歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第61回・2010年その4)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 4(第61回・2010年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
34(紅16)
紅後半4
AKKOイイッ!
紅白2010スペシャル
和田アキ子3分29秒
3曲
人生はこれから0分24秒
冒頭
4分37秒
冒頭+2コーラス半
笑って許して1分11秒
1コーラス
2分42秒
2コーラス
古い日記1分52秒
1コーラス
2分50秒
2コーラス
35(白16)
白後半4
若大将50年!
スペシャルメドレー
加山雄三3分26秒
2曲
夜空の星0分58秒
1コーラス
2分34秒
2コーラス
座・ロンリーハーツ
親父バンド
2分28秒
1コーラス+サビ
5分59秒
3コーラス
36(白17)
白後半5
道標福山雅治5分5秒
2コーラス+ラスト
4分46秒
2コーラス+ラスト
37(紅17)
紅後半5
母ちゃんのひとり言小林幸子3分1秒
1コーラス+ラスト
4分33秒
2コーラス+ラスト
38(白18)
白後半6
流星コブクロ3分47秒
1コーラス半
5分8秒
2コーラス半
39(紅18)
紅後半6
トイレの神様植村花菜7分51秒
4コーラス+ラスト
9分52秒
4コーラス+ラスト
40(白19)
白後半7
2010紅白
オリジナルメドレー
5分0秒
2曲
Troublemaker1分19秒
1コーラス+サビ
4分1秒
2コーラス半
Monster3分25秒
1コーラス半
4分28秒
冒頭+2コーラス半
41(紅19)
紅後半7
ありがとういきものがかり3分29秒
冒頭+1コーラス+サビ
6分4秒
冒頭+2コーラス
42(特1)桑田佳祐スペシャルステージ桑田佳祐6分53秒
2曲
それ行けベイビー!!3分17秒
3コーラス
3分22秒
3コーラス
本当は怖い愛とロマンス3分26秒
2コーラス半
3分32秒
2コーラス半

 

各ステージ・補足

 和田アキ子はイントロ~冒頭で「人生はこれから」、紅白でその年発表の曲を歌うのは13年ぶりでした。「笑って許して」は1番、「古い日記」も同様ですが後者はAメロ間の演奏が僅かにカットされています。アウトロは今ステージ限定のオリジナルが13秒近く追加されていました。(本編レビュー

 加山雄三は2曲メドレー、1曲目は名曲「夜空の星」。原曲と比べてキーが変化しています。1コーラス歌った後にこの年発表の「座・ロンリーハーツ親父バンド」は1番+ラストサビ。(本編レビュー

 福山雅治はカウントダウンライブ会場から「道標」を歌唱。前年のカップリング曲ですが、シングル収録版より間奏は長め。ただこの年発売の『THE BEST BANG!!』とも異なっています。堂々のフルコーラス歌唱でした。(本編レビュー

 小林幸子は例のごとく豪華装置、この年は鶴の恩返しがテーマでした。歌は「母ちゃんのひとり言」、1番歌唱後に巨大な鶴が登場して2回繰り返しのサビに至ります。(本編レビュー

 コブクロはこの年のヒット曲「流星」を歌唱。1コーラス半ですがイントロ・間奏はカット無し、アウトロはほんの僅かにカットありました。演奏時間も例年通り比較的長めです。(本編レビュー

 この年ヒットした植村花菜「トイレの神様」は、歌詞だけでなく10分近い曲の長さも大きな話題になりました。フルコーラスがテレビ出演の条件ということで、紅白も全ての歌詞をしっかり歌い切っています。ただ歌以外の演奏は可能な限り全カット、結果的にはなんとか7分51秒に納める形になりました。言うまでもなく1曲のステージとしては、紅白歴代最長演奏時間という記録になっています。(本編レビュー

 2曲メドレーのは「Troublemaker」1コーラスからスタート。イントロは若干カットされていました。途中ダンスパフォーマンスを挟んで「Monster」はイントロ~冒頭~1番+間奏+3番。ラストサビはカット無し、構成は完全に「Monster」がメインでした。(本編レビュー

 連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』のVTRに1分20秒使用後、紅組司会担当かつ主演の松下奈緒が自ら「ありがとう」をピアノ演奏。ちょうど1コーラス分、1分41秒のステージでした。本番のいきものがかりは冒頭+1コーラス。構成的には短いように感じますが、演奏時間はしっかり3分半確保されています。サビは1番1回目からラスト2回に移行する形で、メロディーは3回繰り返し。(本編レビュー

 この年は活動休止から復帰した桑田佳祐が特別出演、27年ぶりの紅白でした。アルバムに収録される新曲「それ行けベイビー!!」と、8月にシングルで発売していた「本当は怖い愛とロマンス」を披露。どちらも3分台の短い曲ということもあって、完全フルコーラス・生演奏・変な小道具やダンサーもしっかり登場する非常に贅沢な内容でした。(本編レビュー

 

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