歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第72回・2021年その4)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 4(第72回・2021年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
33(特4)カラフル特別企画
細川たかし 北海道に元気を!
細川たかし3分44秒
2曲
 望郷じょんから1分31秒
1コーラス
4分15秒
3コーラス
 北酒場3分5秒
1コーラス半
3分48秒
2コーラス半
34(紅15)
紅後半6
夜桜お七坂本冬美3分10秒
1コーラス+サビ
5分23秒
2コーラス
35(白15)
白後半5
(タイトル無し)藤井 風4分31秒
2曲
きらり1分40秒
1コーラス
3分52秒
2コーラス
燃えよ2分14秒
1コーラス
4分40秒
2コーラス半
36(紅16)
紅後半7
群青YOASOBI4分11秒
2コーラス半
4分8秒
2コーラス半
37(白16)
白後半6
め組のひと 2021紅白ver.鈴木雅之2分45秒
2曲
ランナウェイ0分18秒
サビ
3分7秒
冒頭+2コーラス半
め組のひと2分27秒
1コーラス半
3分25秒
2コーラス
38(白17)
白後半7
ゆず3分17秒
1コーラス半
5分27秒
2コーラス半
39(白18)
白後半8
不思議星野 源4分48秒
冒頭+2コーラス半
4分50秒
冒頭+2コーラス半
40(紅17)
紅後半8
愛を知るまではあいみょん3分18秒
1コーラス半
4分36秒
2コーラス半
41(白19)
白後半9
なないろBUMP OF
CHICKEN
7分6秒
2曲
天体観測2分14秒
1コーラス+サビ
4分24秒
2コーラス半
なないろ4分1秒
2コーラス半
4分20秒
2コーラス半
42(特5)道化師のソネットさだまさし4分39秒
冒頭+2コーラス
4分50秒
冒頭+2コーラス

各ステージ・補足

 6年ぶりに紅白に戻ってきた細川たかし、「望郷じょんから」1番Aメロ後半~サビをまずは歌います。サビ前のロングトーンは原曲の倍近い長さ、70代とは思えない歌唱力は大健在でした。「北酒場」は1番と2番後半、要所要所で司会の大泉洋に歌わせています。ただアウトロは短縮気味でした。(本編レビュー

 坂本冬美はお馴染み「夜桜お七」、今回はスタジオからの歌唱です。いつもと少し異なるステージの雰囲気ですが、構成は第69回に近いです。(本編レビュー

 テレビ歌番組初出演で非常に注目度の高かった藤井風ですが、「きらり」の演奏は実家で撮影したと思われるVTR。キーボード弾き語りの編曲でした。1コーラス歌った後、映像が会場に切り替わってサプライズ登場、こちらはピアノ弾き語りで「燃えよ」1コーラス。2回あるAメロは1番1回目+2番の構成でした。もう一度”クールなフリ”のくだりだけ歌った後はピアノによるアウトロ演奏、ただただ圧巻の内容です。(本編レビュー

 YOASOBIの「群青」はイントロが6秒付加されました。完全フルコーラスに加えて、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏と超大人数のダンサー&コーラスが共演。原曲超えという単語さえも超えるほどの凄まじい内容で、ステージの作り込みは間違いなく歴代紅白トップレベルです。(本編レビュー

 鈴木雅之は意外にも紅白で初となる「め組のひと」ですが、歌い出しで「ランナウェイ」の一節を加えるサプライズ。トランペットで飾る間奏が短くなっていたのが惜しいところで、構成も2番前半カットの1コーラス半ですが、盛り上がるステージであることは間違いなし。(本編レビュー

 ゆずも意外に紅白初歌唱となる「虹」。1番とCメロ以降の歌唱でした。ラスト2回繰り返すフレーズは、アカペラで1回のみとなっています。(本編レビュー

 星野源「不思議」はこの年も事前収録、3年連続でこれが続いています。もっともバンドはメンバー持ち込みの演奏、構成は完全フルコーラス。誰よりもクオリティの高いステージを展開していることもまた間違いありません。(本編レビュー

 あいみょんは「愛を知るまでは」をライブテイクで1コーラス半。1番歌唱かと思いきや、Bメロから2番に飛びました。アウトロの終わり方が、当て振りではない生演奏を証明しています。(本編レビュー

 BUMP OF CHICKENは本来「なないろ」だけだったと思われますが、「天体観測」も加わっています。1コーラス+ラストサビパフォーマンス後、『おかえりモネ』吹奏楽部の演奏VTRを経て気仙沼の海岸から「なないろ」を演奏。イントロ冒頭数秒がカットされていますが、それ以外は完全フルコーラスでした。(本編レビュー

 特別出演のさだまさしはライブ会場から、こちらも意外に紅白で歌ったことのない名曲「道化師のソネット」をパフォーマンス。さすがに41年前の曲なのでキーは下げていますが、構成は言うまでもなく完全生演奏フルコーラスです。(本編レビュー

 

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