第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。
演奏時間&構成表 4(第70回・2019年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 |
フル再生時間 構成 |
37(企6) | ドラえもん | 星野 源 おげんさんファミリー |
1分46秒 1コーラス+サビ |
4分0秒 2コーラス半 |
38(白16) 白後半6 |
Same Thing | 星野 源 | 3分13秒 2コーラス半 |
3分20秒 2コーラス半 |
39(紅16) 紅後半6 |
FUSION -紅白SP- | Perfume | 3分34秒 2曲 |
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FUSION | 2分21秒 準インスト |
4分34秒 準インスト |
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ポリリズム | 1分10秒 1コーラス |
4分11秒 2コーラス+Cメロ |
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40(特2) |
浅草キッド | ビートたけし | 3分12秒 3コーラス+サビ |
4分7秒 4コーラス+サビ |
41(紅17) 紅後半7 |
津軽海峡・冬景色 | 石川さゆり | 3分4秒 2コーラス |
4分35秒 2コーラス半 |
42(白17) 白後半7 |
天気の子 紅白スペシャル | RADWIMPS | 6分6秒 2曲 |
5分5秒 2コーラス半 |
グランドエスケープ feat. 三浦透子 |
2分28秒 1コーラス半 |
5分39秒 2コーラス半 |
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大丈夫 | 3分38秒 2コーラス半 |
5分35秒 3コーラス半 |
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43(紅18) 紅後半8 |
フレア | Superfly | 4分0秒 冒頭+1コーラス+サビ2 |
4分13秒 2コーラス+サビ2 |
44(白18) 白後半8 |
まちがいさがし | 菅田将暉 | 3分37秒 2コーラス+サビ2 |
3分41秒 2コーラス+サビ2 |
45(特3) | いのちの歌 | 竹内まりや | 4分39秒 1コーラス半 |
4分43秒 1コーラス半 |
46(紅19) 紅後半9 |
風が吹いている | いきものがかり | 3分33秒 冒頭+1コーラス+ラスト |
7分45秒 冒頭+2コーラス半 |
47(白19) 白後半9 |
紅白SPメドレー 2019-2020 |
ゆず | 3分54秒 2曲 |
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栄光の架橋 | 1分34秒 1コーラス |
5分27秒 2コーラス半 |
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SEIMEI | 2分20秒 1コーラス+サビ |
5分13秒 2コーラス半 |
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48(企7) | カイト | 嵐 | 4分37秒 2コーラス半 |
4分43秒 2コーラス半 |
49(特4) | ノーサイド | 松任谷由実 | 4分43秒 2コーラス |
4分45秒 2コーラス |
各ステージ・補足
前年に続いて紅白に登場した『おげんさんといっしょ』、この年はファミリー全員で「ドラえもん」を1コーラス半パフォーマンス。生中継生演奏で賑わった後は、本物の星野源による「Same Thing」。完全フルコーラス歌唱(アレンジ多少変更あり)ですが、渋谷の屋上からのパフォーマンスは事前録画でした。またfから始まる単語がscrewに差し替えられています。(本編レビュー)
PerfumeはReframeスタイルで「FUSION」を2分21秒、ほぼほぼインストのダンスパフォーマンスを紅白で見せるのは極めて異例の選曲でした。いっそのことこれだけで終われば伝説にもなるところでしたが、一応という形で「ポリリズム」1コーラスも追加。(本編レビュー)
第70回記念ということで特別出演が例年よりはるかに多かったこの年、ビートたけしは歌手として初の紅白出演。前半では表彰状芸、エンディングでも芸人らしい大ボケ連発ですが、歌は真面目に3コーラス歌唱。Aメロの存在しない3番がカットされています。(本編レビュー)
石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」は千住明指揮のフルオーケストラスタイル、冒頭に汽笛と列車音のSEが加わるアレンジです。ただ曲順が早いこともあって、構成はいつもより短い2コーラスでした。(本編レビュー)
RADWIMPSはこの年大ヒットの新海誠監督アニメ映画音楽『天気の子』から「グランドエスケープ feat. 三浦透子」「大丈夫」をパフォーマンス。「グランドエスケープ」はMovie editベースの1コーラス半、イントロが短くなった以外はフルコーラスでした(Movie editの演奏時間は3分8秒)。「大丈夫」もイントロは大幅カット、こちらはMovie editの1コーラス半に11月発表のcomplete versionで追加された1コーラスの演奏です。(本編レビュー)
Superflyの「フレア」はアカペラ2番サビからスタート、かなり遅めのリズムで歌います。一通り歌ったところで原曲通りのリズムで生演奏、1コーラス+ラストサビの構成で歌唱。間奏以降はノーカット、まだ22時半にも関わらず限りなくトリに近い雰囲気でした。(本編レビュー)
菅田将暉「まちがいさがし」は初出場ながら完全フルコーラス歌唱、胸を打つステージでした。これが出場の条件になった可能性もありそうで、実際この後もヒット曲を複数出していますが出場には至っていません。(本編レビュー)
長年の交渉がおそらく実った形で、竹内まりやが初の紅白出演。テレビの生放送に出演して歌うのは38年ぶりでした。スタジオから「いのちの歌」を歌唱、もちろん完全フルコーラスです。(本編レビュー)
スピーチとインタビューを4分ほど挟んだ後、2012年ロンドン五輪中継テーマソングの「風は吹いている」をいきものがかりが歌唱。さすがにトリだった7年前のように4分台、ましてや7分台というわけにはいきませんでしたが、今回も最初のサビを大幅短縮・Aメロ前半カットに最後のラララを短くしてもなお3分半の長さでした。(本編レビュー)
ゆずの2曲メドレー、1曲目は2004年アテネ五輪中継テーマソングの「栄光の架橋」。Aメロ前半のみの1コーラス、複数曲歌唱なのでさすがに過去2回のような長さではありません。もう1曲は新曲「SEIMEI」、1番Aメロ後半パートからBメロを経て2番サビ、間奏を経てラストサビ・アウトロ完全カットという構成です。(本編レビュー)
この年はTOKYO2020前年ということで、かなりオリパラ寄りの演出になっていました。その象徴がNHK2020ソングとして作られた「カイト」の本邦初披露。嵐によるパフォーマンスだけでなく制作風景、さらに楽曲を提供した米津玄師のビデオメッセージまでVTRで放送されました。なお言うまでもなく、2020年に開催予定だった大イベントは翌年に延期となっています。(本編レビュー)
松任谷由実は過去3回と異なり今回は特別出演。ラグビーワールドカップが盛り上がった2019年、1984年発表の「ノーサイド」を35年越しにテレビ初披露。完全生演奏フルコーラスですが、キーはさすがに発表当時より下げています。(本編レビュー)
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