最近は紅白各種記録集として最年長記録編や最年少記録編の記事を作りましたが、その時に扱いが難しかったのが出場歌手・司会・審査員と異なるゲスト出演者でした。
ざっくり言うと「それ以外」ともカテゴライズされるゲスト出演者ですが、それ故に分類は多岐にわたります。今回の記事は紅白歌合戦の出場歌手・司会・審査員以外を除く出演者の「分類」をテーマにして、内訳や出演者リスト作成はまた別の機会に設けることとします。
NHK職員
アナウンサー
まずはNHKのアナウンサーでしょうか。司会とは別にラジオ中継担当、テレビ中継担当(第38回(1987年)まで)、中継リポーター、審査員席リポーターが挙げられます。これらの人選については、既に紅白歌合戦・アナウンサー人事の歴史として記事にしています。ただ曲と曲の間に設けられる紹介のゲストで登場する事例も稀にありました。
中にはキャスターが登場するケースもあります。第27回(1976年)と第57回(2006年)ではお天気キャスターが会場から生出演、初日の出の予報を伝える一幕がありました。
役職人事
アナウンサー以外の出演者もいます。最も代表的なのは第55回(2004年)以前の大会委員長・審査員長でした。
大会委員長は歴代の放送総局長が務め、優勝旗授与・優勝旗返還(第40回(1989年)まで)・開会宣言(第17回(1966年)まで)を担当しました。審査員長は歴代の番組制作局長(第26回(1975年)までは芸能局長)が任じられています。
その他スタッフ
他はやはり、番組制作に大きく携わっているスタッフ陣でしょうか。セット入れ替えやカメラの切り替えミスなどで、時折映り込むシーンが見られます。中には歌っている最中にセットの後ろを走り去る方もいらっしゃいました。その他、本番前や本番後にチーフプロデューサーがインタビューに応える場面もよく見られます。2010年代に設けられたウラトークでは、メインの進行役がエンディング出演のためステージに向かった後にアナウンサーとスタッフが進行した年もありました。
これらのNHK職員は局内人事の一環になるので、当然ではありますがゲスト出演者の分類からは外れる形になります。ただ「栄光の架橋」の曲紹介で登場した刈屋富士雄アナのような例外もあります。総合司会ともテレビ実況担当とも異なる、オープニングの出場歌手入場実況のみを担当した第39回(1988年)の島村俊治アナがもっとも微妙なラインでしょうか。
応援ゲスト
いわゆる紅白歌合戦に登場するゲストで、最もイメージが強いのは曲と曲の間に登場するタレント・俳優ではないかと思われます。
お笑いタレント
紅白で一番最初に登場したゲストは第6回(1955年)、コメディアンのトニー谷と言われています。白組もしくは紅組の応援、それをテーマにしたコント・漫才、中には応援団長を務めたタレントもいました。NHKで人気レギュラー番組を持つ人も多く、常連ゲストとして複数回呼ばれるケースもあります。単発だとNHK番組の出演歴とは別に、その年ブレイクしたなどの理由で呼ばれるケースも多々あります。
参考までに、応援で5回以上登場したお笑い系の方々は以下の通りです。
出演者 | 回数 | 出演回 | 備考・解説 |
三木のり平 | 5回 | 第7回(1956)、第12回(1961)、 第14回(1963)、第15回(1964)、 第19回(1968) |
1961年~1966年まで 『夢であいましょう』レギュラー |
渥美 清 | 7回 | 第12回(1961)~第17回(1966)、 第19回(1968) |
1961年~1966年まで 『夢であいましょう』レギュラー |
柳家金語楼 | 5回 | 第13回(1962)~第16回(1965)、 第18回(1967) |
1967年度まで『ジェスチャー』 白組キャプテン |
ハナ肇と クレージーキャッツ (ハナ肇) (谷啓) |
8回
9回 |
第13回(1962)~第16回(1965)、 第19回(1968)~第21回(1970)、 第23回(1972) |
第13回~第16回は植木等の バックダンサー・コーラスも担当 第17回・第18回はグループごと白組歌手 ハナ肇は第26回(紅組応援団長)、 谷啓は第44回にも出演 |
藤田まこと | 5回 | 第14回(1963)、第16回(1965)、 第17回(1966)、第20回(1969) 第54回(2003) |
第14回は大阪から中継ゲストとして出演 第54回は堀内孝雄のステージ中にサプライズ出演 |
ザ・ドリフターズ | 6回 | 第18回(1967)~第20回(1969)、 第22回(1971)、第23回(1972)、 第25回(1974) |
第23回までは荒井注、 第25回は志村けんが出演 第52回は白組歌手として出演 |
コント55号 (萩本欽一) |
6回 8回 |
第19回(1968)、 第21回(1970)~第24回(1973)、 第42回(1991) |
萩本欽一は第43回・第50回にも出演 |
三波伸介 | 9回 | 第23回(1972)~第31回(1980) | 1972年~1982年まで 『お笑いオンステージ』レギュラー、 第23回はてんぷくトリオとして出演 第24回・第26回・第28回・第30回は白組応援団長 |
伊東四朗 | 5回 | 第23回(1972)、第24回(1973)、 第26回(1975)、第43回(1992)、 第47回(1996) |
1972年~1975年度まで 『お笑いオンステージ』レギュラー、 1995年~1998年度まで 『コメディーお江戸でござる』レギュラー、 第23回はてんぷくトリオとして出演 第24回・第26回・第28回・第30回は白組応援団長 |
桂 三枝 | 6回 | 第28回(1977)~第30回(1979)、 第42回(1991)~第44回(1993) |
現・桂 文枝 |
宮川大助・花子 | 5回 | 第41回(1990)、第43回(1992)、 第44回(1993)、第48回(1997)、 第51回(2000) |
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コロッケ | 15回 | 第42回(1991)、第46回(1995)、 第49回(1998)、 第51回(2000)~第57回(2006)、 第62回(2011)~第66回(2015) |
2002年~2004年度まで 『にっぽん愉快家族』MC、 2012年~2015年度まで 『ごきげん歌謡笑劇団』MC |
爆笑問題 | 6回 | 第49回(1998)~第54回(2003) | 1998年~1999年度まで 『ポップジャム』MC、 2000年~2003年度まで 『笑いがいちばん』MC |
綾小路きみまろ | 5回 | 第54回(2003)、第56回(2005)、 第59回(2008)~第61回(2010) |
2009年~2011年度まで 『ごきげん歌謡笑劇団』MC |
イカ大王 (塚地武雅) |
5回 | 第64回(2013)~第66回(2015)、 第68回(2017)、第69回(2018) |
『LIFE! ~人生に捧げるコント~』のキャラクター |
バナナマン | 5回 | 第65回(2014)~第69回(2018) | 第65回~第68回はウラトークちゃんねるMC担当 |
渡辺直美 | 5回 | 第67回(2016)~第71回(2020) | 第67回~第68回は紅白楽屋トークMC担当 第69回~第71回はウラトークちゃんねるMC担当 |
俳優
俳優陣が応援で登場することも多いです。その多くがドラマ、特に朝の連続テレビ小説が大半を占めます。近年は出場歌手の応援だけではなく、紅白のために新エピソードが撮影されるケースも増えました。これについては紅白歌合戦×連続テレビ小説データ集(20世紀編)・紅白歌合戦×連続テレビ小説データ集(21世紀編)を参照してください。
年によっては大河ドラマからの出演もあります。ゲスト審査員で呼ばれるケースの方が多いですが、応援で呼ばれるパターンも時々あります。こちらも紅白歌合戦×大河ドラマデータ集(20世紀編)・紅白歌合戦×大河ドラマデータ集(21世紀編)を参照してください。
朝ドラ・大河以外でも人気番組だとバラエティも含めて呼ばれるケースはあります。近年だと第69回(2018年)と第70回(2019年)、『おげんさんといっしょ』から高畑充希や宮野真守がゲスト出演を果たしています。
それ以外だと、初期には司会や出場歌手のコネクションで呼ばれる大物俳優もいました。第8回(1957年)の石原裕次郎は紅組司会・水の江瀧子との繋がりで登場、第9回(1958年)の高倉健は江利チエミと当時婚約していました。平成だと第50回(1999年)に白組司会・中村勘九郎が電話すると大竹しのぶなどがサプライズ出演したという例もあります(いずれも大河ドラマ共演者でしたが)。
アスリート
シドニーオリンピックが行われた第51回(2000年)以降は、メダリストが審査員以外でも曲紹介のゲストで登場するケースが増えました。
オリンピック選手の出演が認められていなかった昭和でも、プロ野球・相撲・ボクシングなどから応援ゲストとしての出演が見られます。大半が第26回(1975年)~第30回(1979年)の出演でしたが、一番最初の例は第18回(1967年)・角界初の外国人力士として人気を博した高見山大五郎関でした。
マスコット
NHK Eテレ、旧・教育テレビで放送される『おかあさんといっしょ』人形劇のキャラクターも紅白歌合戦でよく見られます。初出演は第27回(1976年)、歌のおにいさんを担当したことのある田中星児「ビューティフル・サンデー」に登場したゴロンタ・トムトム・チャムチャムでした。特定のキャラクターとは異なる着ぐるみの応援はそれ以前から存在していて、第14回(1963年)では妙にリアルなガマガエルが守屋浩「ガマの油売り」のステージに登場して会場を盛り上げています。
NHK外部のキャラクターは第34回(1983年)のジャンボマックスが最初、アニメキャラクターの登場は第40回(1989年)・手塚治虫追悼ステージにおける一連の作品が最初でした。ウルトラマン・仮面ライダーが第43回(1992年)、イベント系は第44回(1993年)・広島アジア大会のポッポとクック、ディズニーキャラクターは第45回(1994年)…と推移します。曲紹介だけでなく企画コーナー出演、出場歌手のバックダンサーなど出演方法のバリエーションも多岐にわたります。
これらのキャラクター絡みについては、また別途で特集記事を組みたいと考えています。
企画コーナーゲスト
出場歌手によるステージの間、曲紹介や応援に留まらずゲストを呼んでの企画が組まれることもあります。平成以降の紅白が主ですが、ゲストを呼んでの1ステージとなると第26回(1975年)の「ベルサイユのばら」(宝塚歌劇団花組・月組、安奈淳、榛名由梨が出演)もしくは第19回(1968年)紅組応援ダンスを披露したレ・ガールズが該当するのではないかと思われます。
特別枠出演歌手
昨年の紅白だと細川たかしやケツメイシ、さだまさしなどが該当します。出場歌手の延長線上として捉える方が妥当ではありますが、企画ステージの1つとして考えるという見解も可能ではないかと思います。
ゲスト歌手
第52回(2001年)で『千と千尋の神隠し』の「いつも何度でも」を歌った木村弓や、第61回(2010年)で「ゲゲゲの鬼太郎」を歌った熊倉一雄、『妖怪ウォッチ』のDream5やキング・クリームソーダなどはこちらに該当すると考えます。昨年の紅白だと、エヴァンゲリオンコーナーで「残酷な天使のテーゼ」を歌った高橋洋子もこちらに入ると考えた方が良いでしょうか。意外と該当者が多いので、後に記事としてまとめることも考えています。
企画進行MC
特別コーナーのMC役として呼ばれるケースも存在します。第50回(1999年)のKinKi KidsやV6、第57回(2006年)のベッキー・キャイ~ン・ほしのあきなどが該当します。近年だと第69回(2018年)、『夢のキッズショー』で大野智と一緒に進行を担当したムロツヨシもその1人と考えます。
海外からの招待
第41回(1990年)~第44回(1993年)は曲紹介だけでなく、ステージまで用意する形で海外のパフォーマー出演が多くありました。ティム・コールのイリュージョン、ショー・コスギとケイン・コスギ親子のアクションショー、ケンタッキー・カントリーのカントリーミュージック演奏、スリの名人ボブ・アーノのゲスト審査員を巻き込むマジック、マイクロ・ジャクソンのパロディーステージなどが組まれています。
アスリート
1990年代のアスリートは『スポーツヒーローショー』などのコーナーでゲスト出演が多くありました。第50回(1999年)の松坂大輔、第44回(1993年)の武田修宏などが該当します。
また第28回(1977年)の王貞治(この年通算本塁打世界記録を更新)、第54回(2003年)の松井秀喜(自宅から随時中継)も応援ゲストとは異なる特別ゲストという名目でした。第70回(2019年)のラグビーワールドカップ2019日本代表19名も観覧席招待だけでなくウラトークやコーナー紹介に「ビクトリーロード」の合唱など番組全編にわたって出演、こちらも特別ゲストとして考えた方が良さそうです。
VTRゲスト
21世紀以降はVTRで映像が事前収録されることも多く、中にはVTRを主体とした特別コーナーが組まれることもありました。
電話・電報による出演
第40回(1989年)では、海外の超大物アーティストであるオリビア・ニュートン・ジョンのビデオレターが紹介されました。確認できる限りこれが紅白最初の著名人によるVTR出演です。第30回(1979年)・第31回(1980年)もヨーロッパから磯村尚徳キャスターが録画出演していましたが、この時は事前録画ではなく生中継前提のやり取りが展開されていました。
それ以前は電話あるいは会場に寄せられる電報での紹介でした。たとえば第25回(1974年)では、この年引退した長島茂雄や現・勘九郎の祖父にあたる17代目・中村勘三郎からの電報が読み上げられています。第29回(1978年)に南極昭和基地からの生電話、音声メッセージは第22回(1971年)で五木ひろしが初出場した際に母親のメッセージが会場に流れるシーンがありました。
VTR出演
曲紹介や取材など、VTRの形で紅白歌合戦に出演したケースも21世紀以降多くなっています。一例を挙げると第63回(2012年)は『ニッポンの嵐「ふるさと」』コーナーで日野原重明や草間彌生など、第67回(2016年)は『シン・ゴジラ』企画で長谷川博己など、第71回(2020年)は坂本冬美の応援で桑田佳祐によるビデオレター出演がありました。
ナレーター出演
NHKアナウンサーではなく、著名人がナレーター出演することもあります。第58回(2007年)では阿久悠追悼映像を西田敏行、「世界に一つだけの花」全員合唱直前の映像を緒形拳がナレーションしています。第66回(2015年)のアニメ紅白では本職の声優が各キャラクターの声を新録、第70回(2019年)は原則梶裕貴・花澤香菜の2人が曲紹介などのナレーションを担当する形でした。
ステージゲスト
作曲家やピアニスト・ヴァイオリニストなどがゲストとして呼ばれるケースも紅白では多くあります。演奏や指揮だけでなく、デュエット歌手にダンサー、小芝居をする俳優が登場するケースもありました。なお、生演奏が原則だった時代の演奏担当(三原綱木とニューブリード、東京放送管弦楽団など)やエンディング「蛍の光」指揮担当はゲストに含まないものと考えます。
指揮者
生演奏が原則だった時代は、作曲家がゲスト指揮者として登場するケースがありました。特に多かったのは第22回(1971年)で、古賀政男・猪俣公章・宮川泰・平尾昌晃など錚々たるメンバーが特定のステージでタクトを振っています。また第63回(2012年)では、ゲスト審査員の菅野よう子が前半ラストの「花は咲く」で指揮を担当しました。
演奏ゲスト
ギターやピアノ・ヴァイオリンなどで著名な演奏者を呼ぶケースが、ステージゲストとしてはもっとも一般的です。紅白で一番最初の例はおそらく第10回(1959年)、第1回日本レコード大賞を受賞した「黒い花びら」を歌う水原弘の応援で登場した中村八大のピアノ演奏ではないかと思われます。
昭和後期以降はアーティスト専属のバンドで登場するケースも増加しています。ただクレジットされるかどうかは回によってまちまちで、実際の出演回数の把握は難しいのが現状です。例えばさだまさしの横でギターを弾くことが多い石川鷹彦は当初何度かクレジットされていましたが、1990年代後半以降はノンクレジットの演奏出演がほとんどになっています。第61回(2010年)から生演奏バンドで出演の福山雅治も、バンドメンバー全員のクレジットは原則第69回以降でした。
ダンサーゲスト
ステージの後ろで、スクールメイツや花柳糸之社中とは異なるゲスト出演のダンサーが登場することもあります。分かりやすい例は近年だと、坂本冬美や米津玄師のステージに登場した菅原小春でしょうか。
迫力満点のダンスばかりではなく、中には小芝居や賑やかし程度での登場もあります。美川憲一のステージに複数回登場したIKKOやはるな愛、近年だと三山ひろしの後ろでけん玉に挑戦する方々もこのカテゴリに入ります。DJ KOOは現在6年連続けん玉で紅白出演中、TRFの3回よりもはるかに多い常連ゲストになっています。
ゲスト歌手
事前に発表された出場歌手と一緒に歌うゲスト歌手も、いわゆるステージゲストに含まれます。第34回(1983年)の岡千秋(都はるみとデュエット)やシルヴィア(菅原洋一とデュエット)、近年だと第70回(2019年)の三浦透子(RADWIMPSと共演)が分かりやすい例でしょうか。これらは上記に書いた企画コーナーのゲスト出演や特別枠と異なるカテゴリと考えた方が良いでしょう。第70回(2019年)のFoorin E(Foorinと共演)や第69回(2018年)のBNK48(AKB48と共演)も、正確にはこのカテゴリに入ります。
中には第54回(2003年)のコロッケ(華原朋美とデュエット)や第68回(2017年)の渡辺直美(AIとデュエット)のように、応援出演を兼ねるケースもありました。
バックダンサー・コーラス
昭和期から演歌系のステージに必ず1つは出演している花柳糸之社中、昭和期の常連であったスクール・メイツやPLレザンジュ、平成期の流石組などが分かりやすい事例です。
ジャニーズ事務所のジャニーズJr.やハロープロジェクトのハロー!プロジェクトキッズなど、事務所単位のバックダンサー出演も平成以降増加します。特にジャニーズはデビュー前にジュニアで紅白出演というケースが多く、より正確な出演回数の把握が困難になっています。
出場歌手のステージだけでなく、企画ステージを担当するバックダンサーも特に平成期は多くいました。近年は企画ステージが特別枠のステージになる傾向にあるので、以前と比べるとシンプルになった印象もあります。
おわりに
いくつかの項目については、また後日特集記事を組む形になると思います。紅白歌合戦の主役はもちろん歌であり歌手でありますが、当ホームページでは応援ゲストなど細かい所についても随時取り上げる形とします。楽しみにしてください。
コメント
いつも興味深く拝見しております! スゴい情報量ですね。この項目に関係はあるような、ない感じの事を記載させて頂きますが、NHKホールのお客さんの反応でいつかトピックス挙げて頂きたいですね。自分がちょっと内心ツボってるお客さんの反応が二つあり、1つは第25回の村田英雄さんの皆の衆の時の最前列にいるおばさんがノリノリで手拍子して、口ずさんでいる所と、2つ目がだ第34回の千昌夫さんの夕焼け雲を歌ってる間奏の時に場内のお客さんを映してる時の満足感たっぷりな表情をした中高年のおじさん達のお顔ですね。たぶん、カラオケで千昌夫さんをよく歌ってるんでしょうかね~(笑)