歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間＆構成表（第66回・2015年その2）

　第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

演奏時間＆構成表 2（第66回・2015年）

　演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

各ステージ・補足

　山内惠介は「スポットライト」で初出場。1番と2番後半の歌唱、間奏なしの構成でした。アウトロが省略無しで最後まで演奏されています。（本編レビュー）

　AAAはなぜか「恋音と雨空」を歌い直し。構成も2年前と全く同じ、この年多くの新曲がリリースされる中で不可思議な選曲でした。（本編レビュー）

　星野源は「SUN」で初出場。Cメロ含む1コーラス半歌唱で、サビ後のAhが短め。ラストサビは1番歌詞の繰り返しでAh連呼部もアウトロも大幅カット、演奏時間わずか2分2秒。事前録画でフルコーラスを歌う近年から見ると、嘘のような短さです。（本編レビュー）

　14年ぶり出場の島津亜矢は「帰らんちゃよか」を歌唱。1コーラスをフル歌唱後間奏無しでラストサビ。イントロが半分くらいに短縮されていました。（本編レビュー）

　ゲスの極み乙女。は「私以外私じゃないの」をパフォーマンス。冒頭＋1コーラス＋間奏＋サビの構成です。1回目サビ後半から2番に変わる段取りですが、普通に1番を歌って途中で気づいて歌い直すハプニングあり。アウトロ大幅カット、間奏はカット無しでしたがこちらも意外に短めの演奏時間でした。（本編レビュー）

　藤あや子は山口百恵のカバー曲「曼珠沙華」、紅白では12年ぶりの歌唱でした。第54回と比較すると2番Bメロがカット、演奏時間もその分短くなっています。（本編レビュー）

　ゆずは「かける」を熱唱。冒頭直後の間奏が半分カット、1番の後の間奏は半分カットと同時に編曲が変更となっています。終盤もラスト直前の間奏が半分カット、アウトロは完全カット。ただ歌は2番以外完全残しでした。（本編レビュー）.

　miwa「fighting-Φ-girls」はヒム子乱入が最大のハイライトでした。歌はイントロ一部と間奏大半カットの1コーラス＋サビ。3年連続出場で大ヒットもしているはずですが、演奏時間はなぜか2分前後ばかりが続きます。（本編レビュー）

　氷川きよしはなぜかラグビー込みのステージ、「男花」のバックで踊るダンサーは百四十五郎丸ダンサーズというネーミングでした。1番と3番の歌唱、なお3番はシングルバージョンのみの収録です（元々はアルバム収録曲で2コーラス半でした）。（本編レビュー）

　細川たかしは初出場以来なんと40年ぶりとなる「心のこり」。デビューした年の第26回よりキーが高いというまさかのアレンジです。1番と3番の歌唱は当時と同様。ただ40年前は相当巻きのテンポだったため、今回の演奏時間は約15秒長くなっています。（本編レビュー）

　和田アキ子は「笑って許して」、フルで3分に満たないこともあって紅白で1曲として歌うのは42年ぶりでした。もちろんフルコーラス、ロックテイストの編曲は原曲よりテンポかなり速めです。それでも演奏時間は第24回より若干長めでした。（本編レビュー）

　前半白組トリは関ジャニ∞、出場歌手もゆるキャラも全員集合で「前向きスクリーム！」。1コーラス半、間奏はやや短めでラストサビは1回分カット。大盛りあがりのステージでした。（本編レビュー）

　天童よしみは「人生一路」、冒頭は「終りなき旅」のラスト部分でした。「人生一路」は1番と3番の2コーラス、これは第30回のメドレーで美空ひばりが最後に歌った時と同じ構成です。（本編レビュー）