歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間＆構成表（第64回・2013年その1）

　第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

演奏時間＆構成表 1（第64回・2013年）

　演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

各ステージ・補足

　6年連続トップバッターとなった浜崎あゆみは「INSPIRE」を1コーラス半。比較的長めの間奏でしたがアウトロはカットあり、3分3秒は歴代の彼女のステージではかなり短い演奏時間です。（本編レビュー）

　Sexy Zoneはこの時点で発表済のシングル表題曲を詰め込んだ、組曲方式のメドレーです。「Sexy Zone」イントロ後半～歌い出し～サビ前半→「Lady ダイヤモンド」サビ前々半～前半の後半～後半の前半→「Sexy Summerに雪が降る」サビ3/4→「Real Sexy!」サビ冒頭ワンフレーズ→「バィバィDuバィ ～See you again～」サビ前々半～後半の前半→「Sexy Zone」呟き～ラストサビ～アウトロ、第39回（1988年）の「光GENJI ’88メドレー」ばりかそれ以上の複雑な構成でした。（本編レビュー）

　NMB48は「カモネギックス」で紅白初出場。冒頭から1コーラス歌い切りますが、すぐラストフレーズに飛んで終了。文字通りあっという間のステージでした。（本編レビュー）

　細川たかしの「浪花節だよ人生は2013」はなにわリミックスバージョンというべきでしょうか、完全電子音アレンジと意味不明な振付で踊るNMB48のダンスで盛り上げるステージでした。”なにわ～～”というアレンジが冒頭に加わった分、演奏時間はこれまで歌った時より若干長くなっています。（本編レビュー）

　德永英明は名曲「夢を信じて」を紅白初歌唱。1990年発表時と少し編曲が変わっています。間奏を半分くらいに縮めた1コーラス半歌唱。スキャットのあるアウトロも締めの部分がカットされています。（本編レビュー）

　香西かおりはなぜか2年連続「酒のやど」を歌唱。2コーラス歌えない1コーラス半の構成は前回と同じです。（本編レビュー）

　郷ひろみの「Bang Bang」はイントロ大半カットの1コーラス半、ラストはタイトルフレーズがこだまして終わる構成でした。4年連続出場ですが、どんどん演奏時間が短くなっている状況です。（本編レビュー）

　E-girlsの2曲メドレーは一見豪華ですが、演奏時間は2分1秒と極めて短いものでした。「Follow Me」はイントロ大半カットのサビ、「ごめんなさいのKissing You」はちょうど1コーラス。1曲に絞り込めない事情は分かりますが、結果どっちつかずになっているような印象もあります。（本編レビュー）

　三代目J Soul Brothersはバラードの「冬物語」を聴かせます。構成は前回の「花火」同様1コーラス、もう少し何とかならなかったのかというのが正直な感想です。（本編レビュー）

　「冬物語」の演奏が終わると同時に伍代夏子「金木犀」のステージが始まります。過去2回は2コーラスですが、前半の歌唱に時間を取れない2013年になると3番Aメロカットの1コーラス半になってしまいました。（本編レビュー）

　5組終わったところで北三陸から中継、あまちゃん俳優陣による寸劇が始まりました。12名もの大挙出演は紅白史上初です。ここは一旦3分半ほどの長さ、後半に期待を持たせる内容でした。（本編レビュー）