歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第69回・2018年その4)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 4(第69回・2018年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
37(紅16)
紅後半7
紅白メドレー2018TWICE2分31秒
2曲
I WANT YOU BACK0分58秒
1コーラス+α
3分24秒
2コーラス半
BDZ1分32秒
冒頭+1コーラス
3分18秒
冒頭+2コーラス半
38(白16)
白後半7
EXILE
紅白スペシャル2018
EXILE3分52秒
2曲
Rising Sun2分14秒
冒頭+1コーラス
4分55秒
冒頭+2コーラス半
Heads or Tails1分36秒
冒頭+サビ+1コーラス
4分21秒
冒頭+2コーラス半
39(紅17)
紅後半8
GiftsSuperfly3分34秒
2コーラス
4分35秒
2コーラス半
40(白17)
白後半8
Be Myself
~紅白スペシャル~
三浦大知2分41秒
1コーラス+サビ
5分5秒
2コーラス半
41(紅18)
紅後半9
カブトムシaiko2分43秒
冒頭+1コーラス
5分13秒
2コーラス
42(紅19)
紅後半10
SEIKO DREAM
MEDLEY 2018
松田聖子4分28秒
4曲
風立ちぬ1分32秒
冒頭+1コーラス
4分36秒
冒頭+2コーラス半
ハートのイアリング1分9秒
Cメロ+サビ
4分6秒
2コーラス半
天国のキッス0分31秒
冒頭
3分56秒
冒頭+2コーラス+サビ
渚のバルコニー1分15秒
サビ+ラスト
3分43秒
冒頭+2コーラス+ラスト
43(白18)
白後半9
勝負の花道
~世界に響く和太鼓SP~
氷川きよし2分44秒
1コーラス半
3分59秒
2コーラス半
44(紅2019
後半1110
獣ゆく細道椎名林檎
宮本浩次
3分40秒
冒頭+2コーラス
3分44秒
冒頭+2コーラス
45(紅21)
紅後半12
私が好きなユーミンのうた
~紅白スペシャル~
松任谷由実5分27秒
2曲
ひこうき雲2分7秒
1コーラス+サビ
3分26秒
2コーラス+サビ
やさしさに包まれたなら3分20秒
2コーラス+サビ
3分12秒
2コーラス+サビ
46(白20)
白後半11
アイデア星野 源4分48秒
2コーラス半
4分39秒
2コーラス半
47(白21)
白後半12
Lemon米津玄師4分34秒
2コーラス半
4分16秒
2コーラス半

各ステージ・補足

 TWICEの2曲メドレーはジャクソン5「I WANT YOU BACK」のカバーからスタート。イントロほぼ短縮で英語詞Aメロから歌唱、サビは前置き入りの2番。後半も一応ありましたが、ややダイジェスト気味で終了。「BDZ」は普通に冒頭パート~1コーラスでした。(本編レビュー

 EXILEのメドレー1曲目は紅白で4たびとなる「Rising Sun」、冒頭+1コーラスをしっかり歌います。アウトロのダンスを半分に短縮後、もう1曲はこの年の曲「Heads or Tails」。冒頭パートの後に1番サビを歌う構成は原曲から変更、そのまま1番を歌い切って終了しました。(本編レビュー

 SuperflyはNコン課題曲「Gifts」を歌唱、生演奏ステージでした。2コーラス、2回目のサビは導入部以外2番ではなくラストサビの歌詞を歌っています。(本編レビュー

 三浦大知「Be Myself」は1コーラス+サビですが、1番の2回目Aメロがカットされています。メインはアウトロを差し替えたオリジナルのダンスパフォーマンスで、30人の動きが一致している大変レベルの高いものでした。(本編レビュー

 aikoは名曲「カブトムシ」を紅白初歌唱。アカペラでサビ終盤の一節披露後にイントロ開始、そのまま1番を歌い切ります。最後は少し伸ばすラスト仕様、ただアウトロは短縮モードです。(本編レビュー

 松田聖子は紅白で歌っていない名曲4曲を集めたヒットメドレー。「風立ちぬ」冒頭+1コーラス(Aメロ2回目・サビ前半カット)→「ハートのイアリング」Cメロ+ラストサビ→「天国のキッス」冒頭サビ→「渚のバルコニー」1番サビ+ラストパート。キーはヒット当時より大きく下げているものの、ステージは抜群の内容でした。(本編レビュー

 氷川きよしは和太鼓チームDRUM TAOとの共演で「勝負の花道」。イントロ前にDRUM TAO単体のパフォーマンスあり、これも演奏時間に含めることとします。歌は1コーラス半、間奏もDRUM TAOの演舞メインに変更されていました。(本編レビュー

 椎名林檎宮本浩次の「獣ゆく細道」は生演奏かつ完全フルコーラス。尋常ならざる世界観を見事に表現した神ステージです。(本編レビュー

 松任谷由実は多くある名曲から「ひこうき雲」をチョイス。原曲よりキーを下げた状態で1コーラス歌唱、サビ2回繰り返し。ホールではなくスタジオでのパフォーマンスかと思いきや、「やさしさに包まれたなら」はなんとホールに現れて生演奏フルコーラス。7年前ならば紅組トリ2つ前ですが、この年の恐ろしさはこれがまだ22時台のステージで序章にしか過ぎないということでした。(本編レビュー

 星野源は連続テレビ小説『半分、青い』主題歌の「アイデア」。これまた完全フルコーラスのステージになっています。ギター弾き語りのCメロは原曲と異なる編曲、サビに至るまでに移動のための静寂がありました。そのため演奏時間は堂々の原曲超え、1曲で歌手がギターと木琴と銅鑼を演奏するステージは今後もおそらく出ないことでしょう。(本編レビュー

 米津玄師の「Lemon」はイントロ無しの曲ですが、紅白のパフォーマンスは20秒近くパイプオルガンのイントロが付加されました。徳島の美術館からのステージで、またまた完全フルコーラス歌唱。というより彼の紅白出場どころかテレビで歌うことが異例、その後も歌番組には未出演。そのため映像の価値は当時よりもさらに高くなっています。(本編レビュー

 

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