例年曲順発表のタイミングでリハーサルも含めたまとめ記事を作っていますが、ここ何年かは記事の肥大化によってかえって読みにくくアクセスも少なくなっている事象が発生しています。というわけで今年は出来る限りシンプルに、出演の時間帯を予測して各ステージの見どころ・データを紹介する形とします(タイムテーブル発表につき、それに合わせた内容に更新)。リハーサル記事へのリンクも今年は追加しない予定なので、あらかじめご了承ください。
全体を通しての出演者
司会:有吉弘行・橋本環奈・伊藤沙莉・鈴木奈穂子
ウラトーク:ロッチ(コカドケンタロウ・中岡創一)、赤木野々花
ラジオ:佐々木芳史、森田茉里恵
ゲスト審査員:青山剛昌(漫画家)、内村光良(タレント)、上地結衣(車いすテニス選手)、河合優実(俳優)、堀米雄斗(スケートボード選手)、森下洋子(バレリーナ)、横浜流星(俳優)、吉田恵里香(脚本家)
ナレーション:村瀬 歩、悠木 碧
解説
番組全体通しての出演者は上の通りです。どの場面で出演するかはもちろん、特にゲスト審査員は不意打ちのようなショットも毎年恒例なのでそちらも楽しみにしたいところです。
ウラトークでは時間帯によって出場歌手・応援タレントのゲスト出演もあるはずなので、各歌手のファンはメインのステージ以外でも目を離せません。ロッチ進行なので、少なくとも櫻坂46のメンバーは何人か登場するものと思われます。
19時台出演
オープニング「切手のないおくりもの」(編曲:小西遼)
紅1(全体1):ME:I「Click」
紅2(全体2):天童よしみ「あんたの花道」
白1(全体3):こっちのけんと「はいよろこんで」
白2(全体4):Omoinotake「幾億光年」
白3(全体5):Da-iCE「I wonder」
紅3(全体6):ILLIT「Magnetic」
紅4(全体7):緑黄色社会「僕らはいきものだから」
企1(全体8):放送100年特別企画「歌って踊ろう!KIDS SHOW」
Number_i3名・ILLIT2名・ME:I2名「コンピューターおばあちゃん」
司会者3名「だんご3兄弟」
MISIA「ビューティフル・ネーム」
司会者・おかあさんといっしょメンバー「からだ☆ダンダン」
紅白出演者有志「パプリカ」
白4(全体9):新浜レオン「全てあげよう」
解説
「切手のないおくりもの」で始まるオープニング、これは第59回(2008年)の大橋のぞみによる歌唱以来16年ぶりとなります。また曲に関して言うと、第69回(2018年)「夢のキッズショー ~平成、その先へ~」内における松田聖子の歌唱がありました。
トップバッターは初出場のME:Iが担当します。紅組先攻は2年連続。そして次のステージは白組ではなくなんと天童よしみ。同じ組のステージが最初から2連続で組まれるのは、紅白歌合戦史上初めての出来事です。
白組トップバッターはこっちのけんと、その後はOmoinotake、Da-iCEと白組3連続。さらに続くのがK-POPの新顔ILLIT、最初の6組中5組が初出場。6組中3組程度なら珍しくもありませんが、5組まで初出場というのはここ15年で1回もありません。遡るとなんと第53回(2002年)以来22年ぶり。1990年代ならばそこまで珍しい事象ではないのですが…。
緑黄色社会は中学生の合唱とのコラボステージ。初出場から3回連続で前半の出演、そろそろ後半に回したいところです。
キッズショーについては先日の記事で書いた通りですが、新たに内村光良のMCが決まりました。ゲスト審査員がコーナー限定とは言え進行役を担当するのは極めて異例のことです。なお第69回(2018年)の同コーナーでは『LIFE!』の三津谷寛治ディレクターに扮しての登場、まさか審査員でも何かしらのキャラクターに変身するのでしょうか。そうなるとますます前代未聞のことになりますが…。「パプリカ」の参加メンバーはX記事ツリー参照、ハッシュタグだけ見るとFoorinが再集結されそうな運びになっています。メンバー5人は解散後現在も全員が芸能活動継続中、したがってハードルは決して高く無さそうな雰囲気ですが、どうなるでしょうか。
演歌の新星・新浜レオンがおそらく20時前後の登場になると思われます。楽曲提供した所ジョージ・木梨憲武がゲスト出演、これは第51回の氷川きよしを彷彿とさせる部分もあります。このステージ前後で20時になるスケジュールが現在組まれています。
20時台出演
紅5(全体10):櫻坂46「自業自得」
白5(全体11):JO1「Love seeker」
白6(全体12):山内惠介「紅の蝶」
紅6(全体13):HY「366日」
紅7(全体14):乃木坂46「きっかけ」
白7(全体15):純烈「夢みた果実」
紅8(全体16):LE SSERAFIM「CRAZY -Japanese ver.-」
紅9(全体17):tuki.「晩餐歌」
白8(全体18):BE:FIRST「Masterplan」
白9(全体19):TOMORROW X TOGETHER「5時53分の空で見つけた君と僕 [Japanese Ver.]」
紅10(全体20):水森かおり「鳥取砂丘 ~紅白ドミノチャレンジSP~」
紅11(全体21):aiko「相思相愛」
白10(全体22):郷ひろみ「2億4千万の瞳 放送100年 GO! GO! SP」
解説
櫻坂46は前回スタジオからの出演でしたが、今回どうなるでしょうか。JO1は少し前のなにわ男子や純烈がやっていたような、視聴者参加型のステージです。
山内惠介は今年も芸人軍団をバックに歌う賑やかなステージ、HYは楽曲・曲順ともに前回のJUJUに近い位置づけ。乃木坂46はステージ如何では第70回(2019年)のAKB48に近い扱いで、実際彼女たちは翌年以降の紅白に出演していません。そういう意味では、ちょっと不安が残る曲順です。
純烈は今回中継のステージで決定、場所は当日までのお楽しみ。LE SSERAFIMも3年連続で前半出演、tuki.は大ヒット曲ですが2008年生まれということもあって、この時間での出演となっています。
BE:FIRSTとTOMORROW X TOGETHERはSPダンスコラボ披露が新たにアナウンスされています。おそらく2つのステージ間でダンスパフォーマンス、2曲がメドレーのように続くものと思われます。水森かおりは2年連続ドミノチャレンジで曲はついに過去曲、前回はついに歌の映像がワイプ送りされる一幕が発生しましたが、今回はどうなるでしょうか。
aikoは初の紅組前半トリ、青山剛昌先生を目の前に「相思相愛」を歌います。一方郷ひろみは7年ぶりの前半大トリ、この時に披露したのも「2億4千万の瞳」で、登美丘高校ダンス部が参加するGO! GO! バブルリミックスバージョンでした。以上で前半終了、紅組と白組の数が合わないのは2年前の第73回(2022年)以来です。
21時台出演
白11(全体23):Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」
企2(全体24):あなたへの歌 特別企画「ディズニーファンタジーメドレー」
Da-iCE3名・ME:I5名「きみもとべるよ!」
乃木坂46「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」
大森元貴(Mrs.GREEN APPLE)・SAKURA(LE SSERAFIM)「輝く未来」
紅白出演者有志「星に願いを」
白12(全体25):GLAY「誘惑」
紅12(全体26):坂本冬美「能登はいらんかいね」
白13(全体27):Vaundy「踊り子」
紅13(全体28):椎名林檎ともも「ほぼ水の泡」
白14(全体29):星野 源「ばらばら」
紅14(全体30):Superfly「Beautiful」
紅15(全体31):TWICE「「TT ~Feel Special」スーパーメドレー」
白15(全体32):Number_i「GOAT」
特1(全体33):B’z「イルミネーション」
解説
後半最初のステージは世界的ヒットとなったCreepy Nuts。ここ3年はビルボード総合1位獲得クラスのメガヒット曲で始まるパターンが定着しています。
その後は早々にディズニーコーナー。録画中心なのでおそらくステージでは音合わせ、次のGLAY「誘惑」では生演奏のステージも期待できそうです。なお「星に願いを」に参加する歌手はこちらを参照。
坂本冬美は能登半島からの中継ステージが決定しています。「能登はいらんかいね」を紅白で歌うのは34年ぶり、その間に音合わせしてNHKホールからVaundy「踊り子」のパフォーマンスが始まります。2年前もディズニーコーナーも含めた後半6ステージ目、ほぼそれに近い曲順での出演になりました。
椎名林檎ともものコラボステージを経て、星野源は曲目が「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」に変更となっています。正直こういったケースはもう起こって欲しくないのですが、「ばらばら」は2010年のソロデビューアルバム『ばかのうた』1曲目に収録されている大変シニカルな楽曲。ある意味ではなんだか今回の騒動を予期していたかのような印象もあり、この紅白においても相当な意味を持つステージになりそうな予感がします。弾き語り披露の予定は当初と同様、NHKホールのパフォーマンスならば第69回以来6年ぶりです。
Superfly、TWICEを経てNumber_i。過去5年連続出場の実績ありと考えると、初出場でもっとも遅い時間になるのは納得でしょうか。奇しくも2年前、King & Prince出場時に近い曲順となりました。B’zの出演は『おむすび』に関連するトピックがあっても不思議ありませんが、現状それについての発表はないようです。
22時台出演
白16(全体34):藤井 風「満ちてゆく」
白17(全体35):三山ひろし「恋…情念 ~第8回 けん玉世界記録への道~」
紅16(全体36):あいみょん「会いに行くのに」
白18(全体37):南こうせつ「神田川」
紅17(全体38):イルカ「なごり雪」
企3(全体39):追悼・西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」
紅18(全体40):西野カナ「EYES ON YOU 紅白スペシャルメドレー」
白19(全体41):Mrs.GREEN APPLE「青と夏 ~ライラック 紅白SP」
特2(全体42):氷川きよし「白雲の城」
白20(全体43):THE ALFEE「星空のディスタンス」
紅19(全体44):髙橋真梨子「for you…」
解説
22時前後、B’zから藤井風に至る流れは相当豪華です。三山ひろしのけん玉タイムはここ最近と比べるとやや深めの時間、ほとんど企画だけで良い曲順をゲットしているような状況です。
あいみょんを経て、南こうせつとイルカのステージもまた内村光良が進行を担当。第43回(1992年)が「なごり雪」から「神田川」の流れでしたが、今回はちょうどその逆の順番です。その後に西田さんの追悼企画、この3組は昭和色濃いめの時間帯です。
西野カナの曲順は23時少し前、紅組だけの曲順でいくとトリより3つ前。過去9回は前半に回されることも多く、後半も21時台が多かったので非常に扱いが良くなっています。Mrs.GREEN APPLEも2回目の出場で白組トリ2つ前、特別企画が多いのであまりそんな風に見えないですが結構な大抜擢。福山さんの次の白組トリは彼らになる可能性も出てきました。
氷川きよしの出演時間もおそらく2年前と近い22時台後半、THE ALFEEを経て髙橋真梨子が22時台の締め。事前予想より少し早くなりましたが、これは次のステージが関係します。
23時台出演
特3(全体45):米津玄師「さよーならまたいつか!」
紅20(全体46):石川さゆり「能登半島」
特4(全体47):玉置浩二「悲しみにさよなら」
白21(全体48):福山雅治「「ひとみ~少年」”あなたへの歌” SPメドレー」
紅21(全体49):MISIA「紅白スペシャル2024」
解説
司会の伊藤沙莉や脚本の吉田恵里香がいることを考慮すると、米津玄師のステージは紹介もやや長くなりそうです。朝ドラスピンオフも発表されたので、かなりの時間を取る形になります。ただスピンオフは第68回(2017年)『ひよっこ』のような前後編の可能性もあり、これは放送が始まらないと正直分かりません。
石川さゆりの「能登半島」は期待通りのトリ前。ここも震災の映像など、前置きの時間が長くなるはずです。
玉置浩二の曲順は両組トリ前、これも「田園」を歌った時の第71回と共通しています。
両組トリは第71回以降5年連続となる福山雅治とMISIA、紅組トリに関しては6年連続。もう完全に連続記録が樹立されている状況です。複数曲同士の組み合わせは前回に続いて2年連続になりました。MISIAのステージは矢野顕子がゲストミュージシャンとして参加決定、「希望のうた」披露の可能性が高くなりました。50年近いキャリアの矢野さんですが、紅白出演は今回が初となっています。
最後に
かくして曲順発表となりましたが、全ステージ数は前回が53、前々回が52。前半だけでいうと前回25今回22という状況です。ここ数年慌ただしい状況だった前半が改善されたことも期待出来ます。公式ではこれ以上のサプライズは無いと断言していますが…。
今年度の紅白歌合戦予想・ニュース記事は例年通りこれをラストとします。新年は例年通り本編レビューを9記事、約4日にわたり書いていく予定にしています。本番はもちろん、そちらの更新も是非楽しみにして下さい。それでは2024年ありがとうございました、2025年もよろしくお願いします。
コメント
まさか米津玄師とB’zが揃って出場するとは思わなかったので、実現させたNHKには敬意を表したいです。出来ればもう1〜2組追加されると嬉しいですが、果たしてどうなるでしょうか。いずれにせよ、後半は他の番組では見られない豪華なラインナップとなりました。放送当日を楽しみに待ちたいと思います。
今年も1年間更新ありがとうございました。よいお年をお迎えください。