第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。
演奏時間&構成表 2(第73回・2022年)
演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。
曲順 | 楽曲 | アーティスト | 演奏時間 構成 | フル再生時間 構成 |
13(紅7) 紅前半7 | CLAP CLAP | NiziU | 1分51秒 冒頭+1コーラス半 | 2分46秒 冒頭+2コーラス半 |
14(白7) 白前半7 | 違う、そうじゃない | 鈴木雅之 | 2分19秒 冒頭+1コーラス半 | 4分9秒 冒頭+2コーラス半+サビ |
15(白8) 白前半8 | Shining One | BE:FIRST | 2分6秒 1コーラス+サビ | 4分4秒 2コーラス半 |
16(紅8) 紅前半8 | Habit | SEKAI NO OWARI | 3分3秒 2コーラス | 4分15秒 2コーラス+サビ |
17(白9) 白前半9 | 燦燦 | 三浦大知 | 2分19秒 1コーラス半 | 4分24秒 2コーラス半 |
18(紅9) 紅前半9 | ELEVEN -Japanese ver.- | IVE | 2分47秒 2コーラス半 | 3分0秒 2コーラス半 |
19(白10) 白前半10 | ブラザービート ~紅白みんなでシェー!SP | Snow Man | 2分35秒 2コーラス | 3分25秒 2コーラス半 |
20(紅10) 紅前半10 | 紅白Medley 2022 | Perfume | 2分41秒 2曲 | |
Spinning World | 0分51秒 サビ+ラスト | 4分0秒 冒頭+2コーラス | ||
チョコレイト・ディスコ | 1分49秒 冒頭+1コーラス | 3分46秒 冒頭+2コーラス+サビ | ||
21(特1) | THE LAST ROCKSTARS | THE LAST ROCKSTARS | 2分37秒 1コーラス+サビ | 4分46秒 2コーラス+サビ |
22(紅11) 紅前半11 | 残響散歌 | Aimer | 2分48秒 2コーラス | 3分5秒 2コーラス |
23(紅12) 紅前半12 | お祭りマンボ ~スカパラSP~ | 坂本冬美 | 2分28秒 4コーラス | 3分24秒 4コーラス+ラスト(原曲) |
各ステージ・補足
NiziU「CLAP CLAP」はいわゆるTVサイズですが、元があまりにも短いので紅白における演奏時間も2分を切ります。1分台でこれだけ不当なカットが少ないケースもあまりありません。もっとも、この長さならそもそもフルコーラスで良いのではないかという声も多そうです。(本編レビュー)
鈴木雅之は名曲「違う、そうじゃない」を28年の時を経て紅白初歌唱。Cメロ前の間奏がやや短め、2回繰り返しのサビが1回にまとめられています。そのため演奏時間は前半だけで見ると標準ですが、もう少し長く見たいという数字になりました。(本編レビュー)
BE:FIRSTはプレデビュー曲「Shining One」で初出場。間奏を紅白オリジナルダンスに完全差し替えする部分は、プロデューサー・SKY-HIが所属していたAAAを彷彿とさせます。イントロ短縮・ラストサビも1/3ほどカット。そういった部分まで紅白出場時の彼らと重なるのは、あまり歓迎できないですが…。(本編レビュー)
SEKAI NO OWARIは初の紅組出場、曲はSNSでバズった結果日本レコード大賞まで受賞した「Habit」。6パートある2番Aメロは1回目・2回目のみ歌唱、ラストサビパートがカットされています。ただ流石にここは2022年を代表する大ヒット曲、演奏時間は16ステージにして初の3分台でした。(本編レビュー)
三浦大知は連続テレビ小説『ちむどんどん』主題歌の「燦燦」ですが、1番ではなく2番からの歌唱です。その後のサビも半分に短縮されました。Cメロ以降はカット無いものの、歌う前のVTRなどと比べてやや割りを食っている印象もあります。本来ならばこちらも3分くらいはあって然るべきだと思いますが…。(本編レビュー)
IVEは「ELEVEN」の日本語版をパフォーマンス。ここまで1コーラスごとカットされる事例が多いダンス組ですが、このステージは1回目Cメロが僅かにカットされた程度でほぼフルコーラス。演奏時間も少しばかり扱いの良さを感じます。(本編レビュー)
Snow Manは2年連続白組前半トリ、「ブラザービート」を元気にパフォーマンス。1コーラス半と思いきや2コーラス、ラストは30秒近くナナナ…が続く構成でした。(本編レビュー)
Perfumeの2曲メドレー、「Spinning World」は冒頭サビからすぐラストパートに移行します。50秒ほど経ったところでこちらも紅白初歌唱の「チョコレイト・ディスコ」、冒頭+Aメロ後半省略の1コーラス+ラストのパフォーマンスでした。(本編レビュー)
THE LAST ROCKSTARSはバンド名を冠した新曲を世界初パフォーマンス。フルで2コーラス半に対して1コーラス半、1番サビを半分に短縮。TVサイズの2分37秒、ちょっと意外なほどに短いステージでした。(本編レビュー)
Aimerは『鬼滅の刃』で大ヒットした「残響散歌」を102スタジオから歌唱。2番にある間奏が短くなりましたが、サビ前にセリフが付加されています。歌詞に関して言うとカット無し、したがって一応はフルコーラス歌唱という形でした。(本編レビュー)
前半ラストは坂本冬美の「お祭りマンボ」、美空ひばりの名曲をスカパラ演奏アレンジです。登場人物の顛末を描いたラストのパートはカットされましたが、それまでは4コーラスをフルで歌い切っています。なお本編終了後は大河ドラマの引き継ぎ式が5分近くにわたって繰り広げられました。(本編レビュー)
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