第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。
演奏時間&構成表 2(第70回・2019年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 |
フル再生時間 構成 |
12(白5) 白前半5 |
Everybody Go | Kis-My-Ft2 | 2分25秒 冒頭+1コーラス半 |
4分42秒 冒頭+2コーラス半 |
13(紅5) 紅前半5 |
大阪恋時雨 | 天童よしみ | 2分3秒 1コーラス |
4分50秒 2コーラス |
14(紅6) 紅前半6 |
恋するフォーチュンクッキー ~紅白世界選抜SP~ |
AKB48 | 1分59秒 1コーラス半 |
4分44秒 2コーラス半 |
15(白6) 白前半6 |
唇スカーレット | 山内惠介 | 2分0秒 冒頭+1コーラス半 |
3分43秒 冒頭+3コーラス |
16(白7) 白前半7 |
Blizzard | 三浦大知 | 2分31秒 1コーラス半 |
5分14秒 2コーラス半 |
17(紅7) 紅前半7 |
紅蓮華 | LiSA | 1分58秒 冒頭+1コーラス+サビ |
3分59秒 冒頭+2コーラス半 |
18(紅8) 紅前半8 |
祝い酒 ~祝!令和バージョン~ |
坂本冬美 | 2分18秒 2コーラス |
4分5秒 3コーラス |
19(白8) 白前半8 |
白日 | King Gnu | 3分4秒 1コーラス半 |
4分35秒 2コーラス半 |
20(紅9) 紅前半9 |
紙の鶴 | 丘みどり | 1分45秒 1コーラス+サビ |
4分46秒 3コーラス |
21(白9) 白前半9 |
デビュー30周年直前 SPメドレー |
福山雅治 | 4分28秒 3曲 |
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HELLO | 1分5秒 サビ |
3分58秒 2コーラス+サビ |
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虹 | 1分16秒 1コーラス |
4分9秒 2コーラス半 |
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零 -ZERO- | 1分58秒 冒頭+1コーラス |
4分15秒 冒頭+2コーラス+サビ |
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22(紅10) 紅前半10 |
Let’s Dance Medley 2019 | TWICE | 2分30秒 2曲 |
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TT -Japanese ver.- | 1分23秒 1コーラス |
3分24秒 2コーラス半 |
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FANCY -Japanese ver.- | 1分7秒 ラストサビ |
3分36秒 2コーラス半 |
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23(白10) 白前半10 |
VIVA・LA・VIDA! ~生きてるっていいね!~ |
五木ひろし | 2分45秒 1コーラス半 |
4分0秒 2コーラス半 |
各ステージ・補足
Kis-My-Ft2の初出場は、デビュー曲「Everybody Go」のパフォーマンス。1コーラス半でラストサビ冒頭がカット、最後も少しだけカット。ローラースケートの見せ場である間奏も後半部がカットされていました。(本編レビュー)
天童よしみ「大阪恋時雨」はイントロ大半カットの1コーラスのみ、アウトロもほぼ無しで終了。最後のMatt化は盛り上がりましたが、これまでの出演と比べても破格の短さです。(本編レビュー)
AKB48は海外の48グループ・センターを集めて「恋するフォーチュンクッキー」を披露。Aメロ2回目~Bメロで色々な言語を混ぜてのパフォーマンスになりました。イントロ半分以上短縮・1コーラスのみでアウトロもほぼカット、数年前では全く想像もつかないような短さになっています。(本編レビュー)
山内惠介「唇スカーレット」は1コーラス半、仮面の山内さんの顔が20人登場する不可思議な演出でした。間奏では平成期の美川憲一を彷彿させる、不気味なアレンジに変更されています。(本編レビュー)
三浦大知「Blizzard」はイントロ導入部カットで本編も半分に短縮、1コーラス終了後も囁くように歌うCメロ前半~中盤はカット。ただそれでも演奏時間は2分31秒、前半では比較的長い部類に入ります。(本編レビュー)
LiSAは「紅蓮華」で紅白初出場、ここ最近毎年のように見られる『鬼滅の刃』も同様に初登場でした。1コーラス入る前の間奏が細かくカット、そもそもの構成が1コーラス+サビで同じ歌詞2回繰り返し。大ヒット曲とは思えない冷遇でしたが、次の年さらにヒットして扱いも大きく変わることになります。(本編レビュー)
坂本冬美は和太鼓・雅楽の要素が入った「祝い酒」、イントロが大半カットになる代わりにオリジナルの演奏がほんの一瞬加えられています。歌は1番と3番の歌唱、カット多めの構成・演奏時間は第66回に近いです。(本編レビュー)
King Gnuは生演奏で「白日」を1コーラス半。サビから2番の歌詞に入ってそのまま間奏~Cメロ・ラストサビはカット無し。前半では数少ない3分台のステージ、ここはしっかり配慮された内容でした。(本編レビュー)
丘みどりは直前に三津谷寛治コントにパシフィコ横浜にいるはずの福山雅治と生共演、おかげで彼女の曲紹介はかなりおざなりな状況でした。もっと酷いのはステージ構成でなんと1コーラス+3番サビ、1コーラス半さえも歌えません。歌以外の演奏はカットだらけ、1分45秒の演奏時間は歴代でもトップクラスの短さです。(本編レビュー)
福山雅治の3曲メドレー、「HELLO」は第66回同様ラストサビを歌唱。「虹」は1コーラス、1番からラストサビに飛ぶ構成でこれは第66回より長め。ラストは前回に歌った「零 -ZERO-」、その時より長い冒頭と1コーラス歌唱。Bメロを歌い終わって以降のラストサビ~アウトロは第69回と同じ構成です。(本編レビュー)
TWICEは「T.T. -Japanese ver.-」をイントロから1コーラス、「FANCY -Japanese ver.-」は紅白オリジナルのダンスパフォーマンスを20秒ほど披露してからラストサビ。見応えはありましたが、やはりあらためて見ても後者1曲のみでじっくりの方が良かったような気はします。(本編レビュー)
前半ラストは2年連続五木ひろし、曲も同じ「VIVA・LA・VIDA! ~生きてるっていいね!~」。おおまかな構成は同じですが、この年は間奏がチコちゃんドラムソロバージョンに差し替え。ステージは紅白史上にも最上位に入る、極めてカオスな内容でした。(本編レビュー)
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