演奏時間&構成表 4(第54回・2003年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 |
フル再生時間 構成 |
44(企1) | 歌で遊ぼう! 紅白Ring Show |
和田アキ子 中居正広 |
8分22秒 | 1分0秒 2コーラス |
雪 ワルツバージョン |
錦織 健 綾戸智絵 他 |
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雪 ラップバージョン |
木村拓哉 天童よしみ 他 |
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雪 沖縄バージョン |
香取慎吾 香西かおり 他 |
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45(紅23) 紅後半8 |
雪の華 | 中島美嘉 | 3分3秒 1コーラス半 |
5分42秒 2コーラス半 |
46(白23) 白後半8 |
新大阪 | ゴスペラーズ | 3分4秒 冒頭+1コーラス半 |
4分25秒 冒頭+2コーラス半 |
47(紅24) 紅後半9 |
あばれ太鼓 | 坂本冬美 | 2分45秒 2コーラス |
4分22秒 3コーラス |
48(白24) 白後半9 |
浪花節だよ人生は | 細川たかし | 2分19秒 2コーラス |
4分0秒 3コーラス |
49(紅25白25) 紅後半10 白後半10 |
涙そうそう | 森山良子 夏川りみ BEGIN |
3分55秒 2コーラス半 |
4分19秒 2コーラス半 |
50(紅26) 紅後半11 |
Stay by my side | 倉木麻衣 | 3分23秒 1コーラス+サビ |
4分26秒 2コーラス+サビ |
51(白26) 白後半11 |
しあわせになろうよ | 長渕 剛 | 4分46秒 冒頭+2コーラス+サビ2 |
4分25秒 冒頭+2コーラス+サビ |
各ステージ・補足
前回好評だった紅白リングショーでしたが、この年も曲目を変えて開催。ただウケは前回ほど良くなかった様子でした。おそらく8分の持ち時間だと思われますがやはり押し気味、コーナー終了の挨拶が終わらないうちに急いで次の進行へ移行します。
中島美嘉は現在まで歌い継がれている冬のバラード「雪の華」を歌唱。イントロアウトロほぼ全カットの1コーラス半でした。
ゴスペラーズはこの年も完全アカペラ、「新大阪」を1コーラス半。1コーラス目はAメロ1番・サビ2番の歌詞という構成でした。(ステージレビュー→紅白歌合戦・ゴスペラーズの軌跡)
坂本冬美は活動休止を経て2年ぶりの紅白復帰、あらためてデビュー曲「あばれ太鼓」を歌います。涙を堪えながらパフォーマンスする姿は感動的でしたが、それだけに大げさな動きで余計な掛け声まで入る流石組の踊りは正直申し上げると余計な演出でした。1番と3番の歌唱。
細川たかしは派手に歌詞を間違えた第35回以来19年ぶりに「浪花節だよ人生は」を紅白で歌唱。1番と3番の2コーラス、間奏ではこの年セリーグを制覇した星野仙一監督へのメッセージまで入りました。冒頭の三味線がない分19年前より短め、そのため演奏時間は相当短くなっています。
南極観測隊からの中継を交える形で、「涙そうそう」は森山良子・夏川りみ・BEGINの共演ステージになりました。森山さんが1番前半歌唱+ギター、夏川さんが1番サビ歌唱+三線、BEGINの比嘉さんが2番前半歌唱+ベースギター。2番サビ以降は3人のハーモニーを聴かせる展開で、構成はフルコーラス。歌い終わった時点のアウトロで万雷の拍手、歴代の紅白共演ステージでもトップクラスの名シーンでした。
倉木麻衣は当時京都の大学に在学中、デビュー5年目ですがテレビの歌番組はこれが初出演。東寺からの生中継、サポートメンバーも呼んでの生演奏・生コーラス・生ライブでした。曲は3年前リリースの2ndシングル表題曲「Stay by my side」。フルコーラス歌うかと思いきや、1コーラス歌唱後すぐにサビに移行。やや意外な展開でしたが、フェイドアウトのラストはオリジナルのアレンジで締める形になっています。
長渕剛は13年ぶりの紅白出演。前回みたいに3曲15分の歌唱も一部で懸念されましたが、結果はこの年のヒット曲「しあわせになろうよ」フルコーラス。ラストサビの繰り返しが原曲より1回増加、そのため演奏時間も原曲を上回る結果になっています。
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