歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第60回・2009年その3)

演奏時間&構成表 3(第60回・2009年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順 楽曲 アーティスト 演奏時間
構成
フル再生時間
構成
24(企2) 第60回紅白テーマソング・歌の力 出場歌手全員
アン・サリー
4分30秒
2コーラス+サビ
4分43秒
2コーラス+サビ
25(特1) 夢やぶれて
-I Dreamed A Dream-
スーザン・ボイル 3分7秒
1コーラス半
3分11秒
1コーラス半
26(白12)
白後半1
ひまわり 遊助 2分11秒
冒頭+1コーラス+サビ
4分56秒
冒頭+2コーラス半
27(紅12)
紅後半1
あの子の夢 aiko 2分44秒
1コーラス半
4分26秒
2コーラス半
28(白13)
白後半2
壊れかけのRadio 德永英明 2分43秒
2コーラス
5分10秒
3コーラス+サビ
29(紅13)
紅後半2
ミオ・アモーレ 平原綾香 2分21秒
1コーラス+サビ
4分9秒
2コーラス+サビ
30(白14)
白後半3
太陽と砂漠のバラ TOKIO 2分28秒
冒頭+1コーラス
5分8秒
冒頭+2コーラス半
31(紅14)
紅後半3
愛のままで… 秋元順子 2分50秒
1コーラス+サビ
4分44秒
2コーラス+サビ
32(紅15)
紅後半4
ワンルーム・ディスコ Perfume 2分34秒
1コーラス半
4分20秒
2コーラス半
33(白15)
白後半4
Stand by U 東方神起 2分23秒
1コーラス+サビ
4分15秒
2コーラス半
34(紅16)
紅後半5
安芸の宮島 水森かおり 2分44秒
1コーラス半
4分52秒
3コーラス
35(白16)
白後半5
凍て鶴 五木ひろし 3分21秒
2コーラス
5分6秒
3コーラス
36(企3) Michael Jackson
Special Stage
5分14秒
6曲
Billie Jean 木村拓哉 1分2秒
サビ
4分54秒
2コーラス半
Thriller 草彅 剛
香取慎吾
0分40秒
サビ
5分57秒
3コーラス+ラスト
BAD 木村拓哉
稲垣吾郎
0分37秒
サビ
4分7秒
2コーラス半
Smooth Criminal 中居正広
SMAP
0分35秒
歌い出し+Bメロ
4分17秒
2コーラス半
I Want You Back SMAP 0分28秒
Aメロ+サビ
2分56秒
2コーラス半
HEAL THE WORLD 出場歌手複数 0分54秒
サビ2
6分24秒
3コーラス+ラスト

各ステージ・補足

 後半戦最初のステージは、紅白初のオリジナルソング「歌の力」でした。冒頭のやり取りで約2分半、フルコーラス生演奏の歌で4分半。思いのほか贅沢な時間の使い方です。(本編レビュー

 紅組の応援歌手という名目で特別出演したのは、この年オーディション番組で大きな話題を博したスーザン・ボイル。「夢やぶれて」は岩崎宏美が日本語詞で歌って以来、紅白では22年ぶりでした。Cメロにあたる夏から秋にかけてのくだりは、元々彼女のレコーディング版でもカット。そのため音源との比較で考えると、完全フルコーラス歌唱という形になっています。(本編レビュー

 開始14分経ってようやく後半最初の正規ステージ、トップバッターは「ひまわり」を歌う遊助でした。冒頭と1番ですがサビはラスト1回目の歌詞にチェンジ、2回繰り返した後のラストパートはカット。後半最初のステージとしては異例とも言える短さです。(本編レビュー

 aikoは連続テレビ小説『ウェルかめ』主題歌の「あの子の夢」、CDアルバム初収録および配信は翌年3月から。したがって放送時点では音源化されていない状況でした。イントロ半分カット・間奏はスキャットの部分カット・アウトロも一部カット。ただ1コーラス半の歌の部分はカット無しでした。(本編レビュー

 德永英明は名曲「壊れかけのRadio」。3年前に歌ったこともあって、イントロが短くなっています。ラストサビも1回分短くなっているので、演奏時間は第57回と比べて36秒もカットされる形になりました。(本編レビュー

 平原綾香はイントロカットで直接歌から入る出だし、Aメロ1回目を歌唱後いきなり2番Bメロに飛びます。間奏はROLLYギターソロということもあってカット無し、アウトロも原曲通りでしたが演奏時間はやや短めという結果に。(本編レビュー

 TOKIOの「太陽と砂漠のバラ」は冒頭と1番のみで終了。あっという間の印象でしたが、演奏時間は先ほどの平原さんよりは長め。(本編レビュー

 秋元順子「愛のままで…」はロングセラーで2年連続歌唱。宮本笑里がヴァイオリンで参加、イントロの入りは彼女の演奏でした。歌の構成は前回と同様ですが、アウトロの締めがやや早めで結果3秒短くなっています。(本編レビュー

 Perfumeの「ワンルーム・ディスコ」はイントロのリフレイン1回分少なめ、1番歌唱後のCメロは後半部カット。2回繰り返しのラストサビは後半部のみの歌唱でした。(本編レビュー

 東方神起「Stand by U」は1番にラストサビ2回目の歌詞を加えた構成、当時の人気を考えるとかなり短めのステージでした。もっともこの時点で実際は活動どころではない状態、結果的に5人でのステージはこの日が最後になっています。(本編レビュー

 水森かおりの「安芸の宮島」は1番フル・3番Bメロ以降の1コーラス半。歌は短縮されましたが、歌以外の間奏などは比較的カット少なめでした。(本編レビュー

 五木ひろし「凍て鶴」は2年連続。衣装は大きく異なりますが、歌の構成・演奏時間は前年とほぼ同じ。アウトロのアレンジだけが変化しています。(本編レビュー

 この年逝去したマイケル・ジャクソンを偲んで、SMAPが彼の名曲をダンスで披露するコーナーが作られました。それぞれのパフォーマンス全5曲、エンディングとして「HEAL THE WORLD」はJ-POP中心に出場歌手が複数登場。歌は全て彼の生前の音源がバック、原則踊りのみで歌うシーンはありません。(本編レビュー

 

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