歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第62回・2011年その2)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 2(第62回・2011年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
11(紅6)
紅前半6
二輪草川中美幸2分40秒
2コーラス
4分23秒
3コーラス
12(白6)
白前半6
いとしき日々よ平井 堅3分26秒
サビ+1コーラス
6分3秒
2コーラス
13(紅7)
紅前半7
あや子のお国自慢だよ
~がんばろな東北!!
紅白スペシャル~
藤あや子2分35秒
冒頭+2コーラス
4分34秒
冒頭+3コーラス
14(白7)
白前半7
ねぶた細川たかし2分33秒
1コーラス半
4分27秒
2コーラス半
15(紅8)
紅前半8
POP MASTER水樹奈々2分5秒
1コーラス半
4分43秒
2コーラス半
16(白8)
白前半8
ワンモアタイムポルノグラフィティ2分25秒
冒頭+1コーラス半+ラスト
4分8秒
冒頭+2コーラス半+ラスト
17(白9)
白前半9
I love you &
I need you ふくしま
猪苗代湖ズ2分50秒
1コーラス+サビ
6分11秒
2コーラス半
18(紅9)
紅前半9
金木犀伍代夏子2分42秒
2コーラス
4分53秒
3コーラス
19(白10)
白前半10
CHASEL’Arc~en~Ciel2分26秒
1コーラス半
4分31秒
2コーラス半
20(紅10)
紅前半10
庄内平野 風の中水森かおり2分58秒
2コーラス
4分58秒
3コーラス
21(白11)
白前半11
港町ブルース森 進一2分56秒
4コーラス
4分8秒
6コーラス
22(紅11)
紅前半11
カーネーション
~紅組なら誰でも
椎名林檎4分50秒
2曲
カーネーション1分40秒
1コーラス
3分0秒
1コーラス
女の子は誰でも3分10秒
3コーラス
3分56秒
3コーラス
23(紅12白12
紅前半12
白前半12

あすという日が夏川りみ
秋川雅史
3分40秒
2コーラス
4分4秒(夏川盤)
4分31秒(秋川盤)
2コーラス

各ステージ・補足

 川中美幸は2年連続で「二輪草」、パパイヤ鈴木とおやじダンサーズがAKB48のメンバーとダンスで共演するステージでした。5回目の歌唱ですが、構成は例年と同様です。(本編レビュー

 平井堅はドラマ主題歌としてヒットした「いとしき日々よ」を熱唱。アカペラのサビから入るオープニングは原曲と異なります。3分台のステージですが、冒頭サビありとは言え1コーラス(サビは2番のメロディー)というのはどうしても構成としては物足りなく聴こえます。(本編レビュー

 藤あや子は2008年発表の曲を東北応援の歌詞に書き換えた「あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!! 紅白スペシャル~」。2コーラスですが、後半はAメロ3番・Bメロ2番の構成でした。なおこの歌詞で音源化されるのは、翌年2月のことになります。(本編レビュー

 東北応援企画ということで、細川たかしはこの年発表の「ねぶた」を歌唱。1コーラス半、後半は同じ歌詞2回繰り返す構成でした。(本編レビュー

 水樹奈々はアニメタイアップとは異なる「POP MASTER」を歌唱。イントロ無しで始まるオープニング。間奏ほぼ無しで1コーラス半、アウトロもほぼ無し。こちらも人気の割に、やや扱いの軽さが否めない印象でした。(本編レビュー

 ポルノグラフィティ「ワンモアタイム」も冒頭直後の間奏がやや短め。エンディングも後半カット。2分半に満たない演奏時間もまた、実績と比べてやや扱いの軽さを感じます。(本編レビュー

 震災の被害が大きかった福島県ですが、その前年にイベントで結成された猪苗代湖ズが「I love you & I need you ふくしま」を生演奏パフォーマンス。1コーラスでサビは4回繰り返し。熱い熱いステージでした。なお演奏時間に冒頭のメッセージは含んでいません。(本編レビュー

 伍代夏子は2006年に5年ぶり出場を果たした「金木犀」を再歌唱。当時と同じ1番と3番の2コーラスでした。(本編レビュー

 L’Arc~en~Cielは「CHASE」をパフォーマンス。ラストサビはAパート後半をカット、アウトロも少しカット。元々長い曲ではありませんが、演奏時間はキャリアを考えると意外なほどの短さでした。(本編レビュー

 水森かおり「庄内平野 風の中」は間奏短めの2コーラス、1番と3番の歌唱です。アウトロもほぼカットですが、これで2分58秒はJ-POPと比べるとやや長い印象もあります。それもあってでしょうか、翌年以降は1コーラス半構成が多くなりました。(本編レビュー

 森進一の「港町ブルース」は6コーラス、正確には2コーラス=1コーラスと言った方が良いでしょうか。1番・2番・5番・6番の歌唱は、42年前に初めて白組トリで歌った時と同じです。(本編レビュー

 デビュー14年目で初出場の椎名林檎は2曲披露。「カーネーション」はフルで3分の短い曲ですが、イントロ~Aメロ前半パートがカットされました。「女の子は誰でも」は東京事変の曲ですが、メンバーは「カーネーション」から演奏に参加。こちらは1番と2番を繋ぐ間奏完全カットですが、歌詞はフルコーラスでした。(本編レビュー

 前半ラストは夏川りみ秋川雅史が歌う「あすという日が」。双方の歌手がこの曲をカバーしていますが、ステージは1番夏川さんメイン、2番秋川さんメインの構成でした。ラストは”しあわせを信じて”と歌って締める形になっています。(本編レビュー

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました