第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。
演奏時間&構成表 1(第70回・2019年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 | フル再生時間 構成 |
1(紅1) 紅前半1 | パプリカ -紅白スペシャルバージョン- | Foorin Foorin team E | 3分30秒 2コーラス半 | 3分28秒 2コーラス半 |
2(白1) 白前半1 | 2億4千万の瞳 -エキゾチック”GO! GO!” ジャパン- | 郷ひろみ | 2分40秒 1コーラス+サビ | 4分4秒 2コーラス |
3(紅2) 紅前半2 | 花火 | aiko | 2分17秒 1コーラス半 | 4分42秒 2コーラス半 |
4(白2) 白前半2 | EXPerience Greatness | GENERATIONS | 1分55秒 1コーラス+サビ | 4分9秒 2コーラス半 |
5(紅3) 紅前半3 | キュン | 日向坂46 | 1分58秒 冒頭+1コーラス+サビ | 5分1秒 冒頭+2コーラス半 |
6(白3) 白前半3 | 純烈のハッピーバースデー | 純烈 | 2分12秒 冒頭+1コーラス | 4分31秒 冒頭+2コーラス+サビ |
7(企1) | Let’s Go To Earth Let’s Go To Tokyo | ジャニーズJr. | 1分28秒 冒頭+ラスト | 6分28秒 冒頭+1コーラス? |
8(白4) 白前半4 | 上を向いて歩こう ~令和スペシャルバージョン~ | Hey! Say! JUMP | 2分19秒 1コーラス半 | 3分8秒 1コーラス半(原曲) |
9(紅4) 紅前半4 | 糸 | 島津亜矢 | 2分3秒 1コーラス半 | 4分14秒 2コーラス+サビ |
10(企2) | Disney Cinema Medley 2019 | 5分41秒 5曲 | ||
イントゥ・ジ・アンノウン ~心のままに | 中元みずき | 1分39秒 1コーラス+ラスト | 3分9秒 1コーラス半 | |
君はともだち | ダイアモンド☆ユカイ 平野紫耀 髙橋海人 | 1分28秒 1コーラス半 | 2分5秒 2コーラス半 | |
ホール・ニュー・ワールド | 中村倫也 木下晴香 | 2分29秒 2コーラス+ラスト | 2分56秒 2コーラス+ラスト | |
11(企3) | ププッとフムッとかいけつダンス | おしりたんてい (伊勢大貴) | 1分29秒 2コーラス+Cメロ | 2分18秒 2コーラス+中盤 |
各ステージ・補足
「パプリカ」で始まるオープニング、FoorinとFoorin team Eの共演ステージでした。同じ1番の歌詞を1コーラス目日本語・2コーラス目を英語で歌唱。その後Cメロを経てラストサビ、構成的にはフルコーラス。間奏がteam E登場のため長くなっているので、演奏時間は原曲より伸びています。(本編レビュー)
郷ひろみは「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」、音色以外は原曲に近いアレンジです。間奏を前半部のみに収めて1コーラス半、アウトロは大半カット。バブルアレンジの2年前とは比較出来ないですが、4年前と比べると演奏時間は6秒短くなっていました。(本編レビュー)
aikoは演奏前に挨拶あり、これは演奏時間に含めません。発表から20年経っての紅白初歌唱となった「花火」ですが、Aメロ後半が早々にカット。繰り返しのあるラストサビは1回のみで演奏はすぐ終了、代わりに盛大な花火CG演出がありました(SEは演奏時間から除外)。非常に凝ったステージでしたが、それだけにカットの多さが勿体ないです。(本編レビュー)
GENERATIONSは初出場ですが、曲紹介からして本人不在でそれらしい文言もなし。「EXPerience Greatness」の演奏はイントロ半分カット、1番歌唱後もCメロ完全カットでサビの同じ歌詞をもう1度歌うだけ。映像や大人数のダンサーは豪華でしたが、構成はあまりにも物足りないというのが正直なところです。(本編レビュー)
日向坂46はデビュー曲「キュン」で初出場ですが、冒頭サビから早々に半カット。間奏も細かく半分カット、1コーラス歌うもサビはまた半カット、Cメロ完全カットで2回目サビも同じ1番後半部のみでまたカット。ラストパートこそカット無しで終了しましたが、演奏時間は2分届かず。メンバー全てをワンカットに収めたカメラワークは良かったですが、構成はそこまでパフォーマンスさせたくないかとツッコミを入れたくなるほどの内容でした。(本編レビュー)
純烈はイントロの前にオープニングの演奏が追加されました。構成は歌い出し~1番の1コーラス、1番の前の間奏も若干カットされています。短い演奏時間ですが、先ほどの2つと比べるとまだ不当なカットは少なめ。ただこの後に歌と関係ない『チコちゃんに叱られる!』コーナーで4分も使用、そうなると1分台~2分台前半のステージにもう少し時間を割けるだろうという話にはなります。(本編レビュー)
その後に組まれたプログラムは、2019年に逝去した芸能事務所社長の追悼コーナー。CDデビューを1ヶ月後に控えたSnow Man、SixTONESとジャニーズJr.の面々で「Let’s Go To Earth」「Let’s Go To Tokyo」をパフォーマンス。歌詞サイトを検索する限りでは2015年・Sexy Zoneのアルバムに収録されているらしいので、それを原曲とします。冒頭パートの半分とラスト英語詞の披露、「Let’s Go To Tokyo」はタイトル詞連呼のみで、これは少年隊のレパートリーらしいです。ただいずれにしても、2023年に明るみになった事案を理由に今後永らくお蔵入り状態になるのは間違いなさそうです。(本編レビュー)
Hey! Say! JUMPは「上を向いて歩こう」のカバーを手話を交えて披露。間奏など編曲はかなりリアレンジされていました。フルコーラスかと思いきや、Aメロ2回目の歌詞がカットされています。(本編レビュー)
島津亜矢は清塚信也のピアノ演奏で「糸」のカバー。構成は第65回でクリス・ハートが歌った時と同じ1コーラス半ですが、最後にテンポを落としたことで演奏時間はそれより若干長くなっています。もっともそれでも2分がやっとの長さ、つまるところ紅白向きの曲ではないということかもしれません。(本編レビュー)
この年はディズニー映画が複数ヒット、それぞれの主題歌がメドレーで歌われました。『アナと雪の女王2』からは中元みずき「イントゥ・ジ・アンノウン ~心のままに」を1コーラス(Aメロ2回目カット)+ラストパート、『トイ・ストーリー4』からはダイアモンド☆ユカイ「君はともだち」を1コーラス半(2番カット)、『アラジン』からは中村倫也&木下晴香「ホール・ニュー・ワールド」をなんとアウトロのみカットのフルコーラス歌唱。出場歌手のカバーではなく、日本語版の本家が歌う企画ステージはこれまでの紅白に無い豪華さでした。(本編レビュー)
ディズニーの後に組まれたのは、Eテレで放送されているおしりたんていのコーナー。『LIFE!』の企画映像後、「ププッとフムッとかいけつダンス」を各キャラクターと何組かの出場歌手で一緒にダンス。冒頭とラストのそれぞれ1コーラスと、中盤はCメロにあたる終盤部をパフォーマンス。ちなみに歌はオリジナル歌手・伊勢大貴の音源で、本人の登場はありません。(本編レビュー)
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