第74回(2023年)NHK紅白歌合戦出場歌手追加発表 2

Official髭男dism「Chessboard」歌唱動画募集

 Nコン中学生の部課題曲で紅白で歌唱されるのは、「手紙 ~拝啓、十五の君へ~」「YELL」「証」「プレゼント」「結 -ゆい-」「Gifts」「足跡」に続いて8曲目(9回目)。歌唱映像とのコラボは前回・第71回(2020年)のLittle Glee Monster以来2回目です。サンプルとして公開されているのは2番以降の約3分ほどですが、果たして本番はどれくらいの長さになるでしょうか。過去3回の出番やアーティストとしての注目度を考えると後半の出演が濃厚、だからこそ映像でのコラボになった部分もあるのではないかと想像します(中学生合唱との直接的な共演は全て20時までの登場)。

関連番組決定

 概ね例年通りですが、特筆すべきは有吉弘行が司会を担当する『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』の紅白スペシャルでしょうか。これまでにないタイプの番組とコラボレーションする形になるので、注目です。

 

テレビ放送70年 特別企画「テレビが届けた名曲たち」

 企画としては第56回(2005年)の『タイムスリップ60年 昭和・平成ALWAYS』に近い内容ではないかと思われます。もっとも当時の演奏時間&構成表を見てもらえば一目瞭然ですが、ダイジェスト要素相当強め・詰め込み・近年20年間をまるで無視というかなりツッコミどころ多めの内容でした。どれくらいの時間が充てられるかはまだ想像つかないですが、出来れば曲目を多少絞ってでもある程度1曲1曲じっくり見たいところではあります。

 なお黒柳徹子さんの紅白出演歴は以下の通りです。今回で通算17回目、出場歌手・バンドメンバー・指揮者など直接ステージに携わらない出演者では史上最多記録となっています。

出演回出演形態主な内容
第6回
(1955年)
応援ゲスト当時ラジオドラマ『ヤン坊ニン坊トン坊』のトン坊役で出演
里見京子横山道代と一緒に登場
第9回
(1958年)
紅組司会当時NHK専属女優
第14回
(1963年)
応援ゲスト紅組電波局長として柳家金語楼と一緒に登場
その時の様子(本編レビュー
第20回
(1969年)
応援ゲスト歴代紅組司会として水の江瀧子森光子林美智子と一緒に登場
早口で畳み掛けるお喋りに男性陣がタジタジになる
第21回
(1970年)
応援ゲスト『ステージ101』司会者として、ヤング101と一緒に歌う
第31回
(1980年)
紅組司会当時TBS『ザ・ベストテン』司会も担当
紅白で初めて手話を用いた曲紹介を行う
第32回
(1981年)
紅組司会この年『窓ぎわのトットちゃん』がベストセラー
ショーコーナーで白組司会・山川静夫と「二人は若い」をデュエット
第33回
(1982年)
紅組司会ショーコーナーで白組司会・山川静夫と「バラが咲いた」をデュエット
第34回
(1983年)
紅組司会この年NHK放送文化賞を受賞
ショーコーナーのエンディングで童謡「春が来た」を歌う
第40回
(1989年)
特別ゲスト歴代司会者の1人としてスピーチを担当
持ち時間1分と言われた中で3分近く喋る
第65回
(2014年)
ゲスト審査員氷川きよしのステージで「きーよーしー!」コールをする
第34回で一緒に司会をしたタモリと一緒にOP・EDにも出演
第66回
(2015年)
総合司会『ザ・ベストテン』で幾度となく共演した近藤真彦松田聖子が両組トリ
第67回
(2016年)
映像ゲストこの年逝去した永六輔を偲ぶ映像でインタビューを受ける
直後、ゆずが「見上げてごらん夜の星を~ぼくらのうた~」のステージを演奏
第68回
(2017年)
特別ゲスト「トモエ学園」を歌う福山雅治の曲紹介に登場
「愛をこめて花束を」を歌うSuperflyの曲紹介も担当
第71回
(2020年)
ゲスト審査員無観客開催のため、NHKホールではなくスタジオの審査員ルームから出演
第73回
(2022年)
ゲスト審査員

ラジオ司会者決定

 渡辺アナは2年連続、森田アナは初起用です。なお過去のラジオ実況担当はこちらの記事(紅白歌合戦・アナウンサー人事の歴史)を参照してください。

 

紅白ウラトークチャンネル司会決定

 ユニットだけでなく単体での出演も多いパンサーの3人が今年のMCです。ユニットとしては他局ですが有吉弘行司会の『有吉の壁』レギュラー、NHKの番組は向井慧が『診療中!こどもネタクリニック』、尾形貴弘が『笑わない数学』にレギュラー出演中。ただ正直に申し上げると、個人的にはかなり意外な人選です。

 鈴木奈穂子アナは松山局所属期の第57回(2006年)に坂本冬美「祝い酒」の応援リポーターとして出演。東京アナウンス室異動後は報道番組を中心に活躍、第68回(2017年)には前半終了後のニュースも担当しました。2021年からは『あさイチ』メイン司会として定着しています。

 

ハマいく「ビートDEトーヒ」が特別企画で出演

 濱家隆一はかまいたちとして応援での出演も無いので初めての紅白です。一方生田絵梨花は2021年大晦日まで乃木坂46のメンバー、第72回(2021年)でピアノを弾きながら「きっかけ」を歌う姿はまだ記憶に新しいところです。21世紀に入ってから秋元康プロデュースグループが台頭、卒業後ソロでも活躍しているメンバーも多いですが、意外なことにその後別グループから出演するのはLE SSERAFIMSAKURA(宮脇咲良)のみで非常に少なめ。「ビートDEトーヒ」は各所でダンスがコピーされていますが、紅白でも出場歌手が多数参加して一緒に踊るステージになるのでしょうか。注目です。

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