:山下達郎

12/28ナタリー:CDデビュー25周年イヤーのKinKi Kids、紅白で2人だけの世界見せる「2人であることが財産」
 6年前の紅白は高級感のあるセットとダンサーも加わってゴージャスなステージでしたが、今回は”2人で歌う”ことを主眼に置いた演出ということです。楽曲もリハーサルの時点で判明、どちらもキンキ以前からジャニーズと縁深い山下達郎の提供。キャリアも長く曲順も白組トリ前、ベテランのパフォーマンスを期待ということで良いでしょうか。

企画7(全体48):安全地帯(37年ぶり2回目)

・1982年デビュー、第36回(1985年)初出場
・64歳~67歳・5人組
・楽曲:「I Love Youからはじめよう」(1988/4/10 アルバム『安全地帯VI~月に濡れたふたり』)
・詞:松井五郎 曲:玉置浩二

 第71回(2020年)に玉置浩二がソロで特別出演していましたが、今年はデビュー40周年に際して37年ぶりに紅白出演。ただドラムの田中裕二は先日訃報が発表されました。楽曲は1988年当時初のベストアルバムのタイトルにもなった「I Love Youからはじめよう」。今年の全国ツアーでもアンコールで歌われた、メンバーにとっても非常に思い入れのあるナンバーです。

 

紅21(全体49):石川さゆり(39年連続45回目)

・1973年デビュー、第28回(1977年)初出場
・1958年1月30日生 熊本県熊本市出身
・楽曲:「天城越え」(1986/7/2
1 レコード)…2年ぶり13回目
・詞:吉岡 治 曲:弦 哲也

12/29ナタリー:三山ひろしのけん玉チャレンジにSOTAと豆原一成が参戦!石川さゆりは「天城越え」に平和への願い込めて

 お馴染み「天城越え」、炎などのビジュアル的な演出が目立つここ近年でしたが、今回は東京フィルハーモニー交響楽団和楽器の共演で音楽的アプローチが強め。もはや紅白歌合戦の主と言ってもいい存在、今年も期待してます。

企画8(全体50):桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎「時代遅れのRock’n’Roll Band」

・66歳~67歳・5人組
・楽曲:「時代遅れのRock’n’Roll Band」(2022/5/23 配信)
・詞・曲:桑田佳祐

12/29ナタリー:「紅白歌合戦」桑田佳祐 feat. “同級生”4人の演奏に大友康平、原由子、ハマ・オカモト参加

 特別枠ラストを飾るのは桑田佳祐率いる同級生バンド。12/29には、MVにも出演した面々の参加も発表されました。特に大友康平は第42回(1991年)に一度白組歌手として選出されながら歌唱曲でNHKと揉めて辞退、31年越しの紅白初出演になります。収録ではありますが、このメンツを集めることが出来るのはNHKの強み。楽しみに待ちたいと思います。

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紅22(全体51):MISIA(5年連続7回目)

・1998年デビュー、第63回(2012年)初出場
・1978年7月7日生 長崎県対馬市出身
・楽曲:「希望のうた」(2022/10/21 配信)
・詞・曲:矢野顕子

 4年連続トリは、美空ひばりの10年連続に次いで歴代2位の記録。歌唱力だけでなく、その人柄も含めて日本を牽引する歌手となっています。「希望のうた」は矢野顕子が楽曲提供、デビュー25周年イヤーの幕開けを告げる1曲です。ただ前回、そして第69回でも事前発表のない楽曲のパフォーマンスがありました。今回もそういった試みがあるのか、というのも注目点の一つになりそうです。

 

白22(全体52):福山雅治(14年連続15回目)

・1990年デビュー、第44回(1993年)初出場
・1969年2月6日生 長崎県長崎市出身
・楽曲:「桜坂」(2000/4/26 CD)…7年ぶり2回目
・詞・曲:福山雅治

 3年連続白組トリ、そして初めての大トリ。最大セールスを記録した「桜坂」を発表した2000年は歌合戦不出場、第66回はメドレーかつパシフィコ横浜からの中継。そういう意味では、満を持しての紅白歌合戦初披露と言って良いかもしれません。「桜坂」を初めてMステで見た時は、曲に合わせた桜色の風景が極めて印象的でしたが、この紅白でも桜が舞う美しいステージになるのでしょうか。楽しみです。

 

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