歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第66回・2015年その4)

 第59回以降は放送時に本編レビューを公開しています。内容についてはそちらを見てもらえればいいかと思います。なお当記事作成と同時並行で、一部修正加筆もしています。もし良ければそちらもこの機会に、あらためて見てもらえればと考えています。

 

演奏時間&構成表 4(第66回・2015年)

 演奏時間・構成は紅白歌合戦で実際に披露したステージを指しています。フル再生時間はSpotifyの音源基準、オリジナル未配信曲は手持ちのCDからインポートしたiTunes音源を基準としています。

曲順楽曲アーティスト演奏時間
構成
フル再生時間
構成
37(企3)花は咲く出場歌手全員2分54秒
1コーラス
5分6秒
2コーラス+サビ2
38(紅18)
紅後半6
BeautifulSuperfly3分2秒
1コーラス半
4分58秒
2コーラス半
39(白18)
白後半6
女々しくてゴールデンボンバー2分19秒
冒頭+1コーラス半
4分8秒
冒頭+2コーラス半
40(紅19)
紅後半7
トリセツ西野カナ2分19秒
冒頭+1コーラス
4分22秒
2コーラス半
41(白19)
白後半7
rayBUMP OF CHICKEN5分1秒
2コーラス半
5分1秒
2コーラス半
42(紅20)
紅後半8
津軽海峡・冬景色石川さゆり3分17秒
冒頭+2コーラス
3分45秒
2コーラス+サビ
43(白20)
白後半8
千曲川五木ひろし3分4秒
2コーラス
3分52秒
3コーラス
44(白21)
白後半9
ザッツ!V6メドレーV63分52秒
2曲
MUSIC FOR THE PEOPLE1分42秒
1コーラス
4分29秒
2コーラス半
愛なんだ2分10秒
1コーラス半
4分53秒
2コーラス半+サビ
45(紅21)
紅後半9
Pick Me UpPerfume2分27秒
1コーラス+ラスト
3分51秒
2コーラス+ラスト
46(特1)千本桜小林幸子2分36秒
冒頭+1コーラス+サビ
4分12秒
2コーラス半(原曲)
47(白22)
白後半10
紅白スペシャルメドレー
~We are X!~
X JAPAN4分43秒
2曲
Forever Love2分23秒
1コーラス
8分44秒
2コーラス半+サビ
BORN TO BE FREE2分20秒
1コーラス+サビ
5分33秒
2コーラス+サビ2
48(特2)オルフェンズの涙MISIA3分29秒
冒頭+1コーラス+サビ
5分6秒
冒頭+1コーラス半+サビ
49(白23)
白後半11
ヨイトマケの唄美輪明宏5分57秒
冒頭+6コーラス+サビ
6分28秒
冒頭+6コーラス+サビ
50(紅22)
紅後半10
フレンズレベッカ3分16秒
2コーラス+サビ
4分36秒
2コーラス+サビ2
51(紅23)
紅後半11
PIECE OF MY WISH今井美樹4分7秒
2コーラス
5分38秒
2コーラス+サビ
52(白24)
白後半12
This is SMAPメドレーSMAP5分9秒
2曲
Triangle2分0秒
1コーラス
5分2秒
2コーラス半
Otherside3分7秒
1コーラス
4分24秒
2コーラス半

各ステージ・補足

 メドレー4連発の後は「花は咲く」全員合唱、ゲスト審査員・フィギュアスケートの羽生結弦選手メインの企画でした。紅白では4年連続、この曲の全員合唱は2年ぶりとなります。1コーラスでサビ2回繰り返しと構成は短め、YOSHIKIが弾くピアノの余韻がやや長めでした。(本編レビュー

 Superflyはこの時点で既に第一線級の大物ですが、初出場は意外と遅め。「Beautiful」はイントロ短縮の1コーラス半、ラストフレーズ1回分カットでアウトロも短縮。ラストサビ導入部の”明日”という歌詞がテロップ・実歌唱とも”あなた”に変更されています。(本編レビュー

 ゴールデンボンバーはまたまたまた「女々しくて」を、これまでの3回と同じ構成で歌唱。今回の出し物は直木賞作家・又吉直樹樽美酒研二の相撲でした。(本編レビュー

 西野カナはこの年大きな話題を呼んだ「トリセツ」。2年前の「さよなら」と同様、イントロ無しでサビから入る歌合戦オリジナルの構成でした。ただそれ以降は1コーラスのみ、ヒットの割に歌唱時間が短いのは相変わらずです。(本編レビュー

 BUMP OF CHICKENは、なんと幕張メッセ開催のCOUNTDOWN JAPAN・EARTH STAGEから生中継。紅白の演目として選曲されたのは「ray」でした。したがって完全生演奏フルコーラス、50秒近くあるアウトロも残しています。紅白歌合戦らしさはともかく、そもそもテレビ出演が非常に少ないアーティストなので映像としては非常に貴重です。今思えば、これがテレビ出演の少ないアーティストを次々紅白に出せるようなきっかけのステージだったようにも感じます。(本編レビュー

 石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」、この年は津軽三味線の演奏後にタイトルをアカペラで歌ってからイントロ開始。紅白9回目ということもあって、構成を変えています。2コーラスでラストサビカット、最後も津軽三味線の演奏が盛り上げました。(本編レビュー

 五木ひろしは18年前に大トリを飾った「千曲川」を歌唱。1番と3番の2コーラスですが、間奏は長い方のパートを演奏。さすがにフルの第48回よりは短いですが、初めてトリで歌った第26回よりは長いです。アウトロは大トリと見紛わんばかりの大仰なアレンジでした。(本編レビュー

 2回目の出場となったV6井ノ原快彦が白組司会を担当している関係もあって2曲メドレー。デビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」は1コーラス、「愛なんだ」はイントロ一瞬で1コーラス+ラップ+ラストサビ2回目。枠の関係で出場できなかった約20年分を一気に穴埋めするようなステージでした。(本編レビュー

 Perfumeの「Pick Me Up」は演出の色濃いめ、度肝を抜かれたステージでした。ただ構成は1コーラスと少しばかりのラストのみ、演奏時間は2分半に満たない短さ。だからこそ余計に内容の濃さが目立つステージだったとも言えます。(本編レビュー

 4年ぶりの小林幸子はパワーアップして登場、「千本桜」は自身のカバー同様サビからの歌い出し。1コーラス+サビ、演奏時間にすると意外に短いです。ただインパクトはこちらも超抜群でした。(本編レビュー

 X JAPANは2曲メドレー、「Forever Love」はイントロ短めですぐ歌に入ります。オリジナルとは異なる、ピアノ&弦楽器アレンジで1コーラス。「BORN TO BE FREE」は間奏を含む1コーラス半でした。(本編レビュー

 MISIAは紅組特別歌手という枠組での出演、テロップは紅組仕様で出場回数もこの年の分が後にカウントされます。歌は「オルフェンズの涙」、冒頭+1コーラスでサビは後半2回分の歌唱です。(本編レビュー

 美輪明宏は「ヨイトマケの唄」を再度フルコーラス歌唱。3年前の歌唱時と同じ構成でした。(本編レビュー

 レベッカは再結成の年に「フレンズ」で紅白初出演。4人による生演奏ステージでした。歌は2コーラス+サビ1回、2番歌詞後の間奏はカットされています。(本編レビュー

 今井美樹の「PIECE OF MY WISH」も生演奏ステージでした。2コーラス+サビの構成ですが2番サビはカット、間奏も短くなっています。それでも元が長い曲ということもあって、演奏時間は4分台を記録しました。(本編レビュー

 SMAPは2曲メドレー、『のど自慢』で訪れた山田町に住む方からのメッセージ朗読からそのまま「Triangle」に移行する歌い出し。朗読中にオルゴール風のインストも流れますが、これは演奏時間に含めないこととします。最後がラストサビになる形の1コーラス、その後は新曲「Otherside」を間奏・アウトロカット無しの1コーラス半。ただこれが紅白最後の出演になるとは、当日の時点では誰も予想できません。(本編レビュー

 

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