歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第61回・2010年その5)

演奏時間&構成表 5(第61回・2010年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順 楽曲 アーティスト 演奏時間
構成
フル再生時間
構成
43(紅20)
紅後半8
天城越え 石川さゆり 3分54秒
2コーラス
4分48秒
2コーラス半
44(白20)
白後半8
風雪ながれ旅 北島三郎 3分47秒
2コーラス
4分33秒
3コーラス
45(紅21)
紅後半9
また君に恋してる 坂本冬美 3分13秒
1コーラス半+サビ
4分20秒
2コーラス+サビ
46(白21)
白後半9
虹色のバイヨン 氷川きよし 3分25秒
2コーラス半
5分18秒
3コーラス半
47(紅22)
紅後半10
生きてゆくのです♡
feat. ザ紅白スペシャルブラスバンド
DREAMS
COME TRUE
4分18秒
2コーラス+ラスト
4分55秒
3コーラス+ラスト
48(白22)
白後半10
This is love ’10 SPメドレー SMAP 4分58秒
2曲
This is love 1分11秒
1コーラス
4分49秒
2コーラス半+ラスト
Triangle 3分46秒
冒頭+1コーラス
5分2秒
2コーラス半

各ステージ・補足

 石川さゆりは演奏前に日本人形の舞が約7秒、これについても歌唱時間に含めることとします。お馴染みの「天城越え」は、人形の舞と音を除くと例年通りの構成。(本編レビュー

 北島三郎もお馴染み「風雪ながれ旅」の1番と3番、紙吹雪が多く舞う演出です。1分近いイントロで曲紹介が入るのも恒例でしたが、この年は前のステージから連続ということもあってアナウンスは全く無し。進行に余裕があることもあって、演奏時間は第54回・第56回より長めです。(本編レビュー

 坂本冬美は大ロングセラーを記録した「また君に恋してる」を2年連続で歌唱。前回と比べてサビの繰り返しが1回増加、短いものの間奏も含まれているので演奏時間は40秒長くなっています。(本編レビュー

 氷川きよしも大ヒットした「虹色のバイヨン」を歌唱。1番・2番の2コーラスだけでなく、最後のサビも加わって2コーラス半。(本編レビュー

 DREAMS COME TRUEはブラスバンドとの共演で「生きてゆくのです♡」、非常にスケールの大きなステージでした。2番カットで1番+3番以降の構成。2コーラス歌唱の時点で2分ちょっと、後半はほぼずっと同じメロディーの繰り返しでした。(本編レビュー

 SMAPは大トリ史上初の複数曲歌唱。ただメイン曲と思われた「This is love」はAメロ2回目カット・1コーラスのみであっという間に終わります。メインは5年前の大トリ曲「Triangle」、2コーラスと最後のフレーズを歌って締める形でした。(本編レビュー

第61回(2010年)・まとめ

演奏時間ランキング(企画コーナーは除外)

順位 曲順 楽曲 アーティスト 演奏時間
1 39(紅18)
紅後半6
トイレの神様 植村花菜 7分51秒
2 36(白17)
白後半5
道標 福山雅治 5分5秒
3 1(紅1)
紅前半1
Virgin Road 浜崎あゆみ 5分0秒
3 40(白19)
白後半7
2010紅白オリジナルメドレー 5分0秒
5 48(白22)
白後半10
This is love ’10 SPメドレー SMAP 4分58秒
6 47(紅22)
紅後半10
生きてゆくのです♡
feat. ザ紅白スペシャルブラスバンド
DREAMS
COME TRUE
4分18秒
7 3(紅2)
紅前半2
紅白2010 AKB48神曲SP AKB48 4分12秒
8 2(白1)
白前半1
I Wish For You EXILE 3分57秒
9 43(紅20)
紅後半8
天城越え 石川さゆり 3分54秒
10 18(白9)
白前半9
時をこえ HY 3分49秒
42(特1) 桑田佳祐スペシャルステージ 桑田佳祐 6分53秒
26(企2) 紅白テーマソング・歌の力 出場歌手全員 4分30秒
35 5(紅3)
紅前半3
輝く人 アンジェラ・アキ 2分30秒
36 30(白14)
白後半2
advance TOKIO 2分27秒
37 8(白4)
白前半4
君に届け flumpool 2分25秒
38 16(白8)
白前半8
あとひとつ FUNKY MONKEY
BABYS
2分22秒
39 13(白6)
白前半6
浪花節だよ人生は 細川たかし 2分20秒
40 9(紅5)
紅前半5
Voyagers 平原綾香 2分18秒
41 15(紅7)
紅前半7
Best Friend 西野カナ 2分15秒
42 22(紅11)
紅前半11
PHANTOM MINDS 水樹奈々 2分14秒
43 10(白5)
白前半5
ひと 遊助 2分12秒
44 6(白3)
白前半3
逢いたい理由 AAA 2分6秒

 4分以上のステージ7組は前年と同じ数。2分30秒以下のステージは10組に減少、1分台のステージは無くなりました。全ステージ平均は前半が2分52秒(12秒増加)、後半が3分49秒(32秒増加)と、過去にないほどの大幅増。全44ステージの平均は3分18秒(17秒増加)でした。

複数曲歌唱のステージ

曲順 楽曲 アーティスト 演奏時間
曲数
3(紅2)
紅前半2
Beginner
・ヘビーローテーション
・ポニーテールとシュシュ
AKB48 4分12秒
3曲
4(白2)
白前半2
・よく遊びよく学べ
・勇気100%
NYC 2分34秒
2曲
27(白13)
白後半1
・愛してる
・僕らのヒーロー
・男願Groove!
郷ひろみ 3分44秒
3曲
31(紅15)
紅後半3
好きで、好きで、好きで
・Lollipop
倖田來未 2分40秒
2曲
34(紅16)
紅後半4
・人生はこれから
・笑って許して
・古い日記
和田アキ子 3分29秒
3曲
35(白16)
白後半4
・夜空の星
・座・ロンリーハーツ親父バンド
加山雄三 3分26秒
2曲
40(白19)
白後半7
・Troublemaker
・Monster
5分0秒
2曲
42(特1) ・それ行けベイビー!!
・本当は怖い愛とロマンス
桑田佳祐 6分53秒
2曲
48(白22)
白後半10
・This is love
・Triangle
SMAP 4分58秒
2曲

 特別企画含めた複数曲歌唱は9組、前回の7組よりさらに増加。和田アキ子郷ひろみといったベテランのメドレーは、これまでにない試みでした。

NHKホール以外のステージ

曲順 楽曲 アーティスト 演奏時間
構成
中継場所
36(白17)
白後半5
道標 福山雅治 5分5秒
2コーラス+ラスト
神奈川・パシフィコ横浜
42(特1) 桑田佳祐スペシャルステージ 桑田佳祐 6分53秒
2曲
東京・レコーディングスタジオ

 福山雅治はこの年からパシフィコ横浜でのライブ会場中継スタート。桑田佳祐は当時前例の無かったレコーディングスタジオからの出演でした。

過去曲/カバー曲のステージ(新曲が含まれるメドレー除外)

曲順 楽曲 アーティスト 発表年 演奏時間
構成
7(紅4)
紅前半4
河内おとこ節 中村美律子 1989年
3年連続8回目
2分43秒
2コーラス
9(紅5)
紅前半5
Voyagers 平原綾香 2006年 2分18秒
冒頭+1コーラス+サビ
12(紅6)
紅前半6
ひとり酒 伍代夏子 1994年
16年ぶり2回目
2分39秒
2コーラス
13(白6)
白前半6
浪花節だよ人生は 細川たかし 1984年
4年ぶり4回目
2分20秒
2コーラス
17(紅8)
紅前半8
二輪草 川中美幸 1998年
2年ぶり4回目
2分40秒
2コーラス
21(白10)
白前半10
時の流れに身をまかせ 德永英明 1986年(テレサ・テン)
19年ぶり3回目
2分31秒
1コーラス半
25(白12)
白前半12
襟裳岬 森 進一 1974年
13年ぶり3回目
3分19秒
2コーラス
43(紅20)
紅後半8
天城越え 石川さゆり 1986年
2年ぶり7回目
3分54秒
2コーラス
44(白20)
白後半8
風雪ながれ旅 北島三郎 1980年
5年ぶり6回目
3分47秒
2コーラス

 44ステージ中過去曲オンリーは9、特に後半は2ステージのみでした。なお過去曲が含まれるメドレーは2ステージ存在しています。

フルコーラス歌唱(間奏・アウトロ・フェイドアウトは除く)

曲順 楽曲 アーティスト 演奏時間
構成
フル再生時間
構成
36(白17)
白後半5
道標 福山雅治 5分5秒
2コーラス+ラスト
4分46秒
2コーラス+ラスト
39(紅18)
紅後半6
トイレの神様 植村花菜 7分51秒
4コーラス+ラスト
9分52秒
4コーラス+ラスト
42(特1) 桑田佳祐スペシャルステージ 桑田佳祐 6分53秒
2曲

 フルコーラスは3ステージ、前回より1つ減少。演奏時間の長いステージは多かったですが、意外にフルコーラスは少なめでした。

 

 

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