第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。
演奏時間&構成表 1(第65回・2014年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 |
フル再生時間 構成 |
1(紅1) 紅前半1 |
メロンジュース | HKT48 | 1分57秒 冒頭+1コーラス半 |
3分24秒 冒頭+2コーラス半 |
2(白1) 白前半1 |
紅白にHITOMEBORE | Sexy Zone | 2分20秒 冒頭+1コーラス+サビ |
4分54秒 冒頭+2コーラス半 |
3(紅2) 紅前半2 |
Highschool ♡ love | E-girls | 2分1秒 1コーラス+サビ |
3分55秒 2コーラス半 |
4(白2) 白前半2 |
さよならの前に | AAA | 2分2秒 1コーラス+サビ |
5分25秒 2コーラス+サビ2 |
5(特1) |
ようかい体操第一 | Dream5 | 1分58秒 2コーラス |
3分59秒 4コーラス |
6(紅3) 紅前半3 |
Faith | miwa | 2分1秒 1コーラス半 |
5分8秒 冒頭+2コーラス半 |
7(白3) 白前半3 |
東京五輪音頭 | 福田こうへい | 2分14秒 3コーラス |
3分24秒 4コーラス(原曲) |
8(紅4) 紅前半4 |
不器用太陽 | SKE48 | 1分30秒 1コーラス |
5分12秒 2コーラス+サビ |
9(紅5) 紅前半5 |
イビサガール | NMB48 | 1分32秒 1コーラス |
4分9秒 2コーラス+サビ |
10(白4) 白前半4 |
99は終わらない | 郷ひろみ | 1分56秒 冒頭+1コーラス+ラスト |
4分20秒 冒頭+2コーラス半 |
11(紅6) 紅前半6 |
あや子のお国自慢だよ ~がんばろな東北!!~ |
藤あや子 | 2分21秒 冒頭+1コーラス半 |
4分34秒 冒頭+3コーラス |
12(白5) 白前半5 |
アポロ | ポルノグラフィティ | 1分59秒 冒頭+1コーラス+サビ |
4分21秒 冒頭+2コーラス+サビ2 |
13(紅白76) 紅白前半76 |
紅白2014スペシャル コラボレーション |
水樹奈々 T.M.Revolution |
2分21秒 2曲 |
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禁断のレジスタンス | 0分32秒 冒頭 |
4分59秒 冒頭+2コーラス半 |
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Preserved Roses | 1分31秒 冒頭+1コーラス |
3分33秒 冒頭+2コーラス+サビ |
各ステージ・補足
今回のトップバッターはデビュー2年目・初出場のHKT48。前年リリースの「メロンジュース」を元気いっぱいに1コーラス半。冒頭直後のイントロは半分カット、Cメロは前半コール完全カットで後半から、ラストサビは終盤タイトルコール連呼をカット。この6年が特別だったとも言えますが、トップバッターとしては久々の超短尺です。(本編レビュー)
Sexy Zoneは1曲のみですが、「君にHITOMEBORE」を「紅白にHITOMEBORE」とわざわざタイトルを変えています。冒頭タイトルコール2回が1回にカット、1番サビは中盤部分カット、太鼓を叩く振付の間奏は本番のみでラストサビ前Bメロはカット、最後もタイトルコール2回が1回にカット。冒頭から3分は絶対に歌わせないという勢いで、相当カットされています。(本編レビュー)
E-girlsの「Highschool ♡ love」はCメロカット、タイトル連呼のラストサビを2回目サビ後半に持ってくる形の1コーラス+Cメロ前半+サビ構成。2分1秒の演奏時間は、前回と同様の短さです。(本編レビュー)
AAA「さよならの前に」はイントロから早々に数秒の長さまでカット。1番終了後のラップパートでさえ前半カット、2回繰り返すラストサビ2回目歌唱後アウトロ5秒で終了。5回目の出場ですが、この年も演奏時間は極めて短いです。(本編レビュー)
この年は『妖怪ウォッチ』が社会現象級の大ヒット、テーマソングも同様で2回に分けてコーナーが組まれました。前半はDream5メインの「ようかい体操第一」、人気キャラクターと出場歌手多数参加で1番と2番を歌います。(本編レビュー)
miwaは「Faith」を歌唱。冒頭サビ直後の間奏を早速半分に短縮。1コーラスはフルで歌い切りますが、アウトロ無しでそのまま終了。1990年代ならば絶対に有り得ないような構成・短さです。なおこちらも前回の「ヒカリヘ」と同じ演奏時間でした。(本編レビュー)
「峠越え」が引き続きヒットしていた福田こうへいですが、なんとこの年は「東京五輪音頭」のカバーを選曲。4コーラスあるうち4番をカット、24年前の紅白で歌った本家より15秒短い歌唱時間でした。アウトロがかなり短いです。(本編レビュー)
SKE48は2組で白組の大ベテランに対抗する構成、そのため演奏時間は記録的な短さです。「不器用太陽」はイントロ大半カット、1番もAメロ後半前半パート→Bメロ→サビという構成で1コーラスも歌えていません。その割にアウトロは10秒ほどありました。(本編レビュー)
NMB48も冒頭パートは歌以外の演奏完全カット、ラストもほぼ同様。ただ1コーラスしっかり歌えた分、SKE48よりはマシだったかもしれません。(本編レビュー)
登場SEを挟んで郷ひろみは99枚目のシングル表題曲「99は終わらない」。冒頭+1コーラスであとはラストパートだけ、SEパートを除くと大ベテランに1分台というまさかの扱いでした。主役も郷さんよりバナナマンの日村さんという状況になっています。(本編レビュー)
藤あや子は東北応援を全面に押し出した「あや子のお国自慢だよ ~がんばろな東北!!~」。歌詞は冒頭→3番A(三陸のくだり)→2番B(東北魂が含まれる歌詞)→ラストという珍しい構成でした。第62回より演奏時間が14秒短くなっています。(本編レビュー)
ポルノグラフィティは名曲「アポロ」ですが、こちらも僅か1分59秒という短さ。内訳は冒頭+1番+間奏無し2番サビ+アウトロ(MCあり)でした。このMCのために、アウトロはカット無しで20秒近く組まれています(原曲は同じくらいの長さでフェイドアウト)。(本編レビュー)
水樹奈々とT.M.Revolutionは前回に引き続いてコラボステージ、「禁断のレジスタンス」は奈々さんによる、弦楽器アレンジのみのサビ歌唱。繋ぎSEを経た後に演奏された、前回サビしか歌えなかった「Preseved Roses」は目出度く1コーラス歌唱となりました。なお「禁断のレジスタンス」はシングルと異なるアレンジ、翌年11月のアルバム『SMASHING ANTHEMS』に同じ編曲のまま冒頭に加わるアルバムver.として発表されています。(本編レビュー)
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